小説書きの発信・発表の方法をタイプ別に分類してみた。

4 min

(2018年7月27日に「動画配信型」を追記)

どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。

僕は小説を読むのも書くのも好きなのでツイッターでは小説書きの方々をフォローしてます。

TLを眺めていると小説書きと言ってもいろんな発信、発表の仕方があるんだなぁと改めて思う日々ですな。

今回は、そんな小説書きさん達を僕の日々の観察による独断と偏見で、発信発表の方法をタイプ別に分類し特徴を書いてまとめてみた。

公募投稿型

孤独です。
でも気楽です。

出版社などが主催する新人賞に自分の作品を投稿してデビューを狙うタイプ。

小説を書いて投稿してしまえば、後は野となれ山となれじゃないけど待てばいいんで気楽ですな。

ネット上にアップするワケではないので、ワケの分からない叩かれ方をされるようなこともありません。

ただ執筆から投稿まで全てが孤独なので、後述するWEB投稿型のような他の小説書きさんとの小説を介した交流などもないです。

近年はツイッター上で小説書き同士で繋がったりしてるので、そこまで孤独感はないけど。

僕がまさにこのタイプ……なんですけど、最近は執筆しても自分だけで楽しんでいたり、このブログの運営が楽しすぎてあまり投稿してないですなぁ。

こんな記事書いたこともあるんで興味のある方はどーぞっ。

WEB投稿型

このタイプの特徴

仲間ができてがんばれる。
もっと上手くいけば書籍化。
下手をこけばバトルだぜ!

自作の小説をWEBにアップして読んでもらうスタイル。

公募投稿型と違って趣味で小説を執筆している人がいるのもこのタイプの特徴ですな。

観察してみると、さらにいくつかタイプが存在するんで僕が好き勝手に分けちゃいます。

小説投稿サイトを利用するスタイル

有名どころだと「小説家になろう」や「カクヨム」、「エブリスタ」辺りですかね。

WEBで小説を連載するために作られているため、WEB上でありながら小説の体を成していて、しかも作者と読者が集まりやすくて交流もある感じ。

カクヨムが特に楽しそうなんすよねぇ。ユーザーがイベントを主催したりもしてて、小説書きさん同士の交流にかけては群を抜いてると思う。

新人賞も多く開催されてますよな。うん。

ただユーザー同士のトラブルもあるみたいで、一部の残念ちゃんがやらかして大変なことになることも。

僕がカクヨムで読んでいたとある連載小説も、変な人がボロクソなコメントしたせいで作家さんの心が折れて連載されなくなってしまた。おのれ……。

カカオ

カカオ

まぁWEBで発信するにはスルー力が必要なんですけどね。小説に限ったことじゃなく。

ブログに投稿するスタイル

あんまいないんだけど一応。

いやゼロではないんですよ?

ブログ村とかのランキング見れば、今もブログにアップしてる人はいるはず。

ただ、ブログってやっぱり「記事」が向いてるんですよねぇ…。

長編になって何記事にも及ぶと読みにくいのが1番の難点。投稿サイトの使い勝手にブログは勝てないっすよ。

ブログのメリットは収益化できるぐらいかな……。

カクヨムで収益化が可能になったようです。

note

2016年にブロガー界隈でバブルとなって、今やその存在が定番になっているnoteです。

小説の連載においては「ブログに小説投稿するよりはずっと使いやすいけど、投稿サイトには負ける」って具合っすね。

noteの特徴は「作品の販売」と「クリエイター支援」ができることにあって、その「作品」というのが小説だけを指すワケじゃないんですよ。

ちなみに……

売れると嬉しいっす(こなみ

現在でも小説を執筆、noteにアップしている方々はいます。

作家の数が増えているかどうかは分からんですが、僕はnoteは割と有望じゃないかなーと見ている派ですね。

カカオ

カカオ

もしnoteの特徴がそのままカクヨムやなろうに実装されたら最高だと思うんですよなぁ。

自費出版型

このタイプの特徴

己で稼ぐ。

出版社からのデビューではなく、自分で作品を販売していくタイプ。

このタイプは収益に重きを置いているように見える。

最近の出版不況を見ていると、分からんでもない行動ですなぁ。超絶難しそうだけど。

いくつかのスタイルに分かれているので個別に解説していきます。

電子書籍で売るスタイル

電子書籍化して販売サイトを通じて売っている作家さんも珍しくなくなりましたなぁ。

Kindleにして売るKDPがやはり多く見る気がしますけど、ほかの販売サイトもちらほら。

観察している限りでは、売り上げはあるけどなかなか頭角を現すことができていない印象。

余談だけど

素人だからと買わないのはどうかと思うよ。

みたいなツイートを僕は見たことありますが、うーん。

いやぁ、表紙とか出版社のネームバリューは大切だと思いますよ僕は。

紙で自費出版するスタイル

やめておけ。

note

再び登場noteです。

まぁ書いて売るんすよ(ザックリ)

電子書籍と違って体感的にはブラウザから読む感じ。noteのアプリもあるけど、ブラウザ感覚っすよねアレ。

作家さん

作家さん

ここから先を読むのは有料です。お金払ってねっ!

カカオ

カカオ

うっす。

みたいな感じだと思っていただければ。

僕はnoteをいくつか買ってますけど、クリエイター同士で直にお金のやり取りをしてる感じが楽しいぞいっ。

ただ、小説を売って稼ぎまくってる人は今のところいないっぽい。

プロブロガーのnoteが売れまくってるっていうのはよく聞きますけど。

同人誌にして売るスタイル

文学フリマとかですな。

これは収益度外視でとにかく楽しむのが目的なんじゃないかなーと。

いやホント、めっちゃ楽しそうよね。

ただこのためだけに小説を書いている人っていうのはいなさそう。他のタイプと併用する感じになるかと思われ。

動画配信型

このタイプの特徴

時代を先取りしていくスタイル。

Youtubeで小説を執筆してる様子を配信してる作家さんがいたので、タイプに追加しときます。

たぶん少数だと思うんですけどね。いやぁ時代っすねぇ。

ヴァーチャルYoutuber的なノリでもやれそう。

ただ書いた小説は普通に投稿サイトにアップするパターンのようなので、後述する「複合型」かなとも思う。

カカオ

カカオ

動画はあくまでも小説を発信する際の補助のような位置付けに見えたね。うん。

複合型

このタイプの特徴

二刀流は当たり前。
なんなら三刀流もやってみせるぜ。

ここまでいろんなタイプを解説してきましたけど、WEB投稿型と公募投稿型の両方だったり、WEB投稿型だけどカクヨムとnoteを使っていたりと、複合的なスタイルを取っている人も多いです。

というか複合型が1番多そうな気がするんすよね。パッと見た印象だけど。

例えば投稿サイトって異世界モノが支持される傾向にあるんで、ミステリー書いている作家さんが公募にもチャレンジされてたりとか。

個人的には1つのタイプに固執するより、いくつか渡り歩いてみて、自分の合うスタイルを見つけるのがいいと思います。

まとめ

僕は小説は書いているんだけどなんだか最近自分だけが楽しい感じでどこにも発表してないんで、こうしてまとめれば発信する先が見つかるかなーと思って分類してみた。

……うん、今んところ僕が楽しけりゃいいやw

【おまけ】我が道を行くタイプが楽しそうな件

僕がフォローしている小説書きさんの中に、趣味で小説を書いていてなろうにアップしたり文フリに参加したりしてる方がいるんですけど、マイペースに創作を楽しんでいる感じがとても楽しそうなんですよねぇ。

執筆のことで悩んでも、悩んでいる時間すら楽しんでる感がツイートに出ていて素敵過ぎる。

僕が行き着く先かも。

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