※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、ラノベ大好きカカオでございます。
今回は…
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた3』を読了したので感想をば。
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた3』感想
あらすじ
一期生の朝霧晴からコラボの打診をされた心音淡雪。
そのコラボ内容は、晴のソロライブのラストにサプライズで1曲一緒に歌う、だった…!!
それとは別件で淡雪に初の案件が舞い込んできたり、新たなキャラに覚醒する者も…
感想(ネタバレ無し)
以下は読了直後の僕の感想です。
基本はいつも通りギャグ満載で笑えたんですけど、終盤の晴先輩のライブはかなり感動に寄せてきて驚きました。
晴先輩の内側が明かされる貴重なシーンは熟読必至!
とはいえ9割以上が笑える話なんで、いつものように肩の力抜いて読めましたw
エーライちゃんが大変なことになって爆笑しましたねぇ。淡雪はプシュッと平常運転で何より。
「キャラの数がかなり多いんで忘れてるかも…」と心配したんですけど、ペアを組ませるなどの工夫もあって印象に残る工夫がされていたのもポイント高い。
また、この作品は1巻からそうなんですけど、連作短編のように単発のエピソードが積み重なった構造なので、読みやすいのが特徴です。
忙しい人でも隙間時間でサクサク読み進められるのでオススメ!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
ぶいでん3巻の面白かったところ
僕がぶいでん3巻で特に良いなと思ったのは以下の3つです。
- エーライ組長爆誕
- 淡雪の初案件
- 晴先輩の生い立ちから現在までの話
1つずつ見ていきましょう!
エーライ組長爆誕
動物の知識が豊富でふんわりとした突っ込みが印象的だったエーライちゃん。
が!
ホラゲ配信でキレてしまい、ヤのつく人のようなキャラに変貌を遂げてしまったのが何ともw
1巻の淡雪みたいに配信切り忘れからのキャラ変貌を彷彿とさせるやらかしに、読んでて吹きましたねぇ。
カカオ
淡雪がシュワちゃん化するように、エーライちゃんも動物園の園長から組長へ変化できるようになったねw
淡雪の初案件
配信者やユーチューバーと言えば「案件」のイメージが僕は結構あるんですけど、淡雪にもついにゲームの案件が舞い込んできて盛り上がって笑いました。
案件だというのにクソゲーだと言い放ち、あまつさえ課金できないと知るやテストデータを再度送らせリセマラを敢行する度胸ですよ…。
でも案件だからと褒めちぎるより、本音をぶつけながら楽しむ感じのほうが見ていて信頼できますよな。うん。
晴先輩の生い立ちから現在までの話
3巻の1番の見所はやはり晴先輩のソロライブだと思いました。
色々と明かされましたねぇ。
天才だがそのせいで周りに疎まれ、周囲に合わせることにした子供時代や、大学時代の仲間4人と出会って現在のライブオン立ち上げに至ったこと。
そして経営が逼迫してしまい、周囲の枠を超えて自らVtuberとなったことなどなど。
このシーンに限ってはギャグ抜きで感動一直線でした。
カカオ
下ネタ満載からの切り替わりが凄いw
微妙だったところ
ここが微妙…っていうのは特に無いんですよねぇ。
今回はギャグと感動の揺れ幅が凄く、それでいてバランスが取れていて最高でしたし。
なので微妙というより「欲を言えば…」って感じなんですけど、晴先輩と淡雪がライブで披露した「ダイヤモンドダスト」を、もっと具体的なシーンとして読めたら嬉しかったです。
文章でライブシーンを再現するというのはかなり難しいとは思うんですけど、どんな感じなのか気になります。
カカオ
もしアニメ化したら映像化されて欲しいね。
ぶいでん3巻の感想|まとめ
この記事では『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた3』の感想を書いてきました。
僕の感覚でしかないんですけど、1~3巻で1つの章として成り立ってるように思えましたね。
今回で1つの大きな章が終わったというか。
じゃあ次の展開は?
って話なんですけど、何やら聖様がやらかし、その件はエピローグで発覚したので4巻へ続く模様です。
カカオ
むしろ聖様って今までよくBANされなかったなと思うまであるw