※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、レム推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『Re:ゼロから始める異世界生活14』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活14巻』感想
あらすじ
『聖域』の解放を拒むガーフィールとの決着、それは袋小路にあったはずの運命の打開であり、次なる戦いの始まりを告げる狼煙でもあった。墓所の『試練』で、心の奥深くに封じた自分の過去と対面するエミリア。彼女の無事を信じて待つスバルたちに、リューズの複製体の一人、シーマもまた過去を、『聖域』の成り立ちを語り始める。
エミリアと『聖域』、奇しくも同時に蘇る二つの過去。それはエミリアに決意を促し、ナツキ・スバルが救わなければならない、一人の少女の『後悔』へ至る物語で――。
「ベアトリス様。――甘いもの、食べすぎないでくださいね」
大人気Web小説、後悔と許しの第十四幕。――愛おしい貴女に、今、別れの親愛を。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
14巻はエミリアの幼い頃、聖域が聖域になる前に起こったコト。
この二つがガッツリと描かれていました。
物語上とても重要なエピソードばかりでしたわ。まさかエミリアの過去エピソードにあの人が登場するとは…。
過去エピソードだけではなく、現在の時間軸でもしっかりと物語は進みます。
盛り上がりっぷりはヤバすぎる…!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
エミリアの過去
エミリアの過去は、彼女が氷漬けになるまでが描かれていましたけど、どう氷漬けになるかは分かっても、謎は新たに増えましたねぇ。
- 扉だけの封印とは何か。
- エミリアの両親はパンドラに殺されたようだけどなぜ?
- ジュースはなぜエミリアをあれほどまで慕っていたのか。
- 魔女教の成り立ち
この四つが僕の疑問ですねぇ。おそらくリンクしていると思われ。
とりわけ「封印」は、下手するとこの物語の肝なのではと思わずにはいられないほど重要そう…。
ペテルギウスの過去
ただエミリアの過去なのに、1番驚かされたのはジュースです。
ジュースがペテルギウスになる過程もですが、僕が知ってる不気味なペテ公ではなくまともな状態で登場したほうが驚きですわ。
しかもエミリアのコトをめちゃくちゃ慕ってるじゃないの…。
上記の疑問点でも挙げたけどジュースの在り方は
カカオ
魔女教って何なの?どういう成り立ちなの??
と疑問に思わずにはいられませんでした。
ジュースのエミリアやフォルトナに対する支援っぷりが異常なまでに手厚いのも疑問に挙げた理由です。
ジュースのフォルトナに対する個人的な感情もあるとは思いますけど、それ以上に守りたい何かがあったと思われ。
- それは幼いエミリアであり
- 封印であり
- さらにはエミリアの両親の想い
これらが含まれていたのかなぁと僕は思うのですがどうでしょ。
そんなエミリアやフォルトナを慕っていたジュースが彼女たちを守るために力を得て、その挙げ句に僕らがよく知ってるペテルギウス・ロマネコンティに堕ちたのが悲しすぎる…。
カカオ
おのれパンドラ…。
リューズの過去
リューズの過去ですけど、どちらかというとベアトリスの過去と言った方がしっくりくる内容でしたね。
ベアトリスが母と言っていたのがエキドナだったのには驚きましたなぁ。なんかヒントありましたっけ?
現在の聖域がどういう理由で聖域になったのか。
表向き知られていた内容とは随分違ってましたなぁ。
「憂鬱の魔神」ヘクトールの存在を世界から隠蔽するためのようですけど、隠蔽せんとアカンぐらいヤバいのは十分に伝わったですはい。
……勝てる気ぃしないんですけど(滝汗)
リューズの過去でも新たな疑問は増えましたねぇ。
- 「憂鬱の魔神」とは?まだいるの??
- ヘクトールとエキドナってどんな関係??
カカオ
エキドナはまだまだ語ってないコトがありそう(苦笑)
ロズワールVSラムとパック
14巻で1番熱かったのがロズワールに杖を向けたラム、そこからのパック召還ですね。
つかパック、お前まだいたのか…!
バトルの模様は15巻になると思うんですけど、それよりも気になるのがロズワールとラムとの間にある事情やら契約ですかね。
鬼族の村が滅んだ一因にロズワール?
魔女教の襲撃があって、そこにロズワールが現れてラムとレムを助けたってコトじゃないのん??
でもよーく考えてみると、どうしてロズワールが現場にいたんだかサッパリですよなぁ。
……って、僕が既刊の内容を忘れてたりじゃなければイイんだけど(苦笑)
あとここでも疑問が…。
結局のところ、ラムってロズワールのコト好きなの?嫌いなの??
14巻でラムの在り方を定義したのはロズワールであって、ラムの気持ちはイマイチ分からないんですよね。
ロズワールを妄執から解き放ちたいという気持ちだけを読むと、彼を想っているようにも感じるんですけど。
カカオ
ロズワールの定義付けのせいで分かりにくい
エルザVSガーフィール
スバル、オットー、ガーフィールの3人は、エルザとメイリィに襲撃される屋敷へGO!!
絶望するペトラを最高のタイミングで助けに入ったスバルは、カッコよかった。たぶんこの巻で唯一の見せ所w
カカオ
ガーフィールならエルザ勝てそうだぜ!
とか思ったけど、思いのほか互角っぽいですねぇ。。。
エルザ、ラインハルトとの戦いを経て強くなったらしいですな。死にかけて強くなるとかサイヤ人かお前はw
このバトルも15巻でって感じですなぁ。
15巻はバトルに次ぐバトルになりそうで楽しみ。
【まとめ】
「虚飾の魔女パンドラ」に「憂鬱の魔神ヘクトール」、どちらも過去とはいえその強敵ぶりが半端なくて絶望しましたわ…。
まぁペテ公や白鯨を初めて見たときも絶望したんで、いつか登場してもどうにかなるさ。
……スバルは何度か死にそうだけど。
目下のところ、以下の四つが同時進行しようとしてます。
- エミリアの2番目の試練
- ロズワールVSラムとパック
- エルザVSガーフィール
- ベア子を連れだそうとするスバル
凄い展開!
さらにメイリィも動いているだろうからそちらも気になるところ。
オットーが人間以外とも言葉を交わせるので、獣使いメイリィに対抗できるのではと期待してるんですがどうでしょ。
そして眠り姫状態のレムはいつ目覚めるのか。
カカオ
これはまだまだ先になりそうw