【体験談】清掃のバイトはこんな感じ【清掃業界の未来は暗そう】

5 min
カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、掃除は割りと好きなカカオです。

僕は以前、マンションで清掃員のアルバイトをやっていました。

「黙々と作業できて接客みたいな辛さは無さそう」と思って始めてみましたが、清掃には清掃なりの辛さがありましたね。

また、先行きが暗い業界なのも印象的(苦笑)

というワケで今回は…

  • マンション清掃員のバイトの仕事内容
  • 仕事を通して分かった清掃業界の暗そうな未来

この2点について書いていきます。

なんか単純なバイトしてぇなぁ…そうだ掃除の仕事とかどうよ!

って考えてる方の参考になれば幸い。

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マンション清掃のバイトはこんな感じ

仕事内容

仕事内容はザックリと以下のような感じでした。

  • 掃き掃除
  • モップがけ
  • ゴミ置き場の清掃

掃き掃除は主にマンションの敷地内でした。

モップがけはエントランスやマンション内の廊下など。

ゴミ置き場の清掃は、ごみ収集車が回収しおえた後に散らかっていることがあるので掃除したり。

基本はこんな感じなんですけど、月に1度照明を外して掃除したりとか、細かい作業は他にも色々ありました。

とはいえ「掃き掃除」と「モップがけ」が全体の7~8割って感じでしたね。

カカオ

カカオ

特に難しいことは無かったなぁ。教えれば中学生だってできるはず。

清掃バイトの良かったところ

とにかく単純作業ばかりなので、覚えるのに苦労することが無かったのが良かったです。

窓ふきにプロっぽい道具を使ったときに戸惑ったぐらいですねw

カカオ

カカオ

あと僕が働いてたマンションは、清掃員1人で作業するので割とマイペースに動けたのもよかった。

清掃バイトの微妙だったところ

  • 想像以上に体力勝負
  • 秋は落ち葉掃きで超大変
  • 単純作業の連続で飽きる

特に夏は暑さで体力めっちゃ持ってかれるんで注意です。ただの掃き掃除だからって舐めてると痛い目見ますよ。

そして秋の落ち葉。マンションの近くに公園があって、そこから落ち葉がこっちへ…。

延々と続く落ち葉掃きもまた、体力消費が激しいです。

ただ落ち葉についてはマンションの立地次第ではあまり発生しないかもしれません。

そして単純作業の連続で、作業そのものに飽きてくるという。

カカオ

カカオ

メリットでもある「単純作業」が、デメリットにもなり得てしまう…

良いのか悪いのか判断しにくいポイント

「良い場合もあれば悪い場合もある…」

みたいな単純にメリットとデメリットに分けられない部分を挙げていきます。

  • 管理人の存在が肝になる
  • 住民には良い人もいれば微妙な人もいる
  • 同僚次第で労働の難易度が変わる

1つずつ見ていきましょう。

管理人の存在が肝になる

マンションにもよると思いますが、僕が働ていたところは管理人が時々指示を出してくることがありました。

特に難しいことはなかったし、優しい人なので助かってましたね。

ただもし管理人が口うるさい人だったらと考えると辛くなる恐れも…。何かと関わるので管理人の性格が肝になります。

住民には良い人もいれば微妙な人もいる

マンションの住民から差し入れを頂くことがしばしばありました。夏場にジュースや塩飴を頂いたときは特に嬉しかったですねぇ。

逆にごく一部ですが嫌な感じの人も…。

最悪だったのが「ハチの巣を駆除して」と言われたときですね。

箒で叩き落して殺虫剤で処理しましたけど、どう考えても専門業者がやる仕事です。そこまで大きな巣じゃなかったとはいえ、万が一刺されでもしたら大変…。

同僚次第で労働の難易度が変わる

僕が働いていたところは一人で作業するスタイルで、ほぼ1日置きで交代してました。そう、僕がいない日は別の清掃員が作業をしていたワケです。

これが難しいところで、普通に働いてくれればいいんですけど、サボり魔みたいなのが同僚だった時期は地獄でした。

現場を見れば分かるんですけど、明らかにやってないんですよねぇ…。

カカオ

カカオ

ただサボり魔は管理人から会社へクレームが入ったりで、割と早めに辞めていくのがパターンだったなぁ。わずか数回の勤務で辞めた人も…

清掃バイトが向いている人はこういうタイプ

以下の2点を満たしているなら、清掃バイトは余裕だと思います。

  • 体力に自信がある
  • 挨拶ができる
  • 単純作業をずっとやっていても平気

でも勤務時間が3時間など短めなら、体力はそこまで考慮しなくても大丈夫かもしれません。

僕のところは8時半から16時半までだったんで(苦笑)

ちなみに挨拶は住民とすれ違うときなんかに「こんにちは」と言う感じ。これ基本なんですけど意外とできない人が多い…。

さて、向いているタイプについて解説してなんですが、

ぶっちゃけ清掃業界の未来って僕は暗いと思うんですよね…。

なぜなのか。

以下から清掃業界について解説していきます。

これから清掃員をやろうと思う方は参考にどうぞ。

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そもそも僕が清掃員をやろうと思った理由

清掃員の前に僕は接客業をしていたんですけど、日々のクレームの嵐とその処理に嫌気がさして辞めました。

そんなワケなので当時の僕の希望は以下の通り。

  • 正社員に興味ない。バイトでええよ
  • 人と関わるのはもうイヤなのです…
  • 単純作業

とりわけ「単純作業」に僕は並々ならぬこだわりを持っていました。

ベルトコンベアで流れてくるペットボトルにオマケをひたすらくっつける作業とか、

ベルトコンベアで流れてくるお弁当に梅干しを乗せる作業とか、

ベルトコンベアで…

僕はベルトコンベアに恋をしていたのかもしれない。

が、結局は僕の片思いで終わりました。

僕の探し方が悪かったのか、ベルトコンベアとのラブラブ仕事は見つからず。

唯一見つけた単純作業らしい仕事が「マンションの清掃」でした。しかもうまい具合に

  • 自宅から自転車通勤が可能
  • 時給は前の仕事より高い
  • 単純作業←これ大事

って条件が整っていました。素晴らしい。

ベルトコンベアへの未練など全く感じることなく、僕はすぐさま求人サイトに記されている電話番号に電話。

採用担当の方とコンタクトを取り、面接の日程がすぐに決まった。

合否の結果も何もあったもんじゃない清掃業界

後日。

清掃会社へと赴いた僕だったんですけど、普通の一軒家が会社であることに驚きました。

僕の見識が狭かったのです。

世の中には大なり小なり多くの会社があるということなのね。

が!

採用担当者「ええと、カカオさんですね」

カカオ

カカオ

は、はい、よろしくお願いします(おっ、そうだ、履歴書だよ履歴書……)

採用担当者「じゃあ出勤日なんですけど」

カカオ

カカオ

えっ?

まだロクに話してないどころか履歴書を出す前に「出勤日がいついつだけどどう?」と聞かれました何それどゆこと?

これも僕の見識が狭いの!?

いやいやそれは違うと思うのですよ。

鞄の中をゴソゴソした姿勢のまま硬直してしまった僕を誰が責められよう。

呆気にとられつつ自分の都合を伝え、その場で初出勤日が決まりました。

本来面接にあるはずの「合否の結果」という段階がすっ飛ばされ、「合」だけになっているのが気がかりで仕方なかったが…。

もしかすると「来るもの拒まず去るもの地の果てまで追う」タイプの会社なのでは…。

人手不足でもがいている会社は往々にしてこういうタイプが多いと聞きます。

一抹の不安が僕の頭から離れなかった。

「この業界は人いねぇんだよ」

後日談。

後々になって面接のときのことを社員に訊いたらこんな答が返ってきました。

「この業界は人いねぇんだよ」

わかりやすっ!

僕の予想は半分ぐらいは当たっていましたけど、会社ではなく清掃業界全体で人手が足りないとのことだったとは。

例えば僕が掃除していたマンションだと、月に一度徹底した清掃が行われていました。

社員が二人ほど来て、エントランスのワックスがけからドラム缶みたいなデカい清掃器具を使ってそこらじゅうをキレイにするのです。

(…あのドラム缶みたいなお掃除マシン使ってみたかったなぁ)

この清掃が行われる時間帯が午前四時からお昼まで。

それが終わるとまた別の現場へ行くことが普通にあって、さらに別の清掃が重なったりすると寝る時間もないことだってあるのだとか。

「給料やすぃんだよ…」

極めつけはコレ。

「給料やすぃんだよ…」

分かりやすっ!

いやでも、分かりやすいことが人手不足の原因なんですよね。

でも、分かりやすいのに解決策が分からない。

要は、仕事がヘビーで給料はリーズナボー。

だから人がいない。求人出しても人がこない。

まとめ

ってな具合に人手不足らしい業界なので、求人を見つけて電話・面接を経れば採用される可能性は高いと思います。

気になる方は求人サイトで探してみてください。

ただ、決して未来が明るい業界ではないんで「バイトするかー」ぐらいのノリが良いと思います。

ガチで社員目指すとかはオススメしません。

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