『妹さえいればいい。13』感想。主人公になりたい京に読み応えあり!

※ネタバレ注意

 

カカオ
どうもお疲れ様です。
妹さえいればいい2期を待ち望んでいるカカオ(@kudoshin06s)です。
妹さえいればいい13巻

妹さえいればいい。13』を読了したので感想をば。

『妹さえいればいい。13』感想

あらすじ

12巻で伊月と那由多を巡る物語は区切りがつきました。

じゃあ13巻はというと、未だ区切りのついていない京を中心に春斗、千尋も描かれてる感じです(でも伊月も活躍するよ!)

春になり、京は出版社で働き始め、

千尋は大学に入学してTRPGサークルに入った。

春斗は新シリーズを発表。

伊月は10万文字のラブレターを執筆したことで何か見つけつつあるようで、頑張って小説を書いていた。

こんな感じ。

感想(ネタバレ要素薄め)

あらすじだけ見ると、まるで新章が始まったかのように思えてなりません。

が!

もう完結目前。

しかも13巻を読み終わってみれば

「あれ、これでもう完結でいいんじゃ…」

って思いたくなるほどにキレイな終わり方!

でも12巻も完結みたいな終わり方でしたねw

京が悩みながらも頑張って、でも挫けそうになったりしているところが本当に良かった。

編集者となった京と、担当することになったラノベ作家のやり取りはとても読み応えがありました。

編集者視点だからこそ見えた景色もあれば、ラノベ作家の憤りもまた「そうだよね…」って思えて胸が苦しくなりましたね…。

そこをどう乗り越えるかが、たぶん編集者の腕の見せ所なんじゃないかなーと思ったり。

当たり前だけどこの作品はラノベ作家さんが書いているワケなので、よくぞここまで編集者視点で執筆できたなーと関心しました。凄い。

ちなみに読了直後に僕は以下のツイートをしました。

最っ高だった!

 

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

妹さえいればいい。13 (ガガガ文庫)

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『妹さえいればいい。13』の良かったところ

  • 悩める新社会人の京
  • 妹が妹に授乳www
  • 京(編集者)とラノベ作家のギスギスしたやり取り
  • 春斗渾身の告白
  • 「主人公になりたい」京と伊月のタッグ
  • 妹 オブ ザ デッド

悩める新社会人の京

出版社で働き始めた京が担当のラノベ作家と衝突、

それを難なく丸く納めた先輩社員を見て、自分は無力だと感じて落ち込んだりしたところ、読んでてグッときましたなぁ。

 

分かる。。。

 

社会人の読者は共感する人多そうな気がします。

担当のラノベ作家がいつぞやGF文庫を追放された高校生作家だったのも良かった。

一緒に作品を創りたいという京の思いが叶ったのと、

そこから「現実は厳しい」ということを京が体験したことが。うん。

妹が妹に授乳www

13巻は全体的にシリアスな空気感なんですけど、千尋が栞に授乳(母乳は出ないけど)してるシーンには爆笑しましたw

カカオ
やはり「妹さえいればいい」はこういうブッ飛んだことやってくれないとね!

京(編集者)とラノベ作家のギスギスしたやり取り

実際の編集者とラノベ作家がどうなのか分かりませんけど、京とラノベ作家のメールでのやり取りにはリアルを感じました。

編集者の要望に対し、ラノベ作家は思うところあって応えない。

ラノベ作家の要望は無理難題で、一応は対応してみるが案の定ダメだった京。

でもラノベ作家から見ると、京の説明には「なぜダメだったのか」が不足していたり。

別に編集者と作家に限った話じゃないけど、意志疎通の難しさを思い知らせましたねぇ。

カカオ
この辺りはマジで読み応えあった!

春斗渾身の告白

まさか春斗の口から「ヤリチン王子になりたい」なんて叫びが飛び出すとは思わなかったw

でも春斗にそう叫ばせるほど、やっとデートにこぎつけたのに京からは仕事のことで相談されまくるだけ。

この「良い人」止まりの状況は、叫びもしなけばこのまま続いてしまう……

そんな春斗の危機感と絶望が伝わってくる感じが僕的にストライクでした。

「主人公になりたい」京と伊月のタッグ

伊月が京の良いところを「バカ」だと言って京覚醒。

そこから京が伊月の10万文字ラブレターを出版したいと申し出てタッグ状態に……

作品名は「主人公になりたい」

 

読んでて泣いたわ。

 

「主人公になりたい」ってこのシリーズのコアだと思うんですよね。

それをしっかり回収して、しかもダブル主人公のような具合に展開、タッグを組ませるとか、離れ業過ぎて脱帽です…!!

妹 オブ ザ デッド

感動した後に待っていたのは、実にこのシリーズらしいブッ飛んだオマケのお話でしたw

ドラマCD付き13巻のCDを小説にしたものだったんですけど、めっちゃ笑わせてくれましたね。

カオスな脚本とウェイで盛大に笑いました。

終わり方の酷さもヤバい。

カカオ
確かに本編を読み終わった後、時間を置いてから読んだほうがいいかもw

『妹さえいればいい。13』の微妙だったところ

ないです。

シリアスながらも皆でゲームする所もあったしメシ描写もしっかりしてて、いつもの展開も押さえてましたし。

カカオ
ぷりけつが登場しなかったのはちょっと寂しかったけどw

『妹さえいればいい。13』内容まとめ(という名の自分用メモ)

  • 京は働き始めた出版社でGF文庫を追放された作家を担当することになった
  • 春斗が改めて京に告白。今は仕事優先だけどいずれは…という感じ。進展!
  • 色々あったけど追放作家の本は売れた
  • 伊月の助言で京覚醒
  • 京の発案で伊月の10万文字ラブレターが本になる
  • 10万文字ラブレターこと「主人公になりたい」大ヒット
  • そして3年経った

こんな感じ。
万が一14巻の発売が1年後になったとしても、ここに挙げたことを読み返せば大丈夫(なはず)

3年経ったところをザックリ描いて完結!って感じなのかと思いきや、14巻に続くっぽいです。

カカオ
どう続くのか気になって仕方ない…!
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