※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオです。
『ゲーマーズ!9』を読了したので感想をば。
あらすじ&感想
クリスマス会で露わになってしまった雨野の千秋に対しての気持ち。
ただ天道さんへの気持ちも依然として変わらず……とのこと。
おっと優柔不断ですかモテ期かリア充ですか雨野くん?
皆さん、どんなにモテないと描かれても、ラノベ主人公はモテるんですよ。えぇ(遠い目
そんなラノベ主人公雨野のクリスマス会以降のお話が9巻です。
天道さんがこの三角関係にとあるルールを設定したり、意外なところから新キャラが登場したり。
そして雨野というキャラクターそのものを改めて見直す巻でした。
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
天道さん、三角関係に期限を設ける
ハーレムラノベっぽく天道さんと千秋が、どこまでもいつまでも雨野にアピールしまくる…という展開ではなさそう。
それを危惧してかどうかは分からないけど、天道さんが三角関係に期限を設けたんですよ。
ホワイトデーまで、と。
ちなみにお正月に決まったので3ヶ月ちょいくらいの期間、天道さんと千秋は雨野を巡って競う模様。
で、ホワイトデーが来たら雨野にどちらを選ぶか決めてもらうらしい。
ちなみに雨野の気持ちは千秋よりも天道さん、と本人が千秋に告げてます。
どうなんでしょうなぁコレ。
意表をついて亜玖璃選んだらそれはそれで面白いけど果たしてw
ハイスコア目指す天道さんが最高に輝いてたぜ…!!
個人的に9巻でかなり良かったのが、ゲーマーとしての天道さんが活躍してた点です。
ガチゲーマーの割に恋愛においてはポンコツっぷりばかりが目立っていたので、たとえ苦戦しようともハイスコア目指して朝まで奮闘する天道さんはよかった。
亜玖璃が攻略の突破口を開いたのも面白かったですなぁ。うん。
唐突な真音さん登場に若干戸惑っている件
迷子ちゃんからの毒舌お姉さんこと真音さんの登場が、やや唐突でちょっと驚いてます。。。
- 亜玖璃が何かありそうなのを示唆
- 天道さんがやってたゲームに表示された「M・A・I」の名前
- 迷子少女と毒舌お姉さん登場
この3つを事前に仕込んでおけば唐突さは和らぎそうなんですけどね。
原因は真音さんのキャラにある。
毒舌っぷりもさることながら、とにかくゲームで勝負して何かしら「所有権」を得ることになぜか熱くなってるんですよ。
その謎の強さや毒舌っぷりが、なんかもう物語シリーズにでも出てきそうなレベルで浮いてるかなと(苦笑
ただ、真音さんがこのキャラに至った理由が分かればワンチャンありますな。うん。
雨野が「自分らしさ」を認識したシーンが胸熱ですっ!
僕「真音さん微妙…」
みたいなこと書いておいてなんだけど、真音さんがいなければ雨野が終盤で亜玖璃のために立ち上がる展開はなかった。
そういう意味では真音さんの存在マジ大事。
というのも、終盤に至るまでの雨野は、ホワイトデーまでは余計なことはせず大人しくしていこうと決めていたんですよ。
実際彼は亜玖璃とのファミレス会をしばらく止めることにしたし、いかにも何か起きそうな場面で引き下がっていたりも。
けれど、真音さんによって亜玖璃が窮地に……ってところで雨野くん覚醒。
余計なことだし天道さんに誤解されること請け合いだけど、それでも……!!
って展開が熱かったです。
まとめ
真音さんのキャラの理由付けも気になる。
でもそれ以上に雨野は真音さんとの勝負に勝ったとして、亜玖璃の所有権を得た後どうするんだろ…。
10巻に続く!って感じの終わり方だったんで早いとこ続き読まないと!!
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