『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか掌編集2』感想

3 min

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、ダンまち大好きカカオです。

今回は…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか掌編集2巻

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか掌編集2』を読了したので感想をば。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか掌編集2』感想

あらすじ

ダンまち外伝ソード・オラトリアとクロニクルシリーズの店舗特典をまとめ、書き下ろしの短編も追加された短編集。

感想(ネタバレ無し)

以下は読了した後の僕のツイートです。

実はこの記事を書いている時点で掌編1巻を未読な僕ですが、2巻だからといってついていけないことは全くなかったです。

目次を見ると

  • 外伝1巻
  • 外伝2巻
  • 外伝3巻…

って具合になっていて、それぞれの巻に特典となったエピソードが1~4話ぐらい収録されています。

「外伝」とはソード・オラトリアのことを指す

なのでエピソード数はえらい数になってますね。凄く短いのも多いから読みやすいですが。

サクサクと読める短編と笑える話が中心で、外伝というだけあってレフィーヤやティオネ、ティオナなどがめっちゃ活躍しているのが良き。

特にレフィーヤはキレッキレでしたねぇw

ただそれぞれの巻の時間軸が描かれているので、本編の内容を覚えていないと「?」ってなるところもあるかもしれません。

また、もし読むなら現時点での最新刊(ダンまち18巻、ソード・オラトリア14巻)まで読んでからにしたほうがいいです。地味にネタバレ食らいますよw

あとファミリアクロニクルのリューとフレイヤの両方も読了しておくことをオススメ。

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

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『ダンまち掌編2巻』の良かった話ベスト5

今回はとにかく話数が多いので、僕が読んだ中から独断と偏見でベスト5を選びレビューしていきます。

ほかのエピソードが気になる方はぜひ実際に読んでみてください。

5位 My Memory

ティオナが借金返済のために不用品をフリーマーケットで売りに行った先で、呪いの兜が外れなかった男と関わっていく話。

兜の男が誰なのかは明白なので置いとくとしてw

話全体として見ると笑える展開が中心で、特に兜の設定が面白かった。

カカオ

カカオ

でもその兜があったからこそティオナは兜男の正体が分からないまま、英雄譚を体験したような心地になれたのかなと思えてジーンときたなー。

4位 だから少女もまた、走り出す

とある戦いで敗れたベルを見たレフィーヤが描かれています。

彼女だからこそ汲み取れるベルの感情と、そこから負けまいと自分を鼓舞するところが最高に熱い。

3位 サヨナラの代わりに――アリガトウ

リーネの最期、その間際で彼女が見たベートの一言がめっちゃ泣ける…。

いつも思うけどソード・オラトリアは外伝とは思えぬレベルで濃密な悲しみが描かれますな。

2位 ビギナーズ・ラック?

休憩中にポーカーをする「豊穣の女主人」のスタッフ達と、彼女たちに連れてこられたベルのお話。

今となっては「シルにポーカーで勝とうなんて無理ゲーだろ」と思うこと請け合いですよね。

ところが俺達のアルゴノォト君はやってくれます。

カカオ

カカオ

シルがあの人と分かった今だからこそめっちゃ笑える話w

1位 ガールズ×クロス ~半年間の四道~

時間軸としてはソード・オラトリア13巻より後かと思われ。

レフィーヤとシル、アイズとリュー。この意外な組み合わせでそれぞれ話が展開していきます。

それだけでも面白そうなんですけど、話題の中心はここにはいないベル君。

各々がベルをどう思っているのか。

まぁシルとリューは分かり切っているんですけど、個人的に注目したいのはレフィーヤです。

レフィーヤはベルのことを

  • 自分のライバル
  • アイズに迫る悪い虫

↑こんな感じに思っていることは分かりますw

でも恋愛対象としても…?

と、このエピソードでは迫っています。

まぁそんな深刻な話ではないんですけど「レフィーヤがベルに…?」という新展開に期待を持ちたくなりました。

微妙だったところ(というか注意点)

個人的には微妙な点はありません。

ただ読む上で注意点が2つあります。

  • 最新刊まで読まないとネタバレを踏む可能性あり
  • 各巻の内容を覚えていたほうが楽しめる

最新刊まで読まないとネタバレを踏む可能性あり

この掌編2巻を読むなら以下の作品を読了しておくことをオススメします。

  • ダンまち1~18巻まで
  • ソード・オラトリア1~14巻まで
  • ファミリアクロニクル・episodeリュー
  • ファミリアクロニクル・episodeフレイヤ

ちょっと話がついていけない程度ならいいんですけど、中にはネタバレ級の内容があったりもするので…。

まぁ特典なんでやはりその巻の内容を押さえていること前提なんでしょうなぁ。

各巻の内容を覚えていたほうが楽しめる

前述したようにそれぞれの外伝の時間軸と事情でエピソードが描かれています。

そのため記憶が曖昧だと「このキャラ誰だっけ?」ってなることがあるかも。

実際、僕はバーチェというキャラが登場したとき

カカオ

カカオ

え、バーチェ?ヴァーチェじゃなくて??(それはガンダム)

などと思ってしまいましたw

ちなみにバーチェはソード・オラトリア6巻に登場するアマゾネス。

まぁ完全に把握する必要はないんですけど、覚えておいたほうが絶対楽しめますね。

『ダンまち掌編2巻』の感想|まとめ

この記事では『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか掌編集2』の感想を書いてきました。

本編を読むのに必須の内容ではありませんでしたが、ダンまちファンならきっと楽しめる短編集でしたね。

感想には挙げませんでしたが、ベートやリヴェリアなども面白い話がありましたよ。

全ての話が外伝を読んでいること前提なので、そこだけ注意してください。

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