※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、レム推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…

『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集6』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集6』感想
あらすじ
今回は短編集なので、あらすじはそれぞれのエピソードの触りだけをサクッと書いていきます。
隠れ里の鬼姉妹Ex 祝福の日
ラムが「祝い事をする」と言い出すところから話は展開します。
祝い事とはレムの誕生日のことで、双子であるからには同時にラムの誕生日でもあるワケで…。
スバルは二人を祝うべく水面下で行動するが…。
ロズワール邸で爆笑必至の怒涛の祝い合いが始まってしまった!
三馬鹿が行く! 呪われた女神像編
ロズワールが出席するパーティーに付き添いで行くはずだったラムが、まさかの風邪で寝込んでしまった。
パーティーには女性が付き添いで行かなければならないとのこと。
が!
エミリア陣営の女性は諸般の事情で誰も代わりを務めることができず…。
そこで立ち上がったのはナツミ・シュバルツ……だけではなく?
魔女のアフターパーティー 魔女の条件
聖域から離れた「彼女」のお話。
旅先で出会った少女の元で一時的に留まることとなったが…
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
アニメ2期の影響もあってか、レムが登場してしかも可愛い描写満載な1話目が最高でした。挿絵でも可愛いレムが見れまっせ!
2話目のスバル、オットー、ガーフィールの三馬鹿の話もコメディ色がかなり強め。
ミステリー仕立ての話で、各キャラの証言を元にオットーが苦悩しながら推理してましたw
優しくて面白いリゼロが満載です。
ちょっと変則的だったのが3話目ですね。
意外なキャラと見知らぬ少女の登場で話がどう転ぶのか、先が読めなくてワクワクしました。
終わり方がこれからの展開も期待できる具合だったのもグッド。
1話目はアニメ1期だけ追ってる人でも大丈夫です。
でも2話と3話の内容は原作をしっかり追ってる人でないと厳しい感じ。
特に3話目は最初誰の話かと思いましたわ(苦笑
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
リゼロ短編集6巻の各話の感想(ネタバレ盛りだくさん)
今回は短編集なのでそれぞれのエピソードの感想を書いていきます。
隠れ里の鬼姉妹Ex 祝福の日
スバルがエミリアに相談したせいで、エミリアからレムへ情報が半ば流出。
スバルもうっかり口を滑らせレムへ流出。
とにかくエミリアが隠し事が凄まじく下手くそで爆笑でした。
「仮の話なんだけどね」と強調しまくって欲しい物を訊けば、そりゃ誰だって何かあると思いますww
そんなこんなでスバルはレムとラムの二人へ誕生日サプライズを仕掛けることに。
サプライズを仕掛けるためにスバルがあちこちでスパイ活動をしているのが面白かったですねぇ。
- レムにはラムを祝うと言って
- ラムにはレムを祝うと言って
てな感じ。
ラムにはスバルが水面下で動いているのはバレバレではあったけど、それもまた笑えて良し!
でも1番良かったのは、ラムがレムを祝おうとした動機ですね。
鬼族の里にいた頃、レムはラムと自分を比べて己を低く自己評価。
結果、自分も役に立とうと頑張り過ぎちゃってました。
ラムが角を折ってからはさらに頑張りに拍車が…。
でもスバルに出会えたことで、レムがようやく心から笑えるようになった。
それがラムにとっては嬉しかった模様。キッカケがスバルだったのは気に入らないみたいだけどw
そんなこんなで誕生日を祝うことになったのがグッド。
挿し絵でお菓子作ったレムの絵とかも載っていて、レム難民の心を癒してくれる感じでした。
無論、僕は癒されましたw
スバル、ロズワール、パック、ベア子の4人が書庫に集まっているのが新鮮だったw
三馬鹿が行く! 呪われた女神像編
ナツミ・シュバルツ。
また出やがりましたねw
しかも今回はオットーとガーフィールも女装して
- オットー→オードリー
- ガーフィール→ガーネット
ってな具合に変化。意外と名前の変化が良い感じw
そんなこんなでロズワールは3人の女装野郎を引き連れてパーティーに出席したワケです。
そのパーティーで事件が発生し、スバルが現場に居合わせ容疑者に。
それをオットーが探偵役となって推理、解決していくミステリー仕立てになってて面白かったです。
扉を氷の魔法で押さえてたことといい、ファンタジーならではのトリックでしたね。
短い話ではありましたけど、次から次へと新事実が明らかになっていく様はスリリングでした。
でも常にコメディなノリだったので、新事実の一つ一つが笑えたんですけどねw
事件の真相や犯人の動機になると、ちょっとシリアスな空気になったのもメリハリが効いてて個人的には高評価。
魔女のアフターパーティー 魔女の条件
聖域後のエキドナ……というかオメガのお話。
川で水飲もうとしたら落ちて流され、寒冷地の寒い場所でコレットという少女に助けてもらった。
コレットは十二歳程度の幼さなのに、なぜか村から離れた粗末な小屋で一人暮らしをしていていた。
オメガよりもコレットが初っぱなから謎めいていたんで、事情が明らかになったシーンはスカッとしましたね。
コレットは獣護輪という腕輪を両親の形見として持っていたが、それが引き金になって彼女は獣になって自身も知らないうちに身近な人間を手に掛けていた
……と。
同時に気になったのは、獣護輪がミーティアだったこと。
ミーティアって現代で言うところの電話みたいな物だと思ってたんですけど、どうやら機能の幅はかなり広そう。
そういえばスバルがいつぞや演説したときの放送もミーティアでしたっけ?(うろ覚え
オメガが言うには「願いを叶えるからミーティアと名付けた」らしい。
口振りから言って制作者っぽいですね。
今後もいろんなタイプのミーティアが登場するかもしれませんな。
この話の肝は、ラストで旅立とうとするオメガにコレットとパルミラが一緒に旅することになったことだと思います。
まさかオメガに仲間が出来て旅が始まるとは…!
旅先での出来事が今後の短編集に掲載されるのではと期待してる!
リゼロ短編集6巻の感想まとめ
この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活 短編集6』の感想を書いてきました。
本編と違って気軽に読めるのが短編集の良いところですね。
特にリゼロは本編がヘビーな展開が多いんでマジで癒されますw
優しいリゼロを読みたい方にはピッタリの内容です。
個人的には1話目はOVA化して欲しいなー。レムとラムの誕生日を祝うとか最高でしょ!
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