※ネタバレ有り
どうもお疲れ様です。 恵推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『冴えない彼女の育てかた』13巻を読了したので感想をば。
ついに完結ですぜっ!
あらすじ
加藤恵への告白。そしてゲーム完成に向けてのラストスパート。あの日、あの坂道での運命の出会いからすべては始まった。もうお前は冴えない彼女なんかじゃない、胸がキュンキュンするメインヒロインだ!
なんという直球なあらすじw
まーとにかく完結します!
それしか言えないっ!
読んでない人は読んでくれっ!
最っ高よ?
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
倫也と恵が付き合い始めた。
12巻とGS3巻のラストを経て、倫也の告白がどーなるのかという注目の場面から始まるというスゴい展開でしたなー。
いやコレ、表紙からして恵が断るコトはないとは思ってましたけど、何せこの巻の序盤ですからね?
え、いきなり付き合ってこのまま突き進むのん……?
と思ったりもしたんですけど、
付き合って突き進むコトになりました。
僕は英梨々や詩羽と色々あって(ケリつけるとか)それから~と思ってたんですけど、付き合ってから英梨々たちと話をつける流れでした。
でもこの後読んでいて、さっさと恵と付き合ったほうが話の流れがスムーズだと思い直しましたね。
この期に及んでゴタゴタしたら、コミケに間に合わんw
ちなみに倫也と恵がイチャイチャモード入ってからの描写は、よーやく来てくれたかと思う反面、読んでいて恥ずかしくもなったw
ここは好みが分かれそーっすな。
出海ちゃんを英梨々が助けるスタイル
「冴えない彼女の育てかた」製作は合宿でラストスパートをかけた。
そこで出海ちゃんがまさかの7枚書く宣言からの、英梨々が助けに入ってどーにかなった展開は熱かったです。
何せ同じコトを6巻で英梨々がかまして大変なコトになったしねぇ……。
コミケ
そして2度目のコミケは完売で大成功。
そうだよね、完結だもんね。成功してくれないとちょっと寂しいですよw
でも1巻からずっと読んでアニメ全て見てこの13巻にたどり着いた僕としては、とても感慨深いモノがありました。
しっかりと作品が完成して、会場で売って完売する。
これをやるために七転八倒しましたよなぁみんな。
そして完売した後に恵がぼうっとしてたって描写が、これまでの苦労が報われたーって感じがして最高でした。
英梨々と詩羽に「付き合ってます報告」を……
ここが一番の難所だと僕は思ってましたし、実際読んでみてもやっぱ難所だと思いましたなぁ。
特に英梨々。
幼馴染みであり、ギャルゲーじゃないけど選択肢次第ではもしかしたら英梨々ルートにだって成り得た。
が、
結果は恵が登場しサークル活動を始め、途中でサークルを脱退。恵はというと倫也と付き合うコトになった。
……なんで幼馴染みっていつもこーなんだ。
と思わずにはいられない。
いられないんですけど、恵が倫也にとってのメインヒロインだというのはとてもしっくりくるんですよ。
英梨々がいなくなっても恵は倫也のところにいましたし、なんだかんだあっても恵は受け止めてくれたワケで……。
そんな諸々もあって英梨々が「倫也と恵が付き合ってる」という現実をどう受け止めるか気になってたんですが、そこはこれまでのGSで触れられてきましたな。
詩羽先輩が支えになってくれるだろうと。何せあのふたり、ズッ友かよってレベルで強い絆ですから。うん。
……GSの存在ってめっちゃデカいな。
倫也、浪人生活へ。
倫也は大学受験全滅。
そりゃそーだw
…と思うんですけど、恵はしっかり推薦で受かってるところがまたねw
ただ、紅坂朱音や町田さんからなど各方面からスカウトされる。
たくさん苦労はしたけれど、その結果が「君が必要」って形で報われるってイイなぁ。
まぁ、倫也はこれら全て蹴って恵と同じ大学へ進む模様ですが。
恵と同じ大学受けるってさ!
そしてサークル活動続けるってさっ!
欲しい展開が欲しい形で来てくれるって本当に嬉しい(しみじみ)
まとめ
クリエイターの悲喜こもごもが詰まった作品であり、恋愛描写も読んでいて苦しくなったりグッときたりと見せてくれました。
物語だけでなくキャラは物凄くかわいいし、冗談抜きで文句なしでしたっ!
完結したんでこれから読もうとしてる人も安心だよっw
あと、これから読む人はスピンオフ(という位置付けの本編)であるGSシリーズも併せて読むよーに。刊行順に読んでいけば大丈夫。
あとがきを読む限りでは、物語は完結したけど外伝とかもしかしたら……みたいな感じでした。それはそれで期待したいです。
でも、とにかく完結したコトが何より嬉しいですな。うん。
心躍る物語をありがとうございましたっ!
おまけ
▼13巻を読み終えた直後の僕のツイート。
帰った後の倫也と恵のあれこれを想像させてくれて素晴らしいw
▼他の巻の感想
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