※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
今回は…
『戦闘員、派遣します!3』を読んだので感想をば。
他の巻が気になる方はまとめ記事をどうぞ!
『戦闘員、派遣します!』3巻感想
あらすじ
六号とアリスはキサラギから「アジトを作れ」と命令され、大森林にアジトを建てようとするが現地のモンスターなどに大苦戦。
さらに2巻でのデストロイヤー要請で悪行ポイントのマイナスが酷いため、物資の補給は封じられてしまっている。
アジト作りとは別に、グリムが仕切るアンデット祭りの開催が迫っていた。日本で言うところのお盆みたいなものらしい。
行き遅れだなんだと言われながらも依り代用の人形作りを六号に手伝ってもらったり。
けれどその裏で魔王軍が…。
ってな感じです。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
この作品って最初の絵のページのとこに『この巻のメインヒロイン』ってのが載ってるんですけど、今回はグリムでした。
が!
六号と行動を共にしてるせいもあってかグリムにヒロインらしさがほとんど無かったです。ちなみに褒めてますw
今回の六号はいつにも増してやらかしているんですけど、スノウも盛大にやらかしてます。
意外なことにロゼも…。
そんな彼ら彼女らにグリムが振り回されてる感じもあって、終始笑いっぱなしでした。
でも物語の構成を見ると、六号のやらかしが終盤の展開に繋がっていたりとよく出来てるんですよねぇ。さすが暁なつめ先生です。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『戦闘員、派遣します』3巻の面白かったところ
終始面白かったんで挙げればキリがないんですけど、特に「コレ!」って感じのを3点ピックアップしていきます。
- 大森林の開拓
- グリムの思い出がドンドン消費されていく件
- 終わってみればメンバーが二人も欠けていた
1つずつ見ていきましょう。
大森林の開拓
アジトを作るために六号とアリスが大森林を開拓する様が手段を選ばない感じで凄かったですねぇ。
アリスに至っては「燃やしちまおう」とか言い出しちゃうし、それに大賛成して火炎放射器をブッ放す隊員達もさすがは悪の秘密結社ですw
それでも対抗してくる大森林に撤退を即決したアリスと六号の潔さというか諦めっぷりもグッド。
カカオ
笑うしかねえw
グリムの思い出がドンドン消費されていく件
今回のグリムはとにかく自滅しましたね。
まさか終盤のシーンでカッコ良い感じだったのに、ガダルカンドと共に逝ってしまわれるとは…。
まぁ逝っても復活はするんですけど、今回は供物となる思い出アイテムの消費量がなぜだか多かった。
幼馴染にもらったラブレターやら、今回六号に買ってもらったネックレスなどなど。
片っ端から思い出がなくなって悲鳴を上げるグリムを、果たして笑っていいのかどうか困ったほどです(苦笑)
終わってみればメンバーが二人も欠けていた
アンデット状態で復活したガダルカンドを自滅しながらも倒したグリム。めでたしめでたし…。
って感じだったんですけど、彼女が目覚めたときには
- スノウは色々やらかし過ぎて牢屋の中
- ロゼは爺さんのとこで飼いゴリラとして暮らしていた
こんな状態に。カオス過ぎるw
スノウに至っては金のためなら何でもする感じで、この巻だけでたしか2度牢屋に入ってますね。
ロゼのゴリラに成りすましで食っちゃ寝状態も笑わせてもらいました。
カカオ
結局3巻が終わったときにはメインメンバーの内二人が阿呆みたいな理由で欠けてたっていうねw
微妙だったところ
正直言って無いんですよねぇ。
ラノベでこんなに笑ったことないんじゃね?ってぐらい笑ったんで。
でも敢えて挙げるなら、ガダルカンドとの戦闘はもう少し詳しく描いて欲しかったです。
1巻のガダルカンド戦はテンポの良さを失わない程度に、程よく戦闘シーンを描写してましたしね。
『戦闘員、派遣します』3巻の考察
3巻は2巻に登場した遺跡みたいな世界観の根幹部分に触れるような要素は無かったかなぁという印象です。
でも細かいところで気になる点が3つありました。
- 謎肉の正体は?
- 血塗れマリエルって今後また出るのかな?
- 荒野に置いてかれたハイネ
この辺りですかね。
最初の2つはどうでも良さそうで実は重要になってくるかも?とか思ってるんですがどうなんですかねw
そしてハイネ。毎度散々な目に遭ってるハイネですけど、今回はまた酷かった。
「荒野に置いてきたぞ」とかサクッと言われたときには笑うしかなかったですw
カカオ
荒野でハイネが六号とアリスに復讐する決意を固めていると思うんだけど、今後どう出てくるのか楽しみw
『戦闘員、派遣します!』3巻の感想|まとめ
この記事では『戦闘員、派遣します!3』の感想を書いてきました。
これでもかってぐらいに笑った気がしてなりませんw
気軽に漫画のように読めるシリーズなので、読書が苦手な人も1度読んでみては?