『のうりん13』感想。良田さんがついに…!!

3 min

【2024年11月23日追記】

※ネタバレ注意

どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。

のうりん13』を読了たので感想をば。

あらすじ

林檎ちゃんがいなくなった後の、林檎ちゃんがいない耕作たちの日常が描かれています。

基本的にいつものノリなんですが、林檎ちゃんいないコトを農や継が意識して話題にしないようにして、どこかギクシャク…。

…と言ってもさりげなくギクシャクさせているような具合でしたがw

ベッキーはバレンタイン撲滅のために学校を占拠したりと、やはりいつもののうりんでした。

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

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林檎ちゃんのいる前に戻ったワケだが…。

前述の通り、林檎ちゃん無しののうりんです。
以下は印象的なエピソードの感想をば。

プロローグ

プロローグが印象的っていうのも珍しいかも。
いやでもそれぐらいパンチが利いてたんですよ。

林檎が草壁ゆかとして復帰、テレビに映っているところから始まった。

巨大なアリーナで多くの人を前にライブをするという時点で、耕作とはもう違う世界に行ってしまったんだなーという絶望感が…。

冒頭からかましてくれますな。

パズノラ ~パズル&野良仕事~

某スマホゲームのパロ。
僕はプレイしたことはないんでですが。

金上がグレーゾーンすれすれで商売するっていう容易に想像できる展開ながらおもしろかったw

ベッキーが全てを台無しにしたのもお約束。

農フーズ

廃棄された食品を廃棄せずに実は売っていたといういつぞやあった実話を、のうりん視点から描いている意欲作だったなと。

農がスーパーで激安の冷凍肉を買ってきたのはイイけれど、それが実は廃棄された肉であったことが発覚する。

廃棄されたものを売ってしまったのは悪だけれど、そもそも廃棄の基準がおかしいのではないかと思わずにはいられないですなぁ。

あと興味深かったのは「優良誤認」の問題。

もはや言葉の使い方、捉え方次第でどうとでもなりそう…。バシッと決められないものなのかね。

このエピソードは、のうりんシリーズにおいてかなり上位の読み応えでした。

機会があれば是非読んでくださいませ。

二・一四事変 ~ベッキー最期の十二時間~

バレンタインが気に入らないベッキーが学校を占拠するお話です。

アラフォーがフルパワーですw

これ何かのパロなのかなぁ。そんな匂いはするんですが、僕は元ネタが分かりませんでした。

でも元ネタは分からなくとも楽しめるのでご安心を。

良田さんがついに継に告白、継はこれを受理!

おめでとおおおおぉぉ!

良田さんがとんでもない表情になっていたのがもうのうりんらしくてスバラシイw

会長選挙

このエピソードのメインは農が耕作に告白しようとするシーンなんでしょうけど、継がなぜ良田さんの告白を受けたかを語っていたところも重要です。

林檎がいなくなったコトがキッカケというのがイイ。

継は良田さんのコトを好きでいたけれど、それよりも父親を見返すべく勉強に打ち込んでいた。

色恋にかまけている場合じゃないと。

が、

林檎がいなくなったコトで、継の考え方が変わったんですなぁ。

いなくなってからじゃ遅い、と。

「後悔しないように生きる」という答に落ち着いた感じですな。

それが少なからず影響して、耕作の「林檎ちゃんに会いに東京へ行く展開」に繋がっているかと。

まとめ

次の巻は東京…なのだろうか。

いつもののうりんとは随分と違った具合になりそうだけど。 それとも東京パートもあり、いつものテンションの話もあるのか。

…これ、作家さん的に難しい巻になりそうですね。

あとがきで13巻は難産だと書いてあったんですけど、次もかなりではないかと…。

【追記】8年近く経ったが14巻は出ていない件

ブログを全面的に見直す関係で、この記事にも目を通したワケなんですが…

えーっと、今が2024年11月23日なんで…

8年近くたったのか

ちなみに14巻は未だ出ていません。というか僕はもう『のうりん』のストーリーをほとんど覚えてない。

この作品に限ったことじゃないんですけど、ここまで書いたらしっかりと完結させて欲しいものです。

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