『妹さえいればいい。10』感想。千尋が妹であることを知った伊月がアカン状態に…。

※ネタバレ注意

 

どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。
『妹さえいればいい。10』を読了したので感想をば。

あらすじ

9巻ラストで千尋が勢い余って自分が伊月の弟ではなく妹であることをカミングアウトしてしまった続き。

それでもどうにか誤魔化せそうだったけれど、刹那の登場で結局バレてしまった。

周囲の反応は様々。

ある者は戸惑い、ある者は発狂し、ある者は不適な笑みを浮かべ、ある者は人生最大かもしれないピンチに陥る。

そして千尋にも新たな展開が……

ってな感じです。

千尋のカミングアウトで周囲がどういうリアクションを示すのか。

何より伊月にどういう影響を与えたかが10巻のポイントですな。

 

カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。

 

弟だった千尋が妹だった件の各人の反応まとめ

頭の中の整理がてら、主要キャラの反応をまとめます。

春斗

ちゃん付けで千尋を呼ぼうとするもどうしてもくん付けになり、結局くん付けに。

驚いた以上の反応はなかった。むしろ暴走した蚕のストッパーとして活躍。

アシュリー

そもそも知っていたのでアレですけど。

ただ、千尋をキレイに着飾る楽しみができて楽しそう。

カニ公

千尋が自分のライバルになるのではと危惧。

けれど伊月の反応を見る限りではそれはなさそうなので安心してるっぽい。

発狂。

伊月

望みが叶って嬉しそう……と見せかけて、スランプに陥ってしまう。

これについては後述するけど、控えめに言ってもヤバい。

自分の作品が打ち切りになってしまう悲しみ

妹さえいればいい。 ICカードステッカー デザイン03 ( 白川京 )
僕としては千尋の件よりも、自分の作品が打ち切りになってしまった相生初の印象が強かった。

大賞を取りながらも売れ行きが芳しくなくてついに打ち切り…。

既に続刊の原稿は書いていたものの、打ち切りが決まったことで大幅に書き直しに…。

か、悲しすぎる……。

けれどこれは『妹さえいればいい』の中だけで起こっていることではなく、実際のラノベ業界でたくさん起こっているんでしょうな…。

僕が知っている中だと

  • 新人賞を取って書籍化した人がしばらくしてまた新人賞投稿生活してたり
  • 3巻まで出たものの4巻で……

など。

別にラノベ業界に限った話じゃないけど、コンテンツ過多の時代なので自分の作品に触れてもらうのは難しいですよねぇ。うん。

カカオ
他にも出版界隈の慣例やら何やらが描かれているんで、この業界に興味あるなら読んでみるといいかも。

自分の作品を気持ち悪いと感じてしまった伊月

妹さえいればいい。羽島千尋 ぎゅぎゅっと 缶バッチ
10巻の1番重要な展開ですな。

正直言って「千尋が実は妹」っていう設定が、伊月を素直に喜ばせるモノとは思えなかったんですけど案の定…。

自分の作品が「キモチワルイ」ときましたよ奥さん。

やっぱり……と思ってしまったけれど、実際に妹大好きな伊月の心情として示されるとキツいっすなぁ。

伊月にとって実際の妹の存在は嬉しくないとまで…。

これは「兄、妹、母、父」という家族を望んでいる千尋にとっても厳しい現実ですな。

今のところ千尋は伊月の心情を知らないけれど、知った暁にはどうなってしまのか…。

何やら千尋は春斗のことを……?

みたいな展開もチラッと見えたんで彼に慰めてもらったりするのだろうか。

まとめ

10巻のポイントは

  • 千尋が妹だった件が明らかになり
  • それによって伊月がスランプ
この二つ。

これら以外にも京が内定取ったり、相変わらずの美味そうなメシ描写もありました。

食事やお酒の詳しい描き方はホント最高っ。

そして今後の展開は、伊月がスランプをどう克服していくのか注目ですな。

『妹さえいればいい。』関連の記事

『妹さえいればいい。9』感想。TRPGがただの遊びじゃ済まないことになっとる。千尋おおぉぉ!!

『妹さえいればいい。8』感想。千尋の動向が色々な意味で気になった巻でした。

『妹さえいればいい。7』感想。アニメ化に備え1巻から読み直したいかも…。

『妹さえいればいい。6』感想。伊月、那由多、京、春斗の関係がスゴいコトになっとる…!

『妹さえいればいい。5』感想。サブタイトルをつけるなら「京物語」ですな。

『妹さえいればいい。4』感想。頭にアレを付けたブッ飛んだ新キャラ登場…!

『妹さえいればいい。3』感想。伊月の願望が真っ直ぐな少年のようでグッドでした。

『妹さえいればいい。2』感想

『妹さえいればいい。1』感想