※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、レム推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『Re:ゼロから始める異世界生活24』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活 24』感想
あらすじ
死に戻ったスバルは、エミリア達と共に塔の攻略を進めるためタイゲタの書庫へ。
立ちはだかっている最強の敵は既にこの世にはいない。ならば彼の名がついた死者の書があるはず…。
彼の生涯を辿れば、倒す手がかりが見つかるかもしれない。
目当ての本は見つかり、スバルは読み始める。
意識は遠のき、気が付くとそこには見知らぬ少女がいた…
ってな感じです。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了した直後の僕の感想です。
序盤からかなり前向きな感じでした!
23巻は鬱展開でしたけど、そこを乗り越えて一皮むけたスバルが読めます。
メイリィが表紙なだけあって活躍してますねぇ。かなり愛せるキャラになってきましたw
これまで謎だったことも次々と種明かしされて、気分的にスッキリです。
とはいえ課題はまだ残されたまま24巻は終了。
カカオ
敵がね…強すぎますわ……。
でもお馴染みの本編キャラによる告知だと、6章はクライマックスに突入しているとのこと。
25巻1冊で納める!
みたいなことをシャウラが言ってました。あてにしていいのかコレw
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
リゼロ24巻の面白かったところ
24巻で僕が良かったと思ったのは以下の5つです。
- 実はメイリィはエルザの死を悲しんでいた件
- 暴食現る(しかも三人兄妹だった)
- レムに怒られて立ち上がるスバル
- レイドはロイを乗っ取ったから自由に動けた
- 400年待ったシャウラ
1つずつ解説していきまっす!
実はメイリィはエルザの死を悲しんでいた件
スバルを突き落として死なせたのはメイリィだったことより、エルザの死をメイリィが悲しんでいたことに驚きましたねぇ。
正確に言うとメイリィはエルザを憎んでもいたし、けれど慕ってもいたようだけど。
メイリィ自身も理解しがたいながら、エルザの存在は大きかったワケです。
そんなエルザを奪ったスバル達に対して、当初から凶行に及ぼうと考えていたワケでもないっぽい。
パッと見ではあっけらかんとしてますよねメイリィ。
でも元は野生児みたいな育ち方で、しかも「母」の躾のせいもあってか感情の制御ができていなかったようです。
今の自分の気持ちすら、メイリィは理解できてなかったという。
かなり歪んでいるけど、それがメイリィというキャラの成り立ちなんですなぁ。
カカオ
でもメイリィの事は一件落着! スバル達が己の背中をメイリィに見せて更生させるようなので期待w
暴食現る(しかも三人兄妹だった)
暴食が出てきてめっちゃ嬉しいです!
なぜかというと
6章で暴食に食われた記憶を取り戻す手段を知る
↓
新章以降で暴食と戦う
こんな流れだと思ってたから。
なんか遠い未来だなーと。(苦笑
けれど暴食ことライ、ロイ、ルイが登場してくれたということは、6章でみんなの記憶を取り戻す可能性もワンチャンあります。
レム復活の可能性だって…。
まさか暴食が3人兄妹だとは思いもしませんでしたが…。
ただルイの扱いが謎なんですよね。
エキドナの茶会を思わせる雰囲気なので、実体があるのかどうかすら分かりません。
レムに怒られて立ち上がるスバル
ルイに言いくるめられそうになったスバルに、我らがレムがスバルを叱咤してくれましたよ。
しかも挿絵付きで。
24巻も物理的なピンチは数多かったんですけど、1番のピンチはオド・ラグナの揺り籠でルイに精神面を支配されそうになった辺りだと思うんですよねぇ。
あそこでスバルが堕ちてたら、仮に死に戻ったとしても鬱展開の繰り返しになってたと思われ。
なぜレムが登場できたのかは謎。
ただ、オド・ラグナの揺り籠は「記憶の回廊」とも呼ばれてる。
暴食に喰われたレムの記憶が存在するのも有りではないでしょうか。
カカオ
何より、スバルの危機にレムが駆けつけてくれたと思うとロマンある。
レイドはロイを乗っ取ったから自由に動けた
なぜレイドが突如自由に動けるようになったのか。
これ僕は塔が損傷したからだと予想してたんですよね。
でも実際は
暴食のロイがレイドを喰った
↓
ところがロイは逆にレイドに魂の主導権を乗っ取られた
↓
生きた体を手に入れたことによってレイドは自由に動けるようになった
↓
しかもロイは姿形を自由に変えられる
↓
結果、レイドは自分の姿で自由行動
こんな感じ。
僕の予想はいつもハズレますw
カカオ
まさか暴食が絡んでいるとは思いませんでしたねぇ。面白い!
400年待ったシャウラ
メイリィと同じでいつもあっけらかんとしてるのがシャウラ。
いつもスバルに「お師様ぁ!」なんてノリでベッタリで、彼女の胸中は謎だったワケなんですが…
400年もお師様を待ってて寂しかった模様…
スバルがお師様っていう謎は置いときます。
シャウラにしてみれば、400年待ってやっとお師様が現れてくれた。
でもお師様に会えて喜んだのも束の間、
塔を攻略されるとお師様と一緒にいられる時間が終わってしまう。
だからこそ、シャウラは塔攻略ヒントになる5つ目のルールを中々話そうとはしなかった。
カカオ
くぅ、やられた…。 僕の中でシャウラってイマイチな登場人物だったんですけど、24巻で印象変わりましたわ…。
微妙だったところ
特に目立った微妙な点はなかったです。
最初から最後までワクワクしながら読み進められました。
レイドの台詞の言い回しがちょっとクドいかな…
って思うところがあったくらいですかねw
カカオ
でも、もしアニメ化したら声優さんがどう演じるのか見たい!
考察
読んでいて気になったところを僕なりに考察していきます。
今回は以下の2つのポイントについてです。
- なぜレイドの死者の本からオド・ラグナの揺り籠に移動したのか
- なぜシャウラはスバルをお師様だと思い込んでいるのか
1つずつ考察してきましょう。
なぜレイドの死者の書からオド・ラグナの揺り籠に移動したのか
カカオ
レイドの半生ってどんな感じなんだろ…
などと緊張して読み進めたら
- 「オド・ラグナの揺り籠」ってところに移動
- 謎の少女が現れたかと思ったら暴食でした
- しかも三兄妹
とか言い始めるじゃないですかw
現状では謎過ぎる展開ですよね。
レイドと暴食に何らかの関わりがあると考えたいんですけど、後半のレイドと暴食の会話からは繋がりは感じられませんでした。
レイドがロイを乗っ取ったことで、彼の死者の書とオド・ラグナの揺り籠への道筋ができたのでは?
とも考えました。
でもスバルがレイドの死者の本を開いた時点では、まだロイはレイドを喰ってないような…。
スバルが記憶を喰われた時点から暴食のライとロイが塔を目指したとすれば、有り得るかなぁ…。
なぜシャウラはスバルをお師様だと思い込んでいるのか
シャウラの初登場時から疑問に思っていたので今更だし繰り返しになりますが…。
- お師様はスバルとそっくり
- お師様は本当にスバル本人
このどれかじゃないすかねぇ。
シャウラの言動は明らかに現代地球の誰かに影響受けてます。
カカオ
24巻では「オーケーグーグル」とか言ってたしw
なので、お師様が現代の地球人であることは確かだと思います。
ただスバル本人だった場合、その説明が皆目見当つかないです。自分で挙げといて何ですが…。
でもここで思い出したいのがサテラ。
400年前の魔女サテラが、なぜスバルに固執するのか。
スバルと400年前って、何かしら繋がりがあるのでは…?
そう考えると、お師様がスバルだったとしても不思議ではありません。
パッと思いついたのを書いてみます。
- スバルは過去に1度リゼロの世界に行ってまた日本に戻ってきていた
- 前世のスバルがリゼロの世界に行っていた
うーん、荒唐無稽な感じが…(苦笑
リゼロ24巻の感想|まとめ
この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活24』の感想を書いてきました。
25巻で6章完結の可能性が出てきましたね。
何だったらレムの記憶も…?
ただ水門都市プリステラでも暴食が現れたのにダメだったんで、過度な期待はしないようにしてます(苦笑