※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、リゼロ大好きカカオです。
今回は…
『Re:ゼロから始める異世界生活34』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活34』感想
あらすじ
ベアトリスと合流したスバルは危機的状況にあったレムを助け、帝都からの撤退を決断する。だがそこでトッドと再会し、スバルは協力を要請される。
ヴィンセントもまた帝都からの撤退に動き、主要な戦力に必要な指示をする。
そしてエミリアは戦火による被害を食い止めるべく帝都を駆けるのだった…
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
リゼロ34巻を読了。33巻で7章が終わったんですけど、34巻で終わりのほうがキリが良かったのでは…と思いはしました。でも面白かったから何でもいいっすw
— カカオ (@kudoshin06s) June 23, 2023
個人的に1番熱かったのは100億パーセント科学の力がついに活かされたところですかねw#リゼロ https://t.co/nhyT0ZgyBL
8章の始まりではあったものの、とても良い具合に終わっていたのが印象的でした(ラストに先の気になる描写がありましたが)
あらすじにもあるように撤退戦の様相が描かれていて、その中で33巻から続くプリシラ達の戦いや、スバル達の戦いもガッツリあって読み応えありましたね。
そして撤退戦後の話し合いや衝突、再会などなど、待ち望んでいた展開もあって感動しましたなぁ。
もちろん何もかもが解決したワケじゃないんですけど、それでもホッと胸をなでおろせる読み心地。
もしここまでアニメ化するつもりなら、7章と8章序盤をセットにして欲しいですw
33巻まで読んでる人は、ぜひ34巻も追ってみてください。マストです!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
リゼロ34巻の良かったところ
34巻で僕が特に良いと思ったのは以下の3つです。
- イズメイル戦
- レムとラムの再会
- ヴィンセントの内側が分かった
1つずつ解説していきます!
イズメイル戦
ゾンビ化したイズメイルとスバル達の戦いは、個人的に34巻のバトルの中で1番面白かったですね。
- 家屋を投げるタンザと瓦礫を投げるイドラの連携
- 投擲された家にへばり付いて注意を引くトッド
- あえて敵にゾンビ化の再生力を教えるスバル
イズメイル戦の序盤だけでもこれだけの情報量があるんですけど、その後の頭だけになったイズメイルの復活からの戦いも熱かったです。
何せエルザ戦で魔獣相手に不発に終わった粉塵爆発がついに成功!
いやぁオットーに見て欲しかったですねw
カカオ
そんな熱いイズメイル戦を通してスバルとトッドの信頼関係がここから…と思った時期が僕にもあったよ…。
レムとラムの再会
スバルが仲間たちと再会を祝している様子もめっちゃ良かったんですけど、僕としてはレムとラムの会話シーンがとにかく印象的。
いきなり「感動の再開!」みたいにならなかったのがポイント高い。
特に最初、レムがラムに対してめっちゃよそよそしいのが記憶の欠落を意識させてグッときました。
互いに記憶のない状態ながら、共感覚によって嫌でも姉妹だと分かってしまい、怖いとすら感じてしまう二人。
でもそこから会話を重ね「姉様」という呼び方でようやく氷解した様子のレムとラムがたまらなかったです。
ヴィンセントの内側が分かった
僕が34巻の中で1番の名シーンだと思ったのは、バトルシーンを差し置いてヴィンセントとスバルの衝突です(ある意味ではバトルですがw)
特に死んでしまったチシャを想って涙するヴィンセントが、これまでの彼のキャラとのギャップがありすぎて衝撃であり、安心もしましたね。
アベルも人間っぽさがあるなと。
あとスバルとヴィンセントを水と油と評してるキャラがいましたけど、なるほど確かにとこのシーンで思いましたね。
- スバルは運命に抗う
- ヴィンセントは運命を受け入れる
要するにヴィンセントは自分は死ぬものと諦め、その後を引き継ぐ者たちのために策をも用意していたと…。
確かに水と油、考え方が真逆です(まぁスバルには死に戻りがあるから抗えるのですが)
そんなヴィンセントの内心がスバルとの衝突を通して吐き出されたところが、34巻最大の魅力だと僕は思いました。
カカオ
リンガを食べるとこマジで感動した…
微妙だったところ
帝都を襲った大災のゾンビ達について、ほとんど分からないままだったのがちょっと気になりました。
僕としてはゾンビ達が何なのかよりも、動機が気になりますね。なぜ帝都を襲ったのか。
ちなみに『不死王の秘蹟』についてはこれまでもちょいちょい出ていたワードです。
今回のロズワールとベアトリスによると『不死王の秘蹟』であることは確かなようですが、彼らの知ってるそれはかなり不安定で帝都のゾンビ程のクオリティでは無かったとか。
ただ水門都市での戦いで登場したテレシアやクルガンは、たしか不死王の秘蹟にかけられて復活してたと思われ。クオリティは今回登場したゾンビの比じゃなかったですよね…。
過去に刊行されたリゼロや外伝を読めばもっと色々分かりそう(←読んだのに忘れた人)
まぁリゼロは3か月に1度、コンスタントに新刊が出るのでそこまで微妙とも思ってませんがw
カカオ
世の中には年単位で新刊を出さないラノベ作家もいるんだよね…
覚えておきたいポイント5選
34巻の中で今後の展開を考える上で気になったポイントを、僕の独断と偏見で5つ挙げてみました。
それがこちら。
- 不死王の秘蹟
- ヴォラキア帝国の協力要請に応えるエミリア陣営
- トッドはどうなった?
- マデリンはどうなった?
- プリシラとヨルナ、アラキアはどうなった?
こんな感じ。半分以上が「どうなった?」ばかりでアレですが。
不死王の秘蹟
不死王の秘蹟についてはエキドナが編み出したとあって、ロズワールとベアトリスにスポットが当たりそうな予感がします。
帝都に残って1000体を超えるゾンビ達と相対したセシルスは、何も知らない癖にどうするつもりなんですかねw
ヴォラキア帝国の協力要請に応えるエミリア陣営
ヴォラキア帝国の協力要請に応えるエミリア陣営は忘れようもないけど一応w
ただその後に登場したアナスタシアさん達は、ちゃんと協力してくれるのか今のところ不明…。アナスタシアはともかく、なんでユリウスまで着物なんですかねw
トッドはどうなった?
トッドについては安否不明ですけど、あの描き方だとまた出てきそう。
仮に生きていたとして、スバルが彼を救えるのかどうか気になるところ。個人的にはトッドに歩み寄る気配は無さそうと思えてならない…。
マデリンはどうなった?
マデリンは意識を失った状態のまま、エミリアがズィクルの部下に預けたっきり触れられていないので、単純にどうなったのか気になってますw
プリシラとヨルナ、アラキアはどうなった?
プリシラとヨルナはどうやら生存してるようですし、アラキアについてもプリシラが向けた陽剣が柄だったことから無事だと思われ。
でも帝都に残ったままなのが気がかり。セシルスと合流したりしませんかね?
リゼロ34巻の感想|まとめ
この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活34』の感想を書いてきました。
帝都からの撤退を余儀なくされたスバル達ですが、ヴィンセントが胸の内を打ち明け、エミリア達に正式に協力を要請する流れとなってスッキリした気分です。
まぁラストのハインケルとロウアンのシーンはともかくw
33巻まで読んで先が気になっているのならぜひ読んでみてください。とてもキリ良く終わってますよ~!