※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、リゼロ大好きカカオです。
今回は…

『Re:ゼロから始める異世界生活41』を読了したので感想をば。
目次
『Re:ゼロから始める異世界生活41』感想
あらすじ
アルデバランがスバルを拘束し、最強の『剣聖』ラインハルトまでも無力化。
さらに王都で大罪司教たちを解放した彼の前に、雪と氷を操る『氷結の魔女』が立ち塞がった。
激しい戦闘が繰り広げられる中、スバルの『死者の書』を読んだペトラは、アルデバランを追うため、長らく傍観を続けてきた男の協力を求め、重大な対価を支払う決意を固める。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のポストです。
リゼロ41巻を読了。この表紙はいったい何だったのかと思うぐらいに表紙以外のキャラ達が大活躍してたw
— カカオ (@kudoshin06s) June 27, 2025
怒涛の超バトルに興奮しながら読み進めていたら、唐突な敵の一手で事態が急変。
誰もが待ち望んでいた展開に…え、このタイミング!?
かなり意表を突かれましたわ…!#PRhttps://t.co/JwSyNbqgLJ
リゼロの表紙って内容とまるで合ってない時あるんですよね。以前もマデリンが表紙だったのに最後のほうにちょろっと出てきただけだったし。
ていうか今回のはもっと関係ない気がw
バトル展開は文句無しのド迫力で、ラインハルト抜きでラインハルト級の衝撃が備わっていて驚き。
ただ今回もアルはギリギリながら底力を見せてきましたねぇ。敵にスバルが回ったらこんな感じなのかとふと思いました。
そんな中で敵のとある一手がエミリア陣営に多大な影響を与えました。
どんな影響かは以下のネタバレ有りの感想で書きますが、悪影響かと思いきや全くの逆でした。
むしろ我々が今まで待ち望んでいたことです。
…今のところは。
どうにも不安な点があるんですよねぇ。それについてもネタバレ有りの感想で触れていきます。

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『リゼロ41巻』で良かったところ
『リゼロ41巻』で特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- イマジナリースバル
- ヴィルヘルム VS ボルカニカ
- レムの記憶が戻って復活
1つずつ解説していきます!
イマジナリースバル
スバルの死者の書を見たペトラだけが見ている幻想でしかないんですけど、それがペトラに与える影響が大きくて面白かった。
今のところはギャグ要因の域を出てませんがw
特にエミリアと再会したときにスバルの思考がペトラに影響しまくっていたのはヤバイ。
エミリアーゼの影響ハンパないですなw
あとイマジナリースバルは最新版ではなく、聖域編辺りのスバルってところも良き。彼にしてみれば、メイリィが味方にいるなんて謎過ぎますよね。
ただ僕はなぜ作者がイマジナリースバルを登場させたのかに注目したいです。意味もなく出すとは思えないんですよね。
41巻では活躍したシーンは無かったんですけど、今後の展開で何かあるのではと予想してます。
ヴィルヘルム VS ボルカニカ
ラインハルトがボルカニカの相手をするなら分かるんですけど、え、ヴィルヘルムさん!?
しかもヴィルヘルムは直前までヤエと死闘を繰り広げていたんで連戦ですよ。
その次に戦うのが神龍て…。
ところが連戦を思わせないどころか全盛期に迫る勢いで戦うヴィルヘルム。
ついには「このまま戦い続けていればボルカニカは負ける」という雰囲気を漂わせる。
彼の戦う様の苛烈さと、加護ではなく執念で剣技を極めた様は、一読の価値アリです。
マジで凄かった…!!
まぁ、横槍が入っちゃいましたが…。何かしらあるとは思ったんだよなぁ。
レムの記憶が戻って復活
意外過ぎるタイミングでしたが、ずーっと待ち焦がれていたレム復活が嬉しくてたまりません!
僕はスバルがどうにかしてレムの記憶を取り戻すと思っていたので、ちょっと呆気ない感じもしました。
ただ、レムと長らく人生を共にしたラムと感動の抱擁を交わしたのは良かったです。確かに記憶を取り戻して最初に目にした人物は、スバルよりラムのほうが適任かも。
それにここから今度はレムがスバルを取り戻すってのも、燃える展開じゃあないですか!
レムは既に、お馴染みのモーニングスターを装備してます。戦う気満々だぜ!
ただ水を差すようで申し訳ないんですが、本当にちゃんと復活してるんですかね…?
おそらくロイが記憶を吐き出したことで起こった事象なんで、どうにも不可解。
これが苦労の末に取り戻したなら素直に喜ぶんですが…。
微妙だったところ
そこまで微妙とは思ってないんですけど、レムの復活が唐突だったのには戸惑いました。
ちょっと拍子抜けしてしまったというか。
でもようやく僕らのレムが戻って来てくれて嬉しいのは確かです。
モーニングスターをブン回してスバルを取り戻してくれよ!
考察
以下はリゼロ41巻の中で僕が特に気になったことを考察していきます。
今回は以下の2つのポイントについて考えていきましょう。
- ペトラが差し出した「対価」とは?
- なぜロイはレムの記憶を吐き出したのか
ペトラが差し出した「対価」とは?
クリンドの権能を使う上で「対価」が必要とのことで、あわやメイリィが魔獣を操る能力を差しだすところだったんですがペトラが拒否。
が!
ペトラが何かを差し出してクリンドは権能を使えました。
僕はてっきりスバルの死者の書を読んで知った記憶かなと思ったんですよね。ペトラが知るにはあまりにも重過ぎる事実なので。
ところが権能を使用して移動後もイマジナリースバルは存在。あれ?
死者の書を読んだ記憶を差し出して、イマジナリースバルとはお別れになると踏んでいたんですがw
そうなるとペトラはいったい何を「対価」としたのか。
ペトラと言えば、最近の彼女はロズワールに魔法を教わってその能力を開花させていました。
…それ?
なぜロイはレムの記憶を吐き出したのか
そもそも「ロイが記憶を吐き出した」という表現も正確か分からないんですよね。あくまでも読んだ僕の感覚に過ぎません。
ロイは「これが一番面白そう」という理由で、レムの記憶を戻しています。例によって暗い笑いに満ちた感じで。
めっちゃ嫌な予感しますよねぇ…。
ロイにとってレムの記憶を戻すことが、どうして面白さに繋がるのか。
今のロイはアルに解放してもらったとはいえ、呪術か何かで服従されられてる身です。
そう考えると、アルに不利になるような展開を期待しての行動なのかもしれません。
アルといえば、随分前にレムとラムを間違えたシーンがありました。あの時アルは妙に取り乱していたんですよね。
なのでアルとレム・ラムには、過去に何かしら因縁があると思っていいはず(レムとラムは知らなさそうですが)
その記憶にロイは気付き、アルを混乱させる一手としてレムの記憶を吐き出したのでは…?
『リゼロ41巻』の感想|まとめ
この記事ではリゼロ41巻の感想を書いてきました。
いやぁレムが復活してくれたのは嬉しいのですが、素直に喜ぶには不安材料が厄介過ぎて頭抱えたくなりますねw
42巻でレムがどう活躍するのか(そもそも活躍するのか?)気になります!
▼他の巻の感想
▼合わせて読みたい記事