どうもお疲れ様、元古本屋店員のカカオです。
皆さんは初めてバイトしたときのことって覚えてます?
僕は初めて接客したときのことが強烈に印象に残ってますなぁ。
今回はそのときの「人生初のレジ打ち経験」について語っていこうかなと思います。
初めてアルバイトする人の参考にでもなれば幸いっす。
接客する前からガクブル
レジというとコンビニやスーパーなど多くの店舗にあるけど、僕が初めてレジ打ちをしたのはとあるチェーン系古本屋のレジ。
関連記事:古本屋のバイトってどんな感じ?経験者の僕が語ろう。
今考えてみると取り立てて難しいシステムではなかった。
でもそれまでレジ打ちはおろか労働経験が短期バイト程度だった僕にとっては未知の領域……
ガクブルだった(苦笑)
普段は当たり前のように利用しているレジですが、店側から見るともはや精密機械……
クレジットカードとか恐ろしすぎてヤバイw
ついにお客さん第1号がレジへ!
お客さんが来るまでの間は本に値札をつけたりして束の間の平和を味わっていたのですがw
ついに僕にとってのお客さん第1号がレジへ……!
若い女性のお客さんでした。本を一冊手にしていました。
僕がレジの前に立ち、後方では不測の事態に備えて先輩がスタンバイ。
僕「い、いらっしゃいませ(←引きつりまくりのスマイル)」
客「お願いします」
僕「はいっ……ええと……」
本の裏に貼ってある値札を確認。
ポチ……ポチ……ポ……と、
恐ろしくぎこちない手つきでレジ打ちを開始する僕。
ゆ、指が震えるんですけど!?
僕「○○○円でございまっす…」
客「…………(無言で小銭をレジへ)」
お客さんが財布を穿り返している間に僕は本をビニール袋へIN。
本を持つ手がスプーンでプリンを突いたみたいにプルプルする。
僕「○○○円お預かりしますすすっ…」
お金を受け取り再びレジ操作へ。
金額を入力してPCで言うところのエンターキーをポチッ。
ガショーン!(←レジの引き出しがオープンする音。この音で凄まじく驚く僕)
レジからお釣りの金額分だけ小銭を取り出す。
ここでも例によって緊張によるシェイクハンド現象が発動。
僕「○○円のお返しです…」
お釣りをお客さんに渡し、本を入れたビニール袋をお客さんにススーッと近づける。
僕「こっ、こちらお品物です。ありがとうございましたあぁぁあああ」
奇妙に上ずった声になってしまったのを今でもはっきりと記憶しているw
この後、思いもよらない事態が起こった。
まさかの応援!!
本来なら無言で立ち去るであろうお客さんが僕に向けてこう言った。
客「ありがとうございます。がんばってください」
僕「!?」
驚愕しつつ高速で「いや」「どうも」などと呟きつつお辞儀をするので精一杯でした。
まさかお客さんから応援していただけるとは。
そんなこともあって、その後のレジ打ちはぎこちないながらも緊張は少し和らいで進めることができました。
【あとがき】
とにもかくにも運がよかった。初のお客さんがあんなに優しい方だったのですから。
やはりお客さんによっては僕みたいなガクブルレジ操作をやられちゃ不安に思う人だっているだろうし…。
ちなみにレジ打ちなんですが、一日中打っていれば慣れることは可能だった。
もちろん店舗や業種によって難易度は変わってくるだろうけど、小売店の場合はそこまで差はないはず。
まあ、お金を扱うので慣れたからといって完全に緊張は解かないほうがいいけどね。
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