カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ』を読了したので感想をば。
『ダンまちファミリアクロニクル episodeフレイヤ』感想
あらすじ
フレイヤには悪癖(ファミリアのメンバーにとっては)がある。
それは「運命探し」。
最高の伴侶との出会いを求め、フレイヤはふらりと1人旅に行ってしまうのだ。
オッタルを始め、幹部たちはフレイヤをどう守るか緊急会議を始める。
その最中、フレイヤは単身、オラリオの外へ抜け出してしまった。
彼女は砂漠を走る船ことデザート・シップに乗って、リオードの町に案内された。
そこでフレイヤは運命を見つけ…?
ってな感じです。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了した直後の僕のツイートです。
これまで詳しく描かれなかったフレイヤファミリアに密着して、面白さを凝縮したような1冊でした。
本編だとフレイヤとオッタルぐらいしか目立ってませんが、他のキャラも面白いし強くてカッコイイ。
フレイヤもこれまで見えなかった面が色々発揮されて楽しかったです。
僕は16巻を読んだ後に今作を読みましたけど、可能なら16巻の前に読んだほうがいいかも。
16巻はフレイヤファミリアのメンバーがガッツリ登場するんで、これを読んでおけば準備万端!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『ダンまちファミリアクロニクル episodeフレイヤ』の良かったところ
特に良かったと思ったのは以下の3点です。
- アリィとのやり取りから窺える「フレイヤ」というキャラ
- アレン、ヘディン、ヘグニ、ガリバー兄弟が詳しく描かれていた
- オッタル達の無双っぷりが爽快
1つずつ解説していきまっす!
アリィとのやり取りから窺える「フレイヤ」というキャラ
アリィと関わることで、ダンまち本編では見られなかった「フレイヤ」というキャラの色々な面が読めたのが1番良かったと思いました。
- 自由奔放で
- その美貌で誰もを虜にしながら突き進む
この辺りは想像通り。
面白かったのが
- 上に立つ者とは何かを説く姿
- 少女のような表情(水浴びのシーン)
この2点。
アリィが王としての自分が未熟過ぎて落ち込んでいるときに、フレイヤが言った「気高くあれ」という一連の言葉。
あれはフレイヤだからこそって感じのメッセージで痺れましたね。
かと思えばオアシスで見せた少女のような表情。意外でしたなぁ。
カカオ
イラストにもなってたけど、まさかフレイヤに対し「かわいい」という感想を抱く日が来ようとは…。
アレン、ヘディン、ヘグニ、ガリバー兄弟が詳しく描かれていた
本編で全く登場しなかったワケじゃないんですけど、アレン達もガッツリ登場してて良かった。
僕は16巻の後に読んだ関係で、ヘディンについては結構してたんですがw
それぞれの武装などについてもバトルを通して知ることができて胸熱!
物語的には特にアレンにスポットが当たっていた感ありますね。
アリィがアレンに対して抱く最悪な印象って、そのまま読者のアレンに対する印象にもなり得ると思いました。
そこからなんやかんやあってフレイヤへの思いが変わり、アレンに対する印象も良い方向へシフトしていくアリィの心理描写もまた、読者のそれと同期(少なくとも僕はw)
カカオ
なんか、テクニカルだなーと思ったよ。スゲェわ。
フレイヤファミリアの無双っぷりが爽快
ダンまちって、ベル君たちは苦戦してボロボロになったところから逆転するのが鉄板。
ソードオラトリアのロキファミリアですら苦労の連続。
しかしフレイヤファミリアは圧倒的に勝つスタイルを取っていました。
俺Tueeeeならぬ俺達Tueeee。
さすがはオラリオの頂点に君臨するファミリアです。
苦戦するのではなく苦戦させる。
苦労するのではなく苦労させる。
それがフレイヤスタイルw
8万の軍勢相手に8人で圧倒するところ、ホント最高にスカッとしました!
フレイヤが奴隷を全て買って解放したところも無双の内に入るかと。
カカオ
その後の襲撃は悲しかったけど、フレイヤが全員の名前を覚えていたところ、マジで泣けた…
微妙だったところ
いやぁ無いんですよねぇ。
あえて挙げてみようとしても、無いんですよねぇw
カカオ
今作単体で評価しても良いと思うし、本編を補強する意味でもとてもよく出来てると思う!
考察
episodeフレイヤを読んで特に気になったところを僕が好き勝手に考察していきまっす!
今回は以下の3点について。
- アレンにとってアーニャとは…
- レベル7オッタルのさらに上の存在が示された件
- 今回の件がフレイヤのベル攻略に与えた影響
1つずつ解説していきます。
アレンにとってアーニャとは…
シールの呪詛によってアレンが見た最愛がアーニャでした。さらにフレイヤの口ぶりからもアレンがアーニャを気にかけているのは窺えます。
とはいえアレンはアーニャの姿をバッサバッサと倒していきました。
カカオ
いやアレンには呪詛だって分かってるからね!
と思いたいとこなんですけど、16巻でアレンはアーニャ本人に対しても容赦ありませんでしたよ…。
ただのツンデレだと思うことは簡単なんですけど、フレイヤと出会う前のアレンはアーニャの面倒を見てたんですよね。
注目したいのはアレンが幼い頃、フレイヤとアーニャを見比べてフレイヤの手を取った、ってところ。
フレイヤを選んだアレンにとって、アーニャの優先順位は主神よりも低いことは明らか。
アーニャに救いあれ、と思いたいんですけど果たして。
個人的にはアレンはこのまま突き進んでもらって、アーニャ自身に自律というか兄からの脱却をして欲しいなと思ったり。
カカオ
ただアーニャをそこまで大きくクローズアップしそうにないので期待は薄い(苦笑
レベル7オッタルのさらに上の存在が示された件
これまでちょいちょい存在が示されてたゼウスとヘラのファミリア。
その眷属達のレベルが8と9であることが明らかに…。
レベルの上限がどこまでなのか知りませんけど、ベル君の今後の成長も鑑みるに、ダンまちはまだまだ続きそう。
いや嬉しいんですけどね。
ゼウスとヘラの眷属については色々気になることがあるんだけど、そこまで深くは語られませんでしたなぁ。
これからですかね。
今回の件がフレイヤのベル攻略に与えた影響
アリィとの一件があったからこそ、フレイヤはベル君をあんな風に攻略することにしたんだなぁと思いましたねぇ。
まずフレイヤにしては珍しくアリィの件から自分の反省点を見出してました。
- 攻略を急ぎ過ぎた
- アリィに尊崇の念を抱かせてしまった
この2点踏まえ、現在のベル君攻略になったんだなーと。
具体的には以下の方針になった模様。
- 成長を見守る(ちょっかいは出すかも)
- ゆっくりベル君のことを知っていき
- 距離を埋めていく感じ
いやまぁ、ツッコミたい気持ちはありますよ?
モンスターフィリアの件はフレイヤのちょっかいだし、ベル君がレベル2に到達するキッカケのミノタウロスだって、ねぇw
でもアリィの時と違い、直接ベル君に関わるとはあまりしてません。
フレイヤの姿としては、ですが…。
笑った小ネタ
笑えるポイントは多々あったんですけど、特にツボに入ったのをピックアップしていきまっす!
- 八人で敵軍を全滅させる大雑把な作戦
- デスゾデスゾ、ドゥフフフフフフン
- たった四人で行う画期的な包囲滅殺陣
- マッチョ化したボフマン
- 筋肉派組織ファズール商会
こんな感じ。
カカオ
ボフマンは凄く頑張ってたと思うよw
感想|まとめ
この記事では『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeフレイヤ』の感想を書いてきました。
外伝なんですけど、本編(特に16巻)を読むうえでは読了しといたほうがいい1冊だと思います。
僕は今作読まずに16巻読んで楽しんでたんで、必須ってほどじゃないですがw
でも必須とか本編への理解とかは関係なく、1つの作品としてめっちゃ面白いです。
オススメ!
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