『千歳くんはラムネ瓶のなか6.5』感想。6巻の後の彼女たちが分かる必読な内容でした!

3 min

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうもお疲れ様、陽推しのカカオです。

今回は…

千歳くんはラムネ瓶のなか6.5巻

千歳くんはラムネ瓶のなか6.5』を読了したので感想をば。

『千歳くんはラムネ瓶のなか6.5』感想

あらすじ

夏休み中の彼女たちの物語。

千歳を想う彼女たちはどう過ごし、何をして、何を考えているのか。

各々がぶつかる壁や葛藤が、高校2年の夏を過ぎ去る…

6.5巻は短編集です。

感想(ネタバレ極薄)

以下は読了後の僕の感想です。

ラノベの短編集や外伝だとあるあるなんですけど、チラムネ6.5巻もストーリーに割と関わってきそうな内容でした。

6巻での出来事の先に夕湖、七瀬、明日姉、優空、陽が何を考えているのかが分かります。

短編集だからとスルーしないことをオススメ。

どの話も読み応えあったんですけど、個人的には陽の話が1番良かったです。4巻を彷彿とさせる熱いバスケを見せてくれました!

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

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チラムネ6.5巻の感想(ネタバレ有り)

6.5巻は短編集なので各エピソードの感想を書いていきます。

一章 八月の夜に結んだ十年前のゆびきりげんまん

夕湖と七瀬、ナズナの3人が買い物に出掛ける話なんですけど、まずキャラの組み合わせが意外でした。

ただ読み始めてみると、ナズナが夕湖と七瀬の間で潤滑油みたいなポジションに。結果的に3人の仲は良くなってましたね。

特に七瀬とナズナは色々あったんで、この話が良い機会になった感ある。

6巻の後なので、やはり夕湖は感傷的になることが多かったのも印象的。千歳へのお土産選びにしたってかなり悩みぬく始末。

以前じゃ考えられない姿に読んでて胸が苦しくなりましたなぁ…。

とはいえ前向きに今を捉え、今回の3人で10年後の約束をするシーンからは夕湖の強さが感じられました。

カカオ

カカオ

夕湖自身は自分の強さに無自覚っぽいのがまた良い味出してる。

二章 やがて涙で咲かす花

明日姉が地元系の雑誌を出版する会社に見学へ行くことになり、千歳も同行したお話。

編集者を体験する流れになって質問をしてみた明日姉でしたけど、千歳のほうが遥かに上手くできて挫折感を味わうところが何とも彼女らしいというか…(苦笑)

でもその後の社員の人の励ましが凄かったですなぁ。アレは泣けます。

三章 彼女と彼の椅子

わがままになろうと決めた優空が千歳をデートに誘うも市場を選んでしまい、いつも通りのスタイルになってしまったお話。

でも優空らしいアットホームな雰囲気で良し!みたいな流れに。

オシャレなデートは七瀬とか夕湖に任せればいいんですw

千歳が自分以外の誰かと付き合った場合、料理を作りに行くことも無くなりキッチンもその彼女が…っていう優空にとっては辛い想像がザワザワしましたねぇ…。

「千歳がほかの誰かと付き合ったら私は…」っていうのは他のキャラも同じなんですけど、優空の場合は「キッチン」という居場所がある分、精神的ダメージも大きそう。

そんな想像の後に千歳がキッチンで使う優空用の椅子を用意してくれた展開、めっちゃ良かったです。

カカオ

カカオ

誰かと付き合ったら……という懸念は変わらないですけど、千歳が優空のために考えてくれたっていうところがポイント高い!

四章 かかげた両手に花束を

三章とは打って変わってバトル物顔負けのファイトを見せたのが陽。

OGが来るとのことで、ライバル校の東堂舞も呼んで体育館で一緒に練習することに…。

陽は4巻で千歳と相棒になって燃え上がったように見えたんですけど

燃え尽き症候群みたいになって、しかも恋をしたことで自分が弱くなったのでは…

と思っていたとのこと。

そんな陽にOGがビシバシ鍛えて煽ってくるところが凄すぎですw

練習試合の模様もかなり細かい動きまで描かれていて、ラブコメからスポーツ物にジャンルが変わった感ありましたね。

カカオ

カカオ

個人的にはこの四章が1番好きっすね!

チラムネ6.5巻の感想|まとめ

この記事では『千歳くんはラムネ瓶のなか6.5』の感想を書いてきました。

短編集なので各キャラの日常をのほほんと描いてくるのかと思いきや、むしろ逆で立ちはだかる壁を作って乗り越えさせるストロングスタイルでしたねw

また、残りの夏休みで女性陣の内面を掘り下げて2学期に備える、そんな風にも思える内容だったかなと。

まだ未読の方はぜひ!

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