※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
今回は……
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ3』を読了したので感想をば。
先にサクッと結論を言っちゃうと
- 沖縄!海!水着!
- 黒羽ヤケクソになってないかw
- 白草がとにかくよかった!
こんな感じ。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ3巻』感想
あらすじ
2巻のラストで黒羽による記憶喪失でっち上げがバレた結果、3巻ではそれをどうかと思った末春が怒って喧嘩に…。
群青同盟では沖縄でのMV撮影が決まり、海だ水着だのとテンションが上がる末春w
黒羽との喧嘩を気にしつつ、白草のことも気になって…。
こんな感じ。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
あらすじにもある通り、黒羽と末春が喧嘩しちゃったんですよねぇ。個人的には意外な展開でした。
2巻単体で見ると「黒羽は上手くやった!黒羽策士!」なんて具合だったんで、3巻になった途端にひっくり返るとは驚きです。
沖縄でのMV撮影の模様は面白かったですねぇ。
テンションは部活合宿みたいな感じで、海に水着にと鉄板イベントながらも楽しめました。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
おさまけ3巻の面白かったところ
おまさけ3巻で僕が面白いと思ったのは以下の5つです。
- 玲菜と真理愛のコンビ
- 志田四姉妹が本格参戦してきた
- 黒羽の「好き10倍攻撃」にもだえる末春が嫌いになれないw
- 末春と白草の距離感が心地よかった
- 密かに努力する白草がとにかく良かった
1つずつ見ていきましょう。
玲菜と真理愛のコンビ
玲菜と真理愛のコンビによるシーンが結構あったんですけど、これが中々の相性の良さで面白かったです。
玲菜も真理愛もやっていることは違えど既にお金を稼いでいる。そこから相性の良さが生まれているのかなぁと思ったり。
真理愛が末春のモノにするためにハーレムすら容認して現状維持を狙う戦略を明かしたときも、玲菜は引きつつも真理愛を応援してる感じ。
カカオ
二人の掛け合いも笑えたし、これからも見たいコンビ!
志田四姉妹が本格参戦してきた
2巻ではあまり活躍の無かった黒羽の3人の妹たちでしたけど、3巻では結構見せ場がありましたねぇ。
3人それぞれのキャラ付けがハッキリしてたので、活躍するシーンも納得の出来。
中でも良かったのが双子の蒼依。
末春に旅行で盛り上がることで後悔しないよいうに注意を促したり、自分の想いについて苦しんだりしてる様子に読みごたえりました。
末春に想いを寄せているけど黒羽、そして他の姉妹のことを考えると自分の気持ちを表に出すわけにはいかない。
そんな苦しみが伝わってきましたねぇ…。
カカオ
この先も見せ場がありそうな予感!
黒羽の「好き10倍攻撃」にもだえる末春が嫌いになれないw
今回の黒羽の戦略は「今までの10倍好きって言う」という直球のゴリ押しで笑った。
でももっと笑ったのが、好き好き言われまくって「くうぅぅぅ!」とか悶えている末春。
黒羽とは本気の喧嘩状態のはずなのにコレです。微妙に思う読者もいるかもしれません。
でも実際のところ男ってそんな感じだと僕は思ってるんで、末春に共感して彼を嫌いになれませんw
カカオ
この黒羽の作戦はどこかヤケクソになっているようにも感じるw
末春と白草の距離感が心地よかった
末春の少し後ろを白草が付いてくる。
二人のその距離感が読んでて心地よかったです。
心地よさの要因は、白草が末春の前でやっと肩の力を抜いて本来の姿を見せてき始めてるからだと思われ。
クールビューティーはあくまでも努力で培った後付け。
本当の白草はもっとか弱い少女なのかもしれません。
そんな彼女が末春の服を摘まんで付いて歩いている挿絵は、二人がやっと元の姿に戻った気がして感動しましたなぁ。
密かに努力する白草がとにかく良かった
白草のことを「か弱い少女かもしれない」とか書きましたけど、そんな自分を脱却しようと努力する白草が3巻で1番グッときました。
密かにダンスの練習をしている白草の姿ですね。いやぁ素晴らしかった。
努力という点では末春のためにテストを作ったり同じくダンスの練習を頑張った黒羽も同じではあります。
ただ今回は努力してる姿を見た末春が涙を流したのが大きかったです。努力してる姿が何倍にも大きく見えますもん。
カカオ
末春攻略の肝は「努力の可視化」かもなー
微妙だったところ
2巻で黒羽の味覚が普通になったのは、単純に我慢していたっていうところ。
そうなるとトラウマのタコさんウインナーも気合いで乗り切ったってことになるのでは…。
それはちょっとなぁとは思った。
カカオ
トラウマの扱いが軽い(苦笑
考察
っていうのがおまさけ3巻の肝だと思いました。
白草は料理は予定にはなかった鍋にされちゃうし(結果的には唐揚げになったけどw)、黒羽無しの貴重な1日の成果は芳しくなかった。
白草の計画はどう見る角度を変えても頓挫です。何より「末春に告白させる」っていうのが無理でした。
でも結果的には末春と白草の距離はグッと縮まりました。
これって白草のポンコツさが生み出してくれた結果だとも思うんですよね。
もし黒羽なら「末春に告白させる」なんて目標を掲げずに「ひとまず距離を縮める」なんて感じで段階を踏むはず(さすが腹黒w)。
真理愛に至ってはハーレム容認して現状維持すらも考えている始末w
そこいくと白草は失敗を味方に付けている点で他の二人とは違います。
カカオ
厄介なのは、当の白草が普通に失敗したと思っている点。なかなか上手くいかないw
おさまけ3巻の感想|まとめ
この記事では『幼なじみが絶対に負けないラブコメ3』の感想を書いてきました。
黒羽的には面白くない展開でしたねぇ。10倍好き攻撃では足りないのかもしれませんw
『おさまけ』は朗読で聴くこともできます
おさまけは興味あるけど時間ないしなぁ…
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そう、読まずに聴くことができる!
カカオ
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