カカオ
どうもお疲れ様、小説大好きなカカオ(@kudoshin06s)です。
本が好きな人なら1度は「本屋でアルバイトしてみたい!」って思ったことがあるのでは?
店員さんをパッと見る限りではなんか楽そうですよね。
僕はそう思って、実際に2年間古本屋でアルバイトをしたことがあります。
先に結論を言ってしまうと…
そんな感じです。
でも「楽そうだから」と思って始めたのは間違いでした。結構体力使ったんで…。
とはいえ作業自体は簡単なものがほとんど。特別な知識は必要ないのでどうってことはなかったです。
カカオ
というワケで本記事では、古本屋の仕事内容について経験者の僕が具合に解説します!
目次
古本屋のバイトの仕事内容を解説します
どんな仕事以前に、まず探せなければどうしようもありません。
僕はというと、求人系のフリーペーパーで募集を見つけて電話・採用となりました。
お店によっては店舗に求人の募集ポスターを貼っているところもあります。
ただフリーペーパーや店舗だと載ってる求人の数が少ないんで、数多く探すなら求人サイトを利用するのをオススメします。
古本屋の主な仕事内容
では具体的に仕事内容をば。
僕が働いていたお店のことなので、他とは違う場合もあると思いますがご了承ください。
あと新刊の書店とはめっちゃ違うと思うんでよろしくです。
- 販売(レジ打ち)
- 買い取り
- 出張買い取り
- 買い取った物の商品化
- 品出し
- 掃除
- レジ開け・レジ締め
- 棚卸し
1つずつ解説していきます。
販売(レジ打ち)
お客さんが商品をレジに持ってくるんで、それをレジにて処理・袋に入れて渡す。
基本はそんだけです。
え、レジ打ちをやったことがない?
大丈夫、僕も初めてのレジ打ちのときは緊張&苦戦しましたし、数をこなしていくうちに慣れました。
最初から上手い人なんていません。
カカオ
ただ独自のポイントカードを扱っていたりすると「ポイントカード作りますか?」っていうあの面倒なやり取りが発生する…。
買い取り
古本屋と言えば買い取り。
買い取りのオペレーションについては詳しくは言えませんが、やり方さえ教わればできます。
お店によっては機械でバーコードをピッと読み込むだけで終わってそうなところもありそう。
僕のところは本は実際に手にとって査定してましたけど、CDやゲームは専用の端末でバーコード読み込ませてすぐさま査定できるようになってました。
これはお店によってやり方違ってきそうですね。
出張買い取り
免許持ちだと出張買い取りに行くことになってました。
お客さんのお宅にお邪魔して、本などを査定、その場で査定額を渡します。
店で査定するのと違って毎度環境が変わるんで色々大変。
玄関先で査定することが1番多かったんですけど、部屋にお邪魔することも珍しくはありませんでした。
普通の買い取りに車の運転が加わっただけ…と思いきや、出張買い取りを利用するだけあって本の量は基本多かったです。
極めつけは用意しておいた段ボールにひたすら本を詰めて、台車に乗せて車まで運ぶ。
車に入り切らなくて2往復したこともありました。出張買取りはとにかく体力を使います。
カカオ
僕は働き始めて4ヶ月ぐらいから行ってたんですけど、1日の仕事量のうち半分以上が出張買い取りで終わったときも(苦笑
買い取った物の商品化
買い取った本などに値札を張り付ける作業を指します。
- 本なら値札を貼る
- CDとかゲームはビニールでくるむ
- 値段の高い物は中身を抜いて別の場所にしまう
とかしてましたねぇ。
地味ぃな作業です。単純作業が好きな方には向いていますね。
品出し
商品化した物を棚に置いていく作業です。
それ以上でも以下でもありません。
接客じゃない上に簡単な作業ではありますが、ある程度スピーディーにこなす必要はありました。慣れですね。
カカオ
ぶっちゃけ楽な作業なんで、永遠にやっていたいまであったw
掃除
開店前と閉店後、あと夕方にも軽くやっていたのが掃除です。
- 床のモップ掛け
- トイレ掃除
- 店の外の掃き掃除
ぐらいでした。特に難しいことはありません。
レジ開け・レジ締め
これもバイトがやってました。
が!
僕はほとんどやったことないんですよ。
出張買い取り要員だったんで、車の準備したりその日行くお客さんちの場所を調べるのが僕の日課でした(苦笑)
ただやり方さえ覚えれば普通にこなせる作業だったはず。接客のほうがよっぽど大変だと思われ。
棚卸し
基本1ヶ月に1回やって、年に1回大規模なのをやってました。
大規模なのは閉店して、その後夜中から朝まででしたね。
棚にある商品をひたすら数えて記録していくだけの地味な作業です。
ただスピードも同時に求められるし、単純作業がずっと続くんで大変でした。
古本屋バイトで良かった3つのこと
- 本好きの僕、歓喜
- 何が流行っているのか感じ取れる
- 商品を把握してるんで買い物しやすい
1つずつ見ていきましょう。
本好きの僕、歓喜
小説好きの僕が、文庫本がギッシリ詰まった棚を見て喜ばないワケがない!
あとゲームや音楽も基本好きなんで、品出しのときは最高でしたなぁ。うん。
何が流行っているのか感じ取れる
自分が知らないことも知れる機会が多かったです。
例えば流行っているゲームや売れているビジネス書などなど。
買い取って棚に出してすぐさま売れると
「あ、流行ってるんだな」
ってのが伝わってきて面白かったですね。
カカオ
自分が得意のジャンルだと「これ今売れてるんですぐ商品化して棚に入れといて!」とか指示してたりも。これも楽しかったなぁ。
商品を把握してるんで買い物しやすい
他の店はどうだか知りませんけど、僕が働いてたとこはスタッフも普通に買い物してオーケーでした。
そして日頃から店内の棚を眺めている僕には、どこに何があるのか、何が入荷したかは結構分かっているんで買い物しやすいw
まぁお客さん優先なので、その日入ったものをすぐさま買ったりは遠慮してたけど。
カカオ
これでスタッフ割があれば…。
古本屋バイトのきつい3つの所
古本屋でバイトをしていて辛かったのは以下の3つです。
- 接客なのでクレームはある
- 腰を痛める可能性がある
- 免許持ってると出張買い取りに行かされる
接客なのでクレームはある
うん、クレームは辛い(こなみ
古本屋の場合だと、買い取り金額が安い!って感じのクレームが多かったですねぇ。
これはもう納得して頂くか、納得が無理なら帰ってもらうっきゃありません。
僕は2年間働きましたが、この手のクレームは2回か3回ぐらいあったかな?って感じ。
でも僕の運が良かっただけで、結構クレームを受けているスタッフもいました。
カカオ
まぁ僕は出張買取で店にいる時間が短かったからなぁ…
ちなみに出張買い取りに至ってはクレームゼロでしたね。
不思議と出張買い取りはお客さんに恵まれてました(差し入れを頂くこともあったり)
腰を痛める可能性がある
僕は幸いなかったんですけど、本が入った段ボールを持ち上げて腰をやっちまったスタッフがちらほら…。
接骨院の常連になっている人もいましたね。このバイトさえやってなければ…と思わずにはいられません。
本が入った段ボールって重いんですよねぇ。間違っても2つ重ねて持ったりしたらダメ。
たとえ1つでも台車に乗せて運ぶべし。
カカオ
腰痛めるとホント辛そうだったな…
免許持ってると出張買い取りに行かされる
免許持ってる人は覚悟しておいたほうがいいです。
運転苦手な人にとっては嫌だろうなぁ。
僕も正直言って最初、出張買い取りって嫌だったんですよ。
全然知らない道走るのなんて迷いそうだし、本屋の店員のつもりで働き始めたのに…って。
けどいざ出張買い取りに行ってみると、未知との遭遇がたくさんあって、しかもお客さんは暖かいタイプの方が多くてよかった。
やってみないと分からないですなぁ。うん。
ただ働いてる感覚は本屋というより運送に近かったですねぇ…。
外に出るんで夏は凄く暑いし冬は寒いですし、場所によっては車を駐車する場所を捜すことになったりも。
カカオ
嫌な人は嫌だろうなぁ…。
古本屋のバイトは、出張買い取りに行くか行かないかで難易度が変わりますね。
- 行かない人は難易度:低
- 行かされる人は難易度:中~高(運転スキルによる)
こんな人に古本屋のバイトは向いてる!
- 接客ができる
- 体力に自信がある
- 本が好き
特に「体力」と「接客」は欲しいところです。
数日や1日で辞めてしまった人が何人かいましたけど、接客が苦手そうな人は長く続かない仕事ですね。
体力は何気に使いました。お客さんが大量の本を持ってきたりすることも結構あるので、それを運んだりすることもしばしば。
本の重さ舐めてると痛い目見ますよ…。
まとめ
総じて言うと、古本屋のアルバイトは結構楽しかったです。
やはり僕が本好き・ゲーム好きだったのが大きい。
余談だけど僕、PSP本体を自分のお店で買いましたからねw
仕事の難易度は基本低めなんですけど、やはり出張買い取りに行かされるかどうかで大きく変わります。
あとクレーマーに遭遇するかどうかは運です。幸運を祈る!