※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオです。
『ゲーマーズ!10』を読了したので感想をば。
あらすじ&感想
その顛末が、ゲーム同好会の中で後日談的に語られるスタートを切った10巻。
迫るバレンタインに天道さんは半ば錯乱しつつチョコを製作したかと思えば、
星ノ森姉妹は派手な動きを見せ、
亜玖璃は概ねマイペース。
こんな感じでした。
個人的には亜玖璃と雨野のファミレス会が復活してくれたのが嬉しかったですねぇ。
以下は読了した直後の僕のツイート。
いや凄かったわ。
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
雨野VS真音の勝負の結果はこれで良かったと思う。
正直言って雨野が勝っても負けても微妙だよなー、と読んでいるときは思ってました。
▼勝った場合
亜玖璃の所有権が雨野に渡って上原くんどーすんの問題が浮上してしまう。
▼負けた場合
真音さんの所有物となってどーなっちゃうの問題へ発展する
どっちにしても問題やんけ!
って思ってた。でも読み終えた今は雨野が負けて良かったと思ってますね。
真音さんがいなければ、雨野の周りに遠慮する姿勢が取り払われなかったから。うん。
真音さんが強烈キャラな理由が語られて納得した!
真音さんの両親が離婚して、母親のところに行くことを希望したのに超絶合理的な父親のとこに行くことになった……
っていう流れからの真音さんキャラ誕生が語られて、ようやっと自分の中で腑に落ちた感ありますなぁ。
だって真音さん、強烈すぎなんだもんw
9巻で登場したときは正直戸惑いましたわ。
僕「真音さんって物○シリーズとかにいそうw」
とか思ったww
書き手側のことを考えてみると、著者が真音さんを誕生させたのも頷けるんですよねぇ。
たぶん雨野の背中を押す、ブースター的な役割が必要だったんでないかなと。その役目を担うには、かなり強烈なキャラに雨野を蹴り飛ばしてもらうぐらいして欲しかった。
それが真音誕生の理由でないかなーと。いや知らんけどね。全部僕の想像っす。
— カカオ (@kudoshin06s) 2018年10月5日
うん、僕の想像っす。
でも意味もなく新キャラなんか登場させないはず。
きっと真音さんに物語を大きく動かして欲しかったんじゃないかなー。
実際10巻終盤は大きく動きましたよね。うん。
雨野の気持ちが誰に向いているのか完全に分からなくなった件
雨野が大切にしているチョコが…
僕「え、お前……亜玖璃のチョコやんけ!」
ここに来て亜玖璃にスポットを当ててくるとは。
話も終盤な感じで、もはや天道さんか千秋のいずれかを選ぶ状況、だと思わせておいて!w
それぞれのチョコに特徴を持たせたのが効いてますよねぇ。うん。
でも天道さんへの想いもまた伝わってくる
亜玖璃への想いなんて欠片もなさそう。
ただ真音さんへ勝負を挑んだ件なんかを鑑みると、雨野自身も気付かぬうちに……?
とも取れる。
千秋への気持ちは分からない
千秋へはただひたすら遠慮してる感があった。
でも以前、異性としても気にしてるみたいなことをぬかしやがってたんで、やはり分からんw
何にしても、ダークホースとして亜玖璃が登場したのは面白い展開ですな!
個人的には亜玖璃推しなんで、どうにか亜玖璃ルートになってくれと願うばかりですw
似た者同士は唇を奪いにかかるのも同じタイミング!
常々「雨野と千秋は似た者同士」なんて具合に描写されていたのはこの時のためだったのでは……
と思わずにはいられなかったですよねぇ。
雨野が天道さんの唇を奪うことを決め、行動に出ようとした……
そのとき千秋もまた同じタイミングで、雨野を唇を奪う……
いや似すぎだろお前らww
衆人環視の元で同時に動くんじゃねえwww
と思わずにはいられんかった。これぞゲーマーズ!!
『ゲーマーズ!』10巻感想|まとめ
亜玖璃推しの僕としては歓喜な10巻でした。
でもラストで千秋が大きく動いたんで、分からなくなってきましたねぇ。
あとがきを読んでみるに、やはり終盤らしいので、みんなで雨野の答を待ちましょう。
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