※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオです。
今回は…

『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた6』を読了したので感想をば。
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた6』感想
あらすじ
V界隈では伝説の存在こと星乃マナが卒業を発表したことに、淡雪はショックを受けていた。
星乃マナはVtuber黎明期から活動していて、淡雪としては憧れの存在だった。
そんなレジェンド的存在から淡雪にまさかの依頼が…
感想
以下は読了直後の僕のツイートです。
読み終わったときには、あまりのキリの良い締め方に驚きましたね。
先に繋がる要素も混ぜてはいるものの、それも含めて余計に完結だと思えてしまいました。
ちなみにあとがきで作家さんがこれで終わりではないと書いてますw
VTuberの頂点的な存在が卒業とのことで、改まった内容を予想していたんですが、いつもの『ぶいでん』でした。めっちゃ笑えますw
ただ思わぬ方向からシリアス展開に持っていきましたね。作風からは想像できない内容でビックリしましたなぁ。

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『ぶいでん6巻』の良かったところ
僕が『ぶいでん6巻』で特に面白いと思ったのは以下の3つです。
- エーライ組長のリアルはメタルな件
- 一般常識テスト
- 淡雪の家族について
1つずつ解説していきます!
一般常識テスト
ライブオンのV達に一般常識クイズをさせる企画で、もちろん笑える答をいかに出せるかの大喜利バトルみたいな物です。
案の定、淡雪を始めみんなが面白おかしい答えを示していきました(僕は三権分立の問題で淡雪が出した答が1番笑ったw)
でも答よりもオチが1番面白かったですなぁ。
晴先輩が全問正解でトップだったのに、ライブオン一つまらない人選手権の優勝者になってしまったw
エーライ組長のリアルはメタルな件
エーライのリアルな姿が明らかになったんですけど、Vをやってるときとのギャップが面白かったですなぁ。
まさかメタルな恰好した人だったとは…。
エーライといえば組長キャラに覚醒したのが印象的ですけど、リアルのエーライ要素が加わったと見るほうがしっくりきますね。
リアルでの淡雪との出会い方も良き。Vの中の誰かとは思ったけど、まさかエーライ組長だとは思いませんでしたなぁ。
淡雪の家族について
6巻の肝にもなった淡雪の家族事情、かなりシリアスで驚きましたねぇ。この作風からは想像できん…。
両親の不仲や交通事故による不幸、それに対する淡雪の乾いた感情…。
淡雪の暗い部分が露わにされていくことに戸惑いながら読み進めたんですけど、最終的にライブオンの存在が淡雪の家族観を既に暖かいものに変えていたことが分かって感動しました。
微妙だったところ
星乃マナの登場シーンがあまりにも少なく、その役どころも淡雪の中の家族観に決着をつけるためだけに出てきたような感じがしました。
淡雪の家族の件はめっちゃ良い話で終わったし、それは星乃マナとの共演があってこそなのは確かです。
とはいえ星乃マナは表紙にもなってるし、もうちょっとキャラの深掘りしてくれると期待してたんですよね僕は。
何より星乃マナは伝説的な存在という設定。活躍するシーンはもっとあっても良かったかなと思いました。
『ぶいでん』がアニメ化する!
あとがきに書いてあったんですけど、ぶいでんがアニメ化するとのこと!
PVの淡雪のCVに佐倉綾音さんを起用してたし、個人的にも「いつアニメ化してくるのかなー」とめっちゃ期待してました。
ストゼロ飲みながら視聴しますw
ただこの作品の過激な会話のオンパレードを、果たしてどこまで描いてくれるのかが心配ですね…。
『ぶいでん6巻』の感想|まとめ
この記事では『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた6』の感想を書いてきました。
ラストで両親のお墓参りをしてライブオン5期生が加入という流れ、「完結するけどライブオンは続くよ!」みたいな終わり方ですよねw
とりあえず続きは出るしアニメ化もするようなのでホッとしてます。
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