※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、ラノベ大好きカカオでございます。
今回は…
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』を読了したので感想をば。
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』感想
あらすじ
VTuberの心音淡雪は清楚キャラを売りにしていた。
が!
配信を切り忘れてしまったまま素に戻り、いつものようにスト〇ロを飲み干し品の欠片もないキャラ全開を世界に晒してしまう。
だがその配信で心音淡雪は世界トレンド1位に躍り出て、一躍人気者となる。
そして翌日から心音淡雪の配信は変わった…
こんな感じ。
感想(ネタバレ無し)
以下は読了直後の僕のツイートです。
主人公の心音淡雪がスターダムに上り詰める様が面白おかしく描かれていて、とにかく笑った。笑うしかなかったというべきかw
テンポ良く話が進んで読みやすいのも魅力ですね。
僕はVTuberって有名どころすらあまり知らないんですけど、そんな僕でも楽しめました。
ただ登場キャラが女性陣のみの割に下ネタが炸裂しまくるので、好みは分かれるかもしれません。
僕はそこが好きになったワケなんですがw
心音淡雪以外のキャラも個性が強くて良い感じ。心音淡雪と絡むことで盛り上がり方が跳ねてました。面白かったですねぇ。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』の良かったところ
この作品で僕が特に良かったと思ったのは以下の3点です。
- 底辺から這い上がった心音淡雪のVTuberドリーム感
- シリアス無しのコメディまっしぐらな所
- スト〇ロ抜きで臨界点突破したラスト
1つずつ見ていきましょう!
底辺から這い上がった心音淡雪のVTuberドリーム感
心音淡雪のリアルは…
『元ブラック企業勤務で現在はニート。貯金を切り崩しながらどうにか生きている…』
こんな感じなんですよね。
VTuberとはいえまだ人気がそこまでじゃなかった上に、リアルがリアルなんで生活はギリギリ。
そんな中での世界トレンド1位を獲得、人気Vの仲間入りを果たし、ようやく収益化を達成!
スパチャの嵐!(←コレ大事w)
収益化記念のエピソードはコメディながらもちょっと感動しましたね。底辺から這い上がった感がとにかく良かったです。
シリアス無しのコメディまっしぐらな所
他のVTuberとトラブってそこから話が展開するのかなー
とか思ってたんですが、そんなことは全くなく終始コメディ全開でしたw
『心音淡雪がスト〇ロの力を借りて、下ネタ全開の絡み方を見せて視聴者達がドッと沸く』
基本はこの流れなんですけど、絡むVtuber次第で面白さが変わってくるのが良かったですね。全然飽きませんでした。
とにかく笑えるラノベが読みたいならオススメです!
スト〇ロ抜きで臨界点突破したラスト
いったい何回「スト〇ロ」って言ったんだってぐらいに頻出するスト〇ロという単語。
もはや心音淡雪とスト〇ロは一心同体で切っても切れない仲…
かと思いきや、終盤のレコーディングのシーンでスト〇ロ無しで心音淡雪が覚醒してテンション上げてたシーン良かったですね!
- 普通の社員だと思ってた人が憧れの晴先輩
- それをキッカケにスト〇ロ無しで覚醒
- なぜ心音淡雪が面接を突破できたのかもここで明らかになった
この3つの要素が一気に展開したところがお見事でした!
特に割と序盤から気になってた面接の突破理由が、最後に明らかになったのはポイント高い!!
微妙だったところ
あまり大きな山は無かったところはちょいマイナスだと思いました。
(まぁ序盤が圧倒的に山場ではあるんだよなぁ…w)
ただそれ以降の展開に、心音淡雪にとっての山(試練)は、序盤を超えるほどのものは無かったかなと。
心音淡雪なら試練も笑いにしてのけると思うんで、デカい山場を用意してあげて欲しいですね。
ぶいでん2巻の感想|まとめ
この記事では『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』の感想を書いてきました。
エピローグで新規加入した四期生の相馬有素に告白されたのは覚えておいたほうが良さそうですね。
2巻も発売するとのことなんで、深く掘り下げてくれると思われ。
繰り返しになるけど「シリアスなんていらないから笑わせてくれ!」って感じの人には全力でオススメだよ!
▼他の巻の感想
▼この作品の読者に向いてるラノベ
▼合わせて読みたい記事