『冴えない彼女の育てかた4』感想

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※ネタバレ注意

どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。

『冴えない彼女の育て方4』を読了したので感想をば。

活字のほうが加藤の良さが伝わってくる…

4巻は倫也のいとこ、美智留が登場。

ここまではアニメで見ているので分かります。

美智留の色々な意味で奔放な様や、パチもん幼なじみ扱いされた英梨々が真っ白になる様子なんかもアニメの情景が浮かび上がってくるようでした。

ただ、加藤だけはちょっと違いましたね、良い意味で。

これは地の文があるかないかの差なんですけど、加藤のフラットさがほかの濃いキャラクターたちの緩衝材となり潤滑油となっている部分が、地の文で(というか倫也の視点で)解説されていて、それが加藤の良さを読者に伝えてくれているんですよね。うん。

この巻は美智留メインの巻ではあるんですけど、僕は加藤にMVPをあげたいですな。

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安定の『アニメじゃ拾いきれなかったとこカバーできて最高』

というのも、原作からだとどうしてもカットされている部分が気になったり落胆したりして…ねぇ。

でも逆だと「おっ、このシーンはアニメにはなかったぞ!」と、ちょっとしたお得感を味わえるんですよ。

貧乏性ここに極まれりw

で、冴えカノ4巻もそんなお得感に満ちあふれていた作品で、美智留のバンドの三人も台詞数が少ない割に妙に伝わってくるものがありましたし、伏せ字にされているとはいえ色々な作品を彷彿とさせるネタも仕込まれていて楽しかったです。

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