※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、おさまけ大好きカカオです。
今回は…
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ11』を読了したので感想をば。
『幼なじみに絶対負けないラブコメ11』感想
あらすじ
末晴と真理愛のドラマ出演が決まったものの、いざ撮影となると末晴は演技についてダメ出しされてしまう。
追い詰められた末晴は特訓をするため真理愛のマンションに行くが、群青同盟のメンバーもついてきて稽古の場はカオスと化す。
黒羽と白草は真理愛優位に運ぶ状況に打つ手なしなのか?
さらにドラマ出演によって末晴に新たなオファーが…。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ11』を読了。いよいよ終盤って空気になってきましたなぁ。完結は近そう。
— カカオ (@kudoshin06s) June 9, 2023
末晴の進路の話が出た辺りから完結の空気は少し出てましたが、11巻ではそれが色濃くなりました。
まだ末晴が誰を選ぶかは決まっていないものの「もう選ぶ時が来たようだ…」といわんばかりの展開です。
そして暗躍していた哲彦も11巻ではかなり大胆に動いて、彼は彼なりのフィナーレに向けて突き進んでいるのも見逃せません。
僕は末晴が表の主人公なら、哲彦は裏の主人公だと思っています。11巻でも裏側っぽいムーブかましてるんですよねぇ哲彦。
話がかなり大きく動いた巻なので、10巻まで読んでる方はぜひ読んでみてください。
まだおさまけを全然読んだことない方は、まとめて一気にGO!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
おさまけ11巻の良かったところ
- 真理愛の告白までの道のり
- 末晴の演技が上手くいかなかった理由
- 哲彦の計画が最終段階へ…?
末晴の演技が上手くいかなかった理由
最初の撮影で末晴の演技が相手の女優に「運命」感じさせない、という曖昧なダメ出しで何じゃそりゃって思いませんでした?
僕は思っちゃいましたw
ただその後
- 末晴が進路を決めかねていて
- 恋愛についても決められていない
要するに迷っている状態だから運命感を出せない、という所に繋げていたのが上手いなーと。
運命ってバシッと決まる感じあるじゃないですか。でも末晴は真逆の状態だったワケです。
けれど少なくとも進路については11巻で芸能界入りすると宣言、前進しましたね。
カカオ
それとも恋愛についても、既に3人の中で誰にするか決定しているのだろうか…。
真理愛の告白までの道のり
テレビの生放送での真理愛の告白が黒羽超えの規模で凄かったんですが、僕としてはそこに至る長い道のり、計画性に驚きましたなぁ。
ヒナが合宿に来たところからドラマ出演、そしてテレビの生放送までが真理愛(と哲彦)による計画。
さらに生放送中の告白は先に決めていた…と。
これはあくまでも黒羽による分析ですが、おそらくそんな感じなのでしょう。
ゾッとするレベルですねぇ。全ては「黒羽を超える規模での告白を…」という目標のためなのでしょうか。
ただ忘れちゃいけないのは真理愛だけでなく哲彦も関わっていること。哲彦無しじゃ無理な話だったと思われ。
カカオ
そして哲彦は別に真理愛を応援しているワケではなく、自分の目的遂行のために必要だったから協力したと僕は予想してる…。
哲彦の計画が最終段階へ…?
何かと暗躍してる哲彦ですが、気が付けば影響力も結構なものとなり、彼に言わせると「舞台は整った」とのこと。
ストーリー全体で見ても、哲彦の計画が最終フェーズに突入したように感じました。
業界の要人に接近し、自分のカードを切っては協力体制を敷く姿は不気味…。
ドラマが話題となって学校がパニックになり、教頭を筆頭とした教師陣に囲まれても堂々と切り返す様もヤバイ。
かなり読み越えのあるバトルでしたね。
そこまでして哲彦は何を目指すのか。ヒントは「復讐」と「幼なじみ」…。
カカオ
復讐はともかく幼なじみがどう関わってくるのかは次の巻だと思われ。
微妙だったところ
時間軸が前後するところがいくつかあって、11巻はそれがやや多めだったのが少しだけ気にはなりました。
ただ見ようによっては11巻を遡って復習できる部分にもなっているし、そこまで微妙でもないんですよね。
要するに、11巻に微妙な点はほとんど無いってことですw
おさまけ11巻の注目ポイント
次の巻を読む上で11巻の中から特に押さえておきたいポイントをピックアップしてみました!
以下の4つです。
- 末晴が哲彦の「やりたいこと」を訊かなければ…と思った件
- 末晴の進路
- 峰芽衣子
- あとがき
1つずつサクッと解説します。
末晴が哲彦の「やりたいこと」を訊かなければ…と思った件
末晴が哲彦の暗躍を感じ取ってはいるものの、これまで踏み込んではいなかったのを自覚してたのがちょっと意外でしたね。
そんな末晴もいい加減に哲彦が何をやろうとしてるのか訊かないと…と肌感覚で危機感を感じているのが伝わってきました。
12巻で明らかになるのか、要注目です。
末晴の進路
末晴が進路を役者にしたことで真理愛が1番近く、黒羽が1番遠くなり、白草はその中間という距離感になりました。
11巻だけ読むと真理愛の独壇場に思えますが、そうはならないのがおさまけ…だと僕は思うんですよね。
カカオ
俺達の腹黒な黒羽が何も考えていないワケがない!
峰芽衣子
白草の友達としてちょっとだけ登場してた芽衣子が、どうも哲彦の幼なじみであり、彼の破竹の勢いを止めるストッパーになりそうな気配が…。
あとがき
もしかすると「あとがき」を読んでいない読者もいるかもしれませんが、結構面白いことやその巻の解説っぽい内容もあったりするのでぜひ読んでみてください。
例えばおさまけ11巻のあとがきには、このシリーズのタイトルの意味について書かれていました。
どうも「ヒロイン全員が幼なじみ!」という意味ではないようです。
…え、マジすか!?
では本当のタイトルの意味は何なのか。我々読者は完結したときに理解するのかもしれませんね。
カカオ
気になる!
おさまけ11巻の感想|まとめ
この記事では『幼なじみが絶対に負けないラブコメ11』の感想を書いてきました。
真理愛の生放送での告白、末晴の進路の決断、哲彦の計画などなど、物語が大きく動いた巻となりました。
ヒロイン頂上決戦も気になりますが、哲彦のヤバそうな動きから目が離せません。
果たして芽衣子は哲彦にどう影響するのか…。
『おさまけ』は朗読で聴くこともできます
おさまけは興味あるけど時間ないしなぁ…
そんな忙しい人に朗報。『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』はAmazonの朗読サービスAudibleで配信されています。
そう、読まずに聴くことができる!
カカオ
混みあった電車やバスの中で手がふさがってても、耳から物語が流れて快適なんだよなー。
方法は簡単。Audible会員になってスマホにアプリを入れればオーケー。
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