カカオ
どうもお疲れ様、ゲーム配信を見るのが好きなカカオです。
今回は…
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた4』を読了したので感想をば。
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた4』感想
あらすじ
晴のソロライブにコラボで参加できた心音淡雪だったが、聖様の収益化が剥奪されたことを知り衝撃を受ける。
淡雪を始めとしたV達は聖様を気にかけつつも何をすればいいのかモヤモヤと…。
そして聖様本人は何を考えているのかあっけらかんとしているのだった。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
3巻の終盤で明らかになった聖様の収益化剥奪のため、やはり4巻の中心にいたのは聖様って感じがしました。
従来通りほぼ全ての描写は淡雪視点ではあるし、ゲームやったり他のVの家に泊まったりもあって笑えます。
でも合間合間で聖様を気にかけ、後半に入ると聖様を助けるために動き出す辺りに聖様の存在感が強く出ていましたね。
とはいえ下ネタ満載であるのはいつも通り。たとえ聖様の収益化をどう取り戻すかを話し合っているときでさえ平常運行w
ラストの展開は予想外で驚きましたが…。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
ぶいでん4巻の良かったところ
僕がぶいでん4巻で特に良いなと思ったのは以下の3つです。
- 鉄板ゲームを配信するスタイル
- 聖様の内面と普段のギャップ
- 終盤のシオンと聖様
1つずつ見ていきましょう!
鉄板ゲームを配信するスタイル
4巻ではマイクラとモンハンを配信してましたねぇ(タイトルは微妙に変えてますが)。
配信界隈では鉄板のタイトルを順調にコンプしていくかのようにプレイしていく感じが良かったです。
やはりどんなゲームか分かってると、淡雪たちの下ネタを交えたトークも混ざって読んでて凄く面白い。
個人的にはマイクラでの建築バトルがグッドでした。建築って奥が深いですよねぇ…。
聖様の内面と普段のギャップ
4巻で外せないのが聖様。
いつものアレな勢いは健在ながら、どことなく違う気配を滲ませて、彼女の視点になるとそれが一気に描かれているところは読み応えありました。
収益化を剥奪された自分とコラボして周りのVが巻き込まれたら…
と考えて悩む辺りに、聖様の仲間想いの性格が窺えてギャップですねぇ。良き。
終盤のシオンと聖様
終盤のシオンと聖様の展開は「え、そこまで行っちゃうの!?」と驚かずにはいられませんでした。
なかなか悩みを表に出さない聖様に怒っていたシオンを読む限りでは
「聖様のことを大事にしてるんだなぁこの子」
なんて具合に思ってたんですけどね。
この記事はネタバレ有りのつもりで書いてますけど、シオンと聖様についてはぜひ読んで欲しいところ。
カカオ
互いにそんなに大事にしてたんかい…と驚くばかりだったw
微妙だったところ
聖様の収益化が復活した舞台裏をもうちょっと描いて欲しかったかなと。
裏で晴が手を回してアクロバティックに活躍したようなんですけど、その様子はサクッと説明されて呆気なかった感が…。
ただこの呆気なかったことがシオンを激昂させて終盤の盛り上がりを見せたのも確かです。
なので一概に微妙なだけとは言いにくいんですよね。微妙な点でもあり良くも作用していて。
あとがきで作者さんも「テンポの都合で~」と仰っているとおり、ここを詳しく描くと難しい話になりそう。
笑った小ネタまとめ
ここではぶいでん4巻で僕が思わず吹いてしまったネタをまとめる、ただそれだけのコーナーです。
読んだ方は僕と一緒にもう1度笑いましょう。
- S〇GA
- 盆栽感覚でサイバ〇マンを育てる波〇
- 重ね着して下半身ジオング
こんな感じ。
驚くことにあどがきによると「S〇GA」はほぼ実話らしいです。マジかよw
ぶいでん4巻の感想|まとめ
この記事では『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた4』の感想を書いてきました。
いつになくシリアスな聖様という貴重な人物描写が読めて、とても満足度の高い一冊でしたね。
4巻は3期生がデビュー1周年記念で何かするようです。楽しみ!