※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『エロマンガ先生10』を読了したので感想をば。
あらすじ&感想
ムラマサがマサムネと自分をモデルにした超絶えっちぃ小説を途中まで書いて、あまつさえそれが発売するか否かまで話が大きくなる。
けれど最後まで執筆するには、マサムネと文化祭に参加して「青春」を味わう必要があるとのこと。
マサムネは紗霧(タブレット)やエルフ、めぐみなど、などのいつものメンバーを連れて、ムラマサが通う学校の文化祭に突撃する……
って展開のお話でした。
アニメを見た方も知っての通り、他作品のネタをブッ込んでくるんですけど、10巻でも変わらず。
食戟をチョイスする辺り、中の人が中の人だからですかね。
アニメ化した暁には「おあがりよっ!」とか言ってくんないかなw
もちろん他作品ネタ以外の本筋も面白かったです。
表紙にある通りムラマサ先輩がメインで、彼女の意外な一面が描写されていて笑えて楽しく、感動させてもくれました。
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
マサムネと紗霧の恋人&婚約関係は相変わらず
9巻が発売してから1年以上経ってたんですっかり忘れてたんですけど、マサムネと紗霧って恋人でしかも婚約までしてたんですよな…。
まぁ婚約っつっても口で言ってるだけなんでアレですけど。
ただ恋人っぷりは本編中でこれでもかってぐらい出てくるんで、紗霧推しの人は歓喜ですな。
ちなみに僕はエルフ推しなんですけど、戦況はどうなんでしょ。
何気に10巻では文化祭のミスコンで優勝したりと活躍はしたけど、マサムネ関連となると分からんすねぇ。
ムラマサ先輩は小説で堕とすスタイル
今回問題になったムラマサ先輩が書いたえっちぃ小説は、マサムネに読ませることで自分に惚れさせる狙いがある。
というかそれしかないw
ただ、第三者が読んでもとんでもない代物らしく、編集者が大騒ぎして大変だったワケですな。
この「小説を読ませて惚れさせる」っつうのは、めっちゃドキドキすると思うんすよね。
登場人物は見知った人間。
そして描かれるのはこれでもかってぐらいの超絶技巧なアレコレ。
アレコレはムラマサ先輩の頭の中であり、マサムネとやってみたいこと。
もっと言うなら、
「自分と付き合えばこんなこと出来るよ?」
っていうお誘い。
っべーわ。
超っべーわ(語彙
マサムネが揺るがないのは分かってた
最近は多いのかどうか知らないけど、優柔不断な末に誰も選ばないラノベ主人公とマサムネは違いますなぁ。
紗霧だけと決めていて揺らぎこそするけど最後は紗霧を選ぶ。
それはもう紗霧との日常や、ようやく手に入れた家族の団らん風景で読者としてはよーく分かる。
たとえムラマサ先輩がどんな小説を書こうとも、マサムネは揺るがないだろうなぁと。
その「揺るがないマサムネ」がいることで、物語に安定感が生まれていると僕は思うんですよね。
優柔不断でしかも鈍感な主人公だったりすると、
「で、誰にするん?お??」
と思ったりするけどw
この「終わりが分かってるけど面白い」と思える感じは、まるでジャンルは違うけど水戸黄門とかの時代劇に似てるなぁと思ったり。
『エロマンガ先生10巻』感想|まとめ
この記事では『エロマンガ先生10』の感想を書いてきました。
個人的には、マサムネと紗霧、京香さんの家族団らんなシーンがよかったですな。うん。
▼他の巻の感想