『ソードアート・オンライン26』感想。シリカの奇策がお見事!

4 min

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、最近シノンのフィギュアを買ったカカオでございます。

今回は…

ソードアート・オンライン26巻

ソードアート・オンライン26』を読んだので感想をば。

『ソードアート・オンライン26』感想

あらすじ

キリト達はセントラル・カセドラル八十階で石化している【彼女たち】、そんな彼女たちを見守る懐かしい【彼女】と再会する。

だが石化した彼女たちを元に戻すにはあるものが必要で…。

一方、ユナイタルリング側では、シリカ達がボス戦に突入しようとしていた。

キリトやアスナ無しでの攻略に、シリカやシノンはどう挑むのか。

こんな感じ。

感想(ネタバレ極薄)

以下は読了直後の僕のツイートです。

アンダーワールド側とユナイタルリング側、どちらも面白かったです。

ただ今回はこの2つの世界を同時進行で、しかも交互に描いたことで勢いが失速してしまった感もありましたね…。

特に互いの世界で強敵と戦っている最中も、キリト達とシリカ達で切り替わるのがちょっと(苦笑)

何か2つの世界に繋がりが見えてくれば心躍るところなんですけど、今のところ無いのも手伝って失速感が…。

まぁ個人的にはユナイタルリングに入ってシリカやリズベットの活躍が多くなったので、今回の内容でも満足です。

特にボス戦でのシリカの機転はお見事!

それだけでも26巻を読んで良かったと思えました!

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

今回はユナイタルリングとアンダーワールドに分けて感想を書いていきます。

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ユナイタルリング側の感想

良かったところ

キリトとアスナ無しのボス戦が新鮮だった

キリトやアスナ不在の中で、シノンが指示を出しシリカ視点でボス戦が展開していくところが面白かったです。

とにかく新鮮。

ユナイタルリングに入ってからシリカやリズベットの活躍が多く読めるようになりましたけど、ついにはボス戦で中心的役割を果たしてくれて熱い!

シリカがキリトの戦い方を思い出して取った作戦も良かったですね。

カカオ

カカオ

重くて持てない武器でも、腕を予め上げておいて振り下ろすだけならいける…盲点だったなぁ。

微妙だったところ

ムタシーナの件が全く進展していない

25巻で色々気になる要素を撒き散らしたムタシーナについて、ロクに進展が無かったのは微妙でしたねぇ。

すぐに決戦とはいかないまでも、ムタシーナの正体に関係する手がかりや、現在の状況を推察できる描写が欲しかったです。

新情報はせいぜい影で「ムタムタ」って呼ばれてることぐらいでは…。

カカオ

カカオ

その余波でシノンが「シノシノ」って呼ばれてキレ気味だったのは笑ったけどw

アンダーワールド側の感想

良かったところ

セルカが目覚めた件

何はともあれ、ディープフリーズ状態だったセルカが目覚めたことが良かったです。

元に戻すにあたってアイテムが必要で、しかも惑星アドミナに取りに行かなくてはいけないと分かった時には

カカオ

カカオ

これは26巻じゃセルカは石のまんまかもな…

とか思っちゃいましたがw

セルカと一緒に石化されてた2人がロニエとティーゼで、なぜか若い状態だったことも驚きでありポイント高いですね。

現在のアンダーワールドは200年経過してるじゃないですか。何もかもが様変わりしてて寂しかったんですよね僕(苦笑)

とはいえ喜んでばかりもいられません。

  • ロニエとティーゼがなぜ若い状態で石化できたのか
  • エオラインを見て衝撃を受けたティーゼはどうなる?
  • 石化が解けた件と侵入者の件はどう繋がっていく?

などなど、気になることは山積みです。

微妙だったところ

プログレッシブのバッドエンドを示唆している件

序盤でアスナがプログレッシブ7巻8巻の内容に触れて思い出に浸っていたんですが、その内容がどうにもバッドエンド感満載だったのがキツイですね…。

キズメルとはもう二度と…って。

まぁ血盟騎士団にいた頃のアスナがNPCを囮にした作戦を立ててキリトと衝突したことを踏まえれば、プログレッシブがバッドエンドで終わりそうなのは想像できます。

とはいえまだプログレッシブは続いているので、思い出に軽く触れる程度で良かったのになぁと思いました。

考察

ここでは僕が好き勝手にSAOを考察していくコーナーです。今回は…

キリトがいないと物語が進まない件

これについて考えていきまっす!

今回のユナイタルリングとアンダーワールドの同時進行で思ったんですけど

キリトがいないと話を進展・深掘りすることができないのでは?

前述の通り26巻ではムタシーナの件はほとんど進展がありませんでした。

なぜか。

それはユナイタルリングにキリトやアスナが登場しなかったからだと僕は見ています。

軽く触れたり手がかりを得る描写を入れることは可能だったとは思います。

でも下手にムタシーナの件を掘り下げると、主人公不在で物語の核心に迫ってしまう恐れが…。

何せムタシーナと深く関わったのはキリトで、関係を疑われている(僕が疑っているだけですが)神邑樒はアスナが関わっています。 

「ムタシーナ=神邑樒」説が気になる方は、25巻の感想記事の中から考察のコーナーをご覧ください。

よって、キリトとアスナがいないとユナイタルリングをガッツリ進展させたり掘り下げることができないと思われ。

ただユナリンは主人公不在でも、シノン達だけで冒険はできるのでまだいいんです。

問題はアンダーワールド。

あの地は内容的にキリトがいないと話が進みませんからね…。シリカやリズベットが行ってもゆかりのある人物もいないですし(苦笑)

カカオ

カカオ

ユナイタルリングとアンダーワールドの関連性が明らかになれば、この2つの世界を分けて考える状態から抜け出せるんだけどなぁ。

SAO26巻の感想|まとめ

今回はアンダーワールドの重要度が高かったです(まさかロニエとティーゼまで再登場するとは驚き)。

ユージオそっくりのエオラインを見たティーゼの動揺に注目ですな…。

ただ個人的にはシリカ達がフィールドボスを倒したシーンが、26巻最大の見せ場だと思いましたね。

キリトの戦いぶりを見てきてたシリカが考え抜いた作戦、マジで熱いです。

カカオ

カカオ

ユナイタルリングのほうがゲームっぽくて僕の好みの世界観なんすよねw

チェック以前のSAOの感想記事はこちら

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