『Re:ゼロから始める異世界生活25』感想。ラムとレムで1人の鬼なのです!

5 min
最新刊の感想記事アップしました!

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。

今回は…

Re:ゼロから始める異世界生活25巻

Re:ゼロから始める異世界生活25』を読了したので感想をば。

『Re:ゼロから始める異世界生活25』感想

あらすじ

「全員生還」をクリア条件に定め、リスタート地点から幾度となく様々なルートを試していくスバル。

繰り返される死に戻りに、スバルはついにダウン…。

そんな彼を支えるため、ベアトリスはスバルを書庫に残して仲間たちに指示を出す。

残されたスバルは、そこで一冊の死者の書を見つけた。

タイトルは『菜月・昴』だった。

ってな感じです。

感想(ネタバレ極薄)

以下は読了した直後の僕のツイートです。

6章完結と聞いてたんですが、山積していた問題の一部が解決したって感じでしたね。

でも砂海の塔でのバトルの数々、その対戦カードの内容はマジで胸熱!

戦いの最中で挟まれるキャラクター達の思いがまたジーンときます(個人的にはラムとメイリィが特に良かった)

個人的にはとても気になる終わり方でありながら、ある程度ケリもついているという絶妙な塩梅だと思ってます。

でも人によっては中途半端と感じるかもしれません。

スッキリしない感じを僕はプラスに捉えてるんですが、賛否は別れそう…。

情報量の多さもあって僕は25巻気に入ってます!

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう! 僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

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リゼロ25巻の良かったところ

25巻で特に良いなーと思ったのは以下の4つです。

  • レムの敵討ちをするラム
  • 完全体ナツキ・スバル(と、寄生してたルイ)
  • エミリア VS 神龍ボルカニカ
  • 目覚めるレム

1つずつ見ていきまっす!

レムの敵討ちをするラム

戦闘力的にスバルがライに勝てない。
なら誰がレムの敵討ちをするのか(レムは生きてるけど感覚的にw)

我らがラム姉さまでした…!!

スバルの次にレムとの絆の強さを想起させるのはラム。この人選は考え得る限り最高でしたねぇ。

ラムの戦闘時の負荷を『 コル・レオニス』でスバルに流すところが特にグッド。

僕はずっと『ツノナシ』設定を「欠損」だと捉えてたんですけど、ラム本来の力が「封印」されているとも取れるんだなぁと関心しました。

それだけじゃ無理で、『 コル・レオニス』をヒントにレムとの共感覚を利用して同じことをやってのけるラムのシーンには脱帽。

カカオ

カカオ

感動した!

完全体ナツキ・スバル(と、寄生してたルイ)

記憶の無いスバルが自身の死者の書で、過去の自分の死に戻りを追体験するとこは壮絶でしたねぇ。

記憶を失う前のスバルが必至に「凄くなれる何か」を求めてるところがヤバい…。

そこから2つのスバルが1つになって完全体ナツキ・スバルの誕生!

よし皆のところへ!

ってなるのかと思いきや、実はルイが記憶を失ったスバルの中にずっといたことが発覚して超絶驚きました。

この展開が25巻で1番驚きましたな…。

死に戻りできるスバルになろうとして、内側から乗っ取る作戦だったようです。

ところが実際に体感した死があまりにも壮絶でルイはダウン。

カカオ

カカオ

自業自得な感じがルイには似合うなぁと思ってしまった…(苦笑)

エミリア VS 神龍ボルカニカ

以前から存在がほのめかされていた「神龍」が、第一層の試験に登場…!

しかも半ば認知症状態に…エミリア風に言うと「お爺さん過ぎて」らしいですがw

ボルカニカ相手にエミリアが放つ氷系の魔法が良かった。

スバルの形をした氷の兵隊たちが大活躍するとこ、いつか映像で見たいですねぇ。うん。

純粋にバトルシーンの迫力と面白さという点で、エミリアとボルカニカののシーンが個人的に最高でした。

目覚めるレム

もしかすると賛否あるかもですが…。

でも眠り姫状態だったレムがひとまず目覚めてくれたっていうのは、やっぱり嬉しかったですね。

スバルもレムが目覚めた際に記憶を失っていることを想定して、しっかり対応していたところもお見事。

カカオ

カカオ

この終わり方だからこそ、7章に向けて明るい気持ちでいられたってもんだね!

微妙だったところ

「六章完結」と言うには、スッキリ感に欠けたと僕は思っちゃいましたねぇ…。

もちろんそれを補って余りある熱い展開、感動、情報量の多さはありました。

ただ、原作でレムが眠りについたのはかなり前。

そして25巻でようやっと目覚めたワケですが、記憶を失った状態です。

いささか待たせ過ぎな感じは否定できません。

レムのことを抜きにしても、五章の完結がスバル達に課題を多く残した終わり方でした。

カカオ

カカオ

なので六章はもうちょいキリを付けて欲しかったなー

と言うのが僕の本音です。

特に覚えておきたい設定・シーン

個人的に「これ覚えといたほうがよくね?」って思った設定を書いておく、未来の僕に向けたコーナーです。

忘れたらコレを読めよ未来のカカオよw

覚えておきたい事柄や設定は2つあります。

コル・レオニス

スバルがレグルスから得た権能『 コル・レオニス』は押さえておきたいですね。

かなり便利な権能なんで今後も頻出しそうなので。

ザックリ解説しちゃうと

  • 仲間達の位置把握(スバナビ)
  • 仲間の負荷を肩代わりする
  • 仲間の負荷を仲間達に分散して肩代わりする

こんな感じ。
スバナビっていうのはスバルがそう名付けたんでw

今回はとにかくコル・レオニスが大活躍でしたねぇ。

スバルがラムの負荷を肩代わりしたからこそ、ラムは共感覚でレムに負荷を肩代わりしてもらう戦法を思いついたワケですし。

そして負荷分散はメイリィが傷を受けた際に、スバルとベア子で受け持って…。

これからも頼りになりそうな権能ですな。

『嫉妬の魔女』の現在の状況

サテラは「封魔石の祠」ってところに封印されてるとのこと。

三英傑でも倒せなくて、そうせざるおえなかったっぽいです。

いやこれ、たぶん既出だと思うんです。

僕が忘れてる可能性も大なんですけど、一応ここに書き記しておきます。

具体的な場所の名前は初めて見たような気が…いやどうだろ(うろ覚え)

ボルカニカが示唆するサテラの意外性

ボルカニカの口ぶりからして、サテラ、レイド、フリューゲル、シャウラ、ファルセイル(400年前のルグニカの王様)は交流があったっぽいですね。

それも結構仲良かった風に思えてなりません。

特にサテラについては、『嫉妬の魔女』になる以前と、魔女になった原因についてボルカニカは知っている感じ。

魔女になる以前のサテラについて示唆していたのが印象的。

サテラって言ったら嫉妬の魔女、としか認識してなかったんで意外でした。

それもボルカニカの行動次第では、サテラは魔女になっていなかった可能性までほのめかしていました。

これはよーく覚えておきたいですねぇ。意味深過ぎます。

考察

25巻、情報量凄くてどこから考えていいやら…。

ただ個人的には

ボルカニカ「パトラッシュ?」

ってところが気になり過ぎてヤバいです。

僕は読んでて「!?!?」ってなりましたよ。

なぜボルカニカがパトラッシュを見て「パトラッシュ?」と言ったのか!?!?

どう考えても400年前に現在のパトラッシュが存在するワケがありません…。

可能性としては

400年前、地竜にパトラッシュと名付けるセンスの人間が存在した

ではないかと僕は思いました。

これはシャウラがスバルのことを「お師様」と呼んでいることにも繋がってきます。

  • 「パトラッシュ」と名付けるセンス
  • このセンスは日本にいなければ身に付かない
  • フリューゲルはスバルと似ている

これって…。

僕は24巻の考察でスバルと400年前の関連性について触れたんですけど、より深く踏み込めますねコレ…。

外見はワンチャンあるかもですが、センスまではそうそう似ないはず。

ただスバル視点で見ると、今のところ400年前って遠い昔の出来事に過ぎない感じ。

もちろん、400年前に何らかの形でスバルが存在していた、と思うとワクワクはします。

でもスバルの中から400年前にまつわるエピソードが何一つ出てこない現状では、可能性は薄いですねぇ…。

リゼロ25巻の感想|まとめ

この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活25』の感想を書いてきました。

25巻は序盤こそ死に戻りしまくりでしたけど、概ね攻勢に出た感じでスカッとしましたね。

カカオ

カカオ

特にライを首ちょんぱしたラムにアッパレ!

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