※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、最近はティオナとティオネ推しのカカオです。
今回は…
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか18』を読了したので感想をば。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか18』感想
あらすじ
ヘスティアファミリアとフレイヤファミリアのウォーゲームが決まったものの、細かなルール策定で神達は大いに揉めていた。
協力してくれると思っていたとあるファミリアが不参戦…?
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
17巻の発売から1年半以上経って発売した18巻なんですけど、内容の凄さが半端ないので仕方ないかなと…。
そもそもヘスティアファミリアとフレイヤファミリアを衝突させるって時点で、おそらく作者さんも「どうやってベル君たちは勝つんや…」とか思っていそうw
かなり分厚い本(僕はKindleで読みましたが)になっていますがそれも納得。盛り上がるシーンをこれでもかってぐらいに詰め込んでます。
全体的に見るとバトルシーンがかなり多めながら、フレイヤの心理描写を始めキャラクター達それぞれの事情も読みごたえがありました。
まさかのキャラの参戦(あるいは不参戦)もあり、予想外の展開が乱発してとにかく凄かったですねぇ。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『ダンまち18巻』の良かったところ
ダンまち18巻で特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- ロキファミリアの不参加
- ヘディンの立ち回り
- フレイヤの心理描写
3つに絞るの大変でしたねぇ。名シーンがたくさんあったんですよ今回。
1つずつ解説していきまっす!
ロキファミリアの不参加
今回のウォーゲームにおいてポイントとなったのが「ロキファミリア」の存在です。彼らが参加するかどうかで内容がとんでもなく変わりますからね。
そしていざ読んでみると不参加…。
戦いが始まる前から絶望しましたね。
たぶんアイズ達がフレイヤファミリアと戦う場面を見たかった読者も多いと思われ(僕もキレ散らかしてたベートには大暴れして欲しかったw)
でも個人的にはロキファミリアが出なかったのは良き。
本編中でも語られていましたが、アイズ達が出てしまうと戦力的には「ロキファミリア VS フレイヤファミリア」になっちゃいますからね。
ベル君たちの影が薄くなってしまうワケです。
あくまでもメインはベル君たちヘスティアファミリア。その姿勢を貫いたことにアッパレ!
ヘディンの立ち回り
18巻は多くのキャラが見せ場を作っていたんで迷いましたが、僕としてはヘディンの立ち回り、そして彼のフレイヤへの想いが1番良かったと思いました。
「ロキファミリア不参加の穴をどう埋めるんや…」
そう不安に思いつつ味方がバタバタ倒されていくのを読んでいたら、空からリュー(レベル6)が投下され大活躍。
それでも倒れないどころか自動回復していくヘイズに
「リューさん1人追加じゃまだ足りん…」
そんな場面でヘディンの寝返り。回復が追いつかないレベルでヘイズを圧倒するところ、ヤバかったですねぇ。
この立ち回りの上手いところは、ヘディンへの動機付けだと思います。
- 寝返りとはいえフレイヤを想ってのこと
- 17巻でのベル君への接し方
- リリとフィンの会話を聞いていた
事前にこれらの仕込みがあったからこそ、読者の僕はヘディンの寝返りに驚きつつも自然な流れとして受け止められました。
作家さんの力量が凄過ぎて言葉が出ませんね…。
フレイヤの心理描写の決着
フレイヤが抱える心の闇に決着が付いたことで、読後感がスッキリしたのが何よりも良かったです。
めっちゃ「愛」について悩んでましたねフレイヤ…。
彼女にとって厄介だったのは「愛」だと相手はフレイヤを全面的に肯定し、フレイヤ視点だと支配的になってしまうところだったかなと。
あまりにも思い通りになり過ぎてしまったが故の悩みというか(贅沢な気もしますがw)
「愛」と「恋」の違いが分かりやすく描かれていたのもポイント高いですな。
微妙だったところ
ザッと読み返してみたんですけど、微妙なところは特にないんですよねぇ。
無理やり挙げると、ロキファミリアが不参加の理由をもう少し詳しく書いて欲しいかなと思ったぐらいでしょうか。
リヴェリアがどうしても手に入れたい何かの情報はこれからだと思いますが、アイズの件は何だったんですかね。
僕が忘れているのか、それともこれからなのか。
ただアイズってソード・オラトリアの中でオッタルと特訓してたりと、フレイヤファミリアとの関わりはゼロじゃないんですよね。
ソード・オラトリアも新刊出るので、読み直しておくのもアリですな。
カカオ
あと小冊子付き限定版との価格差が結構エグかったなぁ。ちなみに僕は通常版を買った。
ダンまち18巻で好きな名シーンBEST5
18巻があまりにも名シーンが多いんで、僕の独断と偏見で名シーンBEST5を作ってみました。
- ヘディンの寝返り
- 対オッタル戦にミア母さん参戦
- アストレア・レコード
- ヘディンの助けに応じたヘグニ
- ヴァンの助言を実行したベル
こんな感じですね。皆さんのBEST5はどんな感じですか?
予想外だけで評価するならミア母さんの参戦ですね。何があってもあの酒場のカウンターから動かない人だと思ってましたw
ヘグニも良い味出してましたねぇ。めっちゃ好きなキャラになった。
また、以前発売された『ファミリアクロニクル episodeフレイヤ』や『アストレア・レコード』を読んでるかどうかで、印象に残るシーンが変わるかもしれません。
僕の場合は『アストレア・レコード』をまだ読んでないんですよね(その割に3位ですがw)
ダンまち18巻の感想|まとめ
この記事では『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか18』の感想を書いてきました。
めっちゃ面白かったですねぇダンまち18巻。
あまりにも名シーンが多く、個々のキャラの事情や関係性も絡まり合っていて、全てを挙げることは出来ませんでした。
ただ最後にこれだけは言いたいんですけど、ヘスティアちゃんだけはいつも通りでしたねw
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか17』感想。フレイヤ様が本気を出した模様…。
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ』感想
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか16』感想。シルとフレイヤとヘルンと…あれれ?
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15』感想。みんな色々あったんだね…。
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14』感想。ベル君を巡るヒロイン戦線にあの人が急浮上っ!
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13』感想。リューさんのトラウマはジャガーノートだったのか…。
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12』感想。アルゴノォト君がマジでアルゴノォト君(語彙
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11』感想。あのミタウロスだったのか…。
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか10』感想。ベルがシンプルな結論に達したことは嬉しい。
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9』感想。ウィーネ登場でダンジョン自体に疑問が…
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8』感想。みんな恋してるんだね!
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか7』感想。とりあえず、ベル君は色々な意味で無事でしたw
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか6』感想。まさに「ピンチはチャンス」って感じでした!
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか5』感想。アルゴノゥト君のアルゴノゥトっぷりがスゴかった…!
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4』感想。武具について語るヴェルフさんカッコイイっす…!
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3』感想
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2』感想
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか1』感想