※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12』を読了したので感想をば。
あらすじ&感想
ヘスティアファミリアのランクがEからDに上がった。
それはよかったけれど、ランクが上がると強制ミッションをこなさなくてはいけないことが分かり、ベルたちは遠征へと向かう。
レベルが4になったベルや仲間たちの活躍で順調にダンジョンを踏破しているように思えたが……?
冒険に困難は付き物で、しっかりと大ピンチに陥ってくれてますw
9巻~11巻のゼノスの件とかで暗かったり辛い内容が多かったんですけど、12巻は純粋にダンジョンを冒険して初心に帰った感ありましたね。
とはいえ色々あったけれど…。
以下は読了直後の僕のツイート。
一件落着!
ってところで彼女が…!?
みたいな。気になる引きだけど、とりあえず読了感はスッキリでしたよ。
まぁ既に13巻は発売されてますし、とっとと読むに限りますなw
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
久々にダンジョンを純粋に冒険するスタイル
強制ミッションとはいえ、仲間とダンジョンにもぐって冒険するスタイルは
まさにダンまち!
って感じでよかった。
遠征に備えてヴェルフはパーティーメンバーの武具を作り、リリは作戦指揮を考え伝える術を学ぶ。
命や春姫も新たな技や魔法で見せてくれて、ここぞという時にピンチと逆転、勝利を良い塩梅で読ませてくれて最高すぎる。
リリが特によかった
リリって未だレベル1で、しかもサポーターなもんだから戦力としては微弱どころの弱さじゃない。
けれどリリは戦闘指揮や持ち前のリアリストな考え方でもってヘスティアファミリアの面々を導くようになっていく…。
と思いきや!
傷ついたエルフやドワーフが
「俺たちが盾になるから逃げろ!」
と言っているのに
「ベル様だったらこうする!」
と言って心の中のリアリストなリリを追い払ってしまうところも。
そこを成長と言うかは微妙なところなんですけど、熱い展開にオイラは感動したぜ…。
「リリはブレイバーではない。良い意味で」って感じで僕の中では理解してます。
12巻の表紙にリリが選ばれているだけの活躍を見せてくれましたな!
ベルくんに英雄の片鱗が見えてきた件
アイシャ曰く、パーティー全体がベルを中心に動き、彼の背中を追いかけてテンションを上げていく。
それだけでもう成長した感あるんですけど、ベルは精神面でも成長し、英雄の片鱗すら見せてきたなーと思いました。
偽善者と呼ばれてもいいと覚悟を決めたベル
覚悟ですよ覚悟。
ゼノスの件で苦しみまくったベルが至った覚悟が「偽善者と呼ばれてもいい」ですよ奥さん。
どう周りに罵られようとも、自分が「守りたい!」と思ったモノ、勝ちたいと思うモノに対して全力で戦うと決めたんだと思われ。
今のベルだと、ゼノスたちを始め、いずれ来るかもしれない「好敵手」との戦いとか。
「エイナさああああ~ん!」とか言ってたベルくんとは別人ですわw
僅かに見えた『ダンまち』の終着点
この巻の序盤のほうで「ダンジョンの最下層の攻略をしないと人類とゼノスの共存はない」なんてコトが書いてありました。
最下層と言うからにはおそらく終盤。
物語の終着点じゃないのかな…。
ただ『ダンまち』って確かデカいクエストが他にもあったような気がするし、他にも謎や気になることもあるんで早計かもしれません。
- ダンジョンとは何なのか
- ゼノスとの共存はできるのか
- ベルを英雄にしようとするヘルメス
- アイズに追いつけるのか
- つかベルくん誰とくっ付くの?
とか。パッと思いついたの列挙してみただけで、他にも色々ありそう。
僕的には「ダンジョンに出会いを求めて」を掲げていたベルくんには、アイズとくっ付いてほしいなぁ。
何せダンジョンで出会ったんだから。うん。
ダンまち12巻の感想|まとめ
この記事では『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12』の感想を書いてきました。
本当にアルゴノォト君になっていきますなぁベル。
ベル以外の仲間たちもめっちゃカッコ良く戦ってましたよっ。
個人的には命の斬りっぷりが最高だったなぁ。
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