※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『天空監獄の魔術画廊』を読了したので感想をば。
あらすじ
ある日「天空の大監獄」に閉じ込められた少年・リオン。彼を待っていたのは「魔王の絵画」をその身に封じられた囚人の少女たちだった。彼女たちが持つ魔術の力を利用して、リオンは監獄からの脱出を決意するが――
キレイで可愛い、けど艶めかしい表紙。
結構ムフフな内容なのかしらんと読んでみたら、結構どころか超ド級でしたw
お色気というより直球ですな、これは…。
ギリギリっていうかアウトな気もするけど、そこは活字の力を上手く使って切り抜けている…と思う。
アニメ化は厳しそうだけど。
もしアニメ化するとしたら、かなりの話題作になりますよこの作品。
ただ、お色気だけでなく結構な残酷描写もありますし、なにせ舞台が監獄なので看守が囚人に酷い扱いをかますなんてのは当たり前のように存在します。
読み手をかなり選ぶ作品ですな。うん。
いいキャラばかりだし設定もイイ感じ
あらすじに書いてない点をあげると、主人公リオンは売れない絵描きという点。
この設定が物語の展開や登場キャラ同士の絆に深く関わってきますな。
自分の絵がちっとも理解されないリオンがイイね。
ほかの登場キャラも可愛くて面白くて、そして泣かせてくれます。
三流詐欺師のレオナ。
表紙にはなってないけど1巻ではどう見てもメインヒロイン級の扱いを受けてるキャラ。
彼女の嘘は泣かせてくれますなぁ。
元・騎士キリカ。表紙になってる金髪ちゃん。
こう言っちゃなんですけど監獄がスゴく似合ってるかとw
プライドが高く騎士道精神に溢れている反面、乙女すぎる一面も。
主人公に色っぽく迫って優位に立とうとするも返り討ちにあって赤面してしまうオモシロイ女の子ですw
まとめ
お色気から魔術を始めとした戦闘描写もありの、スリルと笑いと感動に満ちた脱獄モノでした。
冗談抜きで、ここ最近読んだ作品の中じゃ群を抜いてオモシロイ!
ただ前述したように過激な描写や残酷描写が結構極まっているところもあるんで読み手は選びますね。
西尾維新さんの戯れ言シリーズを普通に読めるなら余裕ですw
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