※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、ロシデレ4巻の表紙が可愛すぎて幸せなカカオです。
今回は…
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4』を読了したので感想をば。
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4』
あらすじ
名前で呼び合うようになったものの、夏休みに入ってからは一緒に宿題をするだけの政近とアーリャさん。
心なしかアーリャさんから謎の圧も感じられるような…?
そして始まる生徒会の合宿。
別荘とプライベートビーチを楽しむ生徒会メンバーたちだったが、政近にはハプニングも降りかかり…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
1巻~3巻は何かしら課題が発生してそれを乗り越えた感じだったんですけど、4巻は夏休みを過ごす政近たちが面白おかしく描かれている様子が中心でした。
有希が良い具合に引っ掻き回してくれてましたねぇw
が!
いきなり雰囲気がシリアスになったかと思えば、すぐさま面白おかしい流れに戻ったりも…。
何気に物語的にもメチャクチャ重要な局面を迎えています。
全体的な印象は「緩い」けど、局所的に「ついに来たか…」と思わせる展開もあって、実はかなり濃い一冊となっております。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
ロシデレ4巻の良かったところ
ロシデレ4巻で僕が特に良いなと思ったのは以下の3つです。
- 両親の離婚当時の政近が明らかに…
- 遊園地と合宿と水着と夏祭り(要約:楽しい夏休み)
- 政近は鈍感系では無かった件
1つずつ解説していきます!
両親の離婚当時の政近が明らかに…
何かと政近に影を落とす周防家と彼の母親なんですが、序盤と終盤で政近の両親が離婚した当時の様子が描かれていたのがグッドでした。
政近が自虐的になる要因がようやく分かりましたからねぇ。
祖父からの教育的圧力や両親の不仲など、幼い政近を苦しめる要因は色々ありました。
特に有希が父親ではなく母親を選び支えようとしていたことが、彼を自虐に走らせてる気が…。
さらに中学受験では自分がトップではなく有希だったのも、追い打ちをかけてますね。
……と、こんな具合に政近のトラウマ的な部分がまとめられていたのが読み応えあって良かったです。
カカオ
ただ母親が政近を怒鳴った件と、父と母の不仲は政近には窺い知れない事情がありそうな気がするなぁ。
遊園地と合宿と水着と夏祭り(要約:楽しい夏休み)
序盤はシリアスめながら、割とすぐに夏休みを遊んで楽しむ政近たちがガッツリと描かれていて楽しかったです。
有希と遊園地に行ったかと思えばアーリャさんとデートをし、合宿が始まったかと思えば海に水着に夏祭り。
泊まりになるので相応のイベントも盛りだくさん!
ロシデレでここまで肩の力を抜いて読める巻は無かったのでは…w
あとラブコメらしいハプニングもしっかりありましたが、4巻はかなり過激な内容でちょっと驚きました。
カカオ
もしアニメ化したら、あのシーンは謎の白い光が入るのでは…w
政近は鈍感系では無かった件
ついに政近がアーリャさんが自分に対して好意を抱いていると気付いた…物語的に一大事で驚きましたなぁ。
個人的には思っていた以上に展開が早いと感じてます…。
でもアーリャさんのデレたロシア語を幾度も聞いていたワケですし、夏祭りの終わりのほうでは腕を絡めてきましたからね。
何とも思っていない相手に、しかもガードの固いアーリャさんがそこまではしないだろうと。
政近の中でついに疑念が核心に変わった、といった感じ。
でもアーリャさんの気持ちに気付いたところから自虐に走るとは思いませんでした。
カカオ
よく考えてみると政近はマーシャに「恋なんてくだらない」と漏らしていたので、自虐に走る布石だったと思われ。
微妙だったところ
4巻だけで見るととても面白かったんですけど、読み終えたときに僕が思ったのは
カカオ
3巻のラストシーンはいったい何だったの?
です。
僕には3巻のラストって、アーリャさんが政近がロシア語堪能であると見抜いたように思えたんですが…。
でも4巻になったら二人はどうなるかと思ったら、政近の家で一緒に宿題はやっていましたけど、ロシア語の件については全く触れられてません。
気になって3巻の終盤を読み返してみたんですけど、
政近がアーリャさんのロシア語に反応
↓
それに気付いた様子のアーリャさん
っていう風に読めるんですよねぇ。
ただ3巻のラストでアーリャさんがロシア語でなんて言ったのかが分からないので、もしかすると何事も無かったかのように収まったのかも?
で、これも気になってググってみたんですけど……うーん、よく分かりません。
英語と違ってロシア語って文字見ても打てないからググりにくい…。
笑った小ネタ
ここではロシデレ4巻で僕が思わず吹いてしまったシーンをまとめていきまっす。
既に読んだ方は思い出して僕と一緒に笑いましょうw
- チョロシア
- 記憶処理(物理)
- 停戦協定は油断した相手に不意打ちをかますために結ぶ
こんな感じ。チョロシアてw
ただ昨今の世界情勢を考えると、停戦協定のところは「リアルはそうであって欲しくないなぁ」とも思いましたが…。
ロシデレ4巻の感想|まとめ
この記事では『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4』の感想を書いてきました。
ラストで政近が幼いころに出会った「あの子」が登場したっぽいんですが、あえて触れませんでした。
とりあえずマーシャさんでいいんですよね?
めっちゃ気にはなるんですけど情報が少なすぎるのと、これまでのマーシャさんの様子から十分に予想できたことなので驚きはあまり無かったかなとw
5巻で面白く展開していくことを期待してまっす!