『天空監獄の魔術画廊 5』感想。キリカ、レオナ、アネット、フィーネを丸っとね!

2 min

※ネタバレ注意

どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。

天空監獄の魔術画廊 5』を読了したので感想をば。

あらすじ

鈍感だった主人公が鈍感じゃなくなって、

周りの女の子がみんな自分のことが好きだと分かるようになる。

そこで主人公は全員と結婚することにした。

そんな話ですw

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

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スピカも寂しかった

怒濤の展開でしたなぁ。
署長とのバトル。
スピカとのバトル。
スピカに至っては師匠ともバトッてますからね。

スピカが世界を滅ぼす気でいることが明らかになった途端に、さらに物語がスピーディーに展開したと思います。

敵の目的を鮮明にすることで展開のスピード感が変えられるってところに関心しました。

スゲェ小説書き的な感想だけどw

世界を滅ぼす目的にスピカの「寂しい気持ち」を持ってきたところは好みが別れそうかも。

世界を滅ぼした先に何かあるのでは、と思った読者もいたかもしれませんし。

僕?

僕は「スピカも結局のところリオンやハイネと同じだったんだなぁ」と思って気持ちが落ち着きましたね。

スピカって不気味なところありましたから。

キリカを選んだと思ったら…。

とかく、ラノベはハーレムになることがとてーも多い。
ただ、その中でメインヒロインは一人だけ。
選ばれるのも一人だけ。

けれどリオンは丸っと全員と結婚しちゃいましたw
キリカひとりを選んだように思わせといてかましてくれましたね!

でも、リオンを世界の王に据えるために持たせた理由付けにはコレほどふさわしいモノはないと思いましたなぁ。

キリカ、レオナ、アネット、フィーネの4人それぞれにプロポーズしていたシーンはジーンときましたなぁ。

そしてコレをラストバトルの最中にブッ込んでくる作家さんの技量にアッパレです。
いやホントに。

5巻で完結がまたイイ!

4巻での脱獄の大失敗からの

「実は師匠やシェリーが革命軍を作って今からいっちょうかますぜリオンよろしくな!展開」

に突入。
これを「詰め込みすぎ」と言うか「テンポがイイ」と思うかはタイプが分かれそうですな。

続刊を求めていた読者にとっては前者。

僕のように「ラノベは5巻くらいで終わってくれると正直うれしい」と思っている人は後者でしょうな。

いや、コンスタントに発売してくれるなら別に10巻オーバーでもイイんです。

けれどなかなかそう上手く刊行できてるラノベってないじゃないですか。

内容が頭の中でおぼろ気になったところで新刊発売!
ってのが多い。

そこいくと天空監獄はしっかりまとまってて5巻で完結してくれたんで、とても嬉しい。

天空監獄をこれから読もうかなと思ってる方には強くオススメしたいですね。

しっかり完結してるから安心していいぜ、って。

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