『弱キャラ友崎くん Lv.2(2巻)』感想。みみみの外向きな明るさと内面の暗さのギャップが超よかった。

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※ネタバレ注意

 

どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。
『弱キャラ友崎くん Lv.2』を読了したので感想をば。

あらすじ

弱キャラ友崎くん Lv.2 (ガガガ文庫)
1巻の終盤で友崎が日南葵を映画に誘った……そのすぐ後から始まったと言っても過言ではない感じで始まりました。

映画に行った後で、感想を言い合う練習をしていたというw

1巻でスポットが当たっていたのは序盤は泉でした。中村の誕生日プレゼントを買うにあたって友崎が協力する流れに。

でも2巻のかなりの部分はみみみ中心に話が動いてましたねぇ。生徒会選挙に日南とみみみが出ることになり、友崎はみみみに協力することにした。

みみみがなぜ日南葵の勝利が濃厚な生徒会選挙に出ることになったのか。

みみみと日南の関係とは…。

頑張りすぎて疲弊するみみみに、友達のたまちゃんは…。

そして友崎は…。

てな感じ。

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!僕が面白いと思ったところや気に入ったところを、エピソードごとにピックアップしていきます。

 

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2巻の面白かったところ

友崎の成長が感じられた。

1巻は友崎が受け身で日南の言われていたことをこなしていた感じだったけど、2巻は友崎が自分自身で考えて、教わったことを実践していく感じだったのが印象的でしたな。

 

日南とみみみのライバル関係を通して浮き上がる日南葵への疑問

この分析は図書室のエルフとか妖精とか常にファンタジーな形容をされている菊池風香によるもの。

日南はみみみをライバル視してないけど、みみみは日南をめっちゃ意識して生徒会選挙に出てるんですよねぇ。

落選後になると陸上や勉強を頑張り始め、そして限界を知る…。

日南葵はというと、たとえ雨が降ろうと陸上の練習をしていて、しかもそれが当たり前のように見えてしまうレベルにまで落とし込まれている。

 

  • ここまで努力をする日南葵って何者?
  • なんでそんなに頑張るの?
  • むしろどーしてそんな頑張れるの?

 

みみみと日南のライバル関係を通じてそんな疑問が浮かび上がりましたねぇ。これについては続刊で明かされているのかもしれませんな。

日南と友崎のスタンスの違い

どっちが間違っているという話ではないんですけど、日南葵はとにかく1番になるために努力している。

一方で友崎は自身の記録を塗り替えることに喜びを覚えて夢中になっている。

これには二つの違いがあって

 

  • 1番に拘る日南と拘らない友崎
  • 努力する日南と夢中になる友崎

 

まぁ夢中になるっていうのは僕がそう感じただけなんですけどね。

ただ、自己最高記録を塗り替えることに喜びを感じるタイプって、周りを気にするより自分一人だけが楽しめればそれでオーケーなタイプのはず。

それは頑張るというより夢中のほうがしっくりくるかなーと。

この違いが落ち込むみみみをどうにかしようとしている仮定で浮上してきました。

ただ、これについては2巻ではとくに深く突っ込むことはなかったですね。

今後の展開への布石、伏線といったところだと思われ。興味深いっすな。

 

みみみの意外な一面が見られてよかった。

2巻で1番の読みどころは、自分の限界を知ってついには部活を辞めるとまで言い出した時のみみみの内面だと思いました。

日南のことは大好きなのに、同じ場所で活動していると差を認識してしまって彼女のことを妬んでしまう。そんな自分が嫌だ、と。

この作品のキャラの中で1番明るいキャラなだけに、ダークサイドな部分のギャップに圧倒されました。

同時に、それは誰しも持っている人間らしい一面なので、解放されてホッとしましたね。

みみみの明るさって色々なことを誤魔化しすぎて人間らしさが欠落してるまであった感じだったんですよ。でも本心が読めてやっと人間と思えたw

まとめ

女子3人とメシ食いに行った友崎くんってもうリア充だろ。