※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
俺ガイル9巻を読了したカカオでございます。
面白いということもさることながら、読み応えがありましたね。
しかし9巻が最新刊のときに一気に読んでよかった。これがもしあのモヤモヤとした7巻や8巻で終わっていたとしたら、先が気になって仕方がなかったに違いない。
9巻は葉山が気がかりではあるものの、概ねスッキリした感じで終わっていたのでよかったです。
では早速レビューをば。
あらすじ
生徒会選挙以来、上辺だけの関係性を維持する奉仕部に、一色いろはがまたも依頼を持ち込む。
他校と合同のクリスマスイベントを手伝って欲しいというのだ。
部としては断ったが八幡は単独でそれを受けるも、他校との会議は遅々として進まず。
紆余曲折を経て八幡は奉仕部に今回のイベントをどうにかしてほしいと依頼をする。本音をぶつけあった三人。そして雪ノ下と由比ヶ浜はそれを受け、クリスマスイベントは成功した。
そして奉仕部は元の、いやちょっと変わったような気もするけれど、上辺だけではない部活となった。
お、重い、重いぞ……。でも。
7巻の修学旅行から続いている不穏というか重くやや暗めの雰囲気が続いている感じでしたね。
ネタ満載の逆とかは相変わらずなので、そこでバランス取っていますが。
でもこの流れは物語を進める上で必要だったんでしょうなぁ。
雰囲気は暗かったけど、色々と考えさせられる内容でしたし。
アイデンティティクライシス
八幡がここまで自分自身を見つめ直す機会ってなかったですよね。
彼の場合、もう完成されたかのような行動指針があったのですが、それによって修学旅行や生徒会選挙で間違い、その結果が奉仕部の有様となってしまい、見つめなおさざる負えなかったのです。
そして答に行き着き、雪ノ下と由比ヶ浜と本音をぶつけ合った。
ソファで転げまわって落ちてしまうのも無理はないですw
思い返したら恥ずかしいこと言っちゃってんなぁってこと、ありますよ(←自身のトラウマを掘り返してダメージを負っている人)
まあでも、青春だしいいじゃないですか。
大人になったら本音をぶつけ合うなんてこと、なかなかないですし、あったとしたらそれは相当に不味い状況なので勘弁願いたいです(苦笑)
復活の、いや、新生奉仕部
ラストは感動しました。8巻のラストで失われた紅茶の香りが復活したのですから!
八幡は紙コップではなくパンさんの湯のみwになってましたし。
壁を乗り越えて、新たなステージへと上った感じですね、奉仕部。
三浦の出番、求む
奉仕部はこれで丸く納まった感じですが、ここにきて葉山に新たな展開が見えてきましたね。
葉山が動けばその周辺、三浦あたりもきっと何かしらアクションがあるはず。
三浦が奉仕部に依頼を持ち込んだり、とかあったら面白いなぁ。
三浦ってちょこちょこ登場はするし、修学旅行ではここぞってところでよく見てる観察者な一面もあったけど、どこか話の中心とは距離を置いたところにいる感じがするんですよね。
海老名さんみたいにもっと活躍が見たいところです。
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