※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオです。
『ゲーマーズ!8』を読了したので感想をば。
あらすじ&感想
天道さんと雨野、上原と亜玖璃。この両カップルが修学旅行終盤で別れた7巻。その後を描くのがこの8巻です。
両カップルの別れはどちらも前向きな感じ?で、主要メンバーはもはや自分の気持ちを隠すことなく会話を展開していて、いよいよ乱戦の様相になってきた。
- 天道さんとコノハによってチアキと雨野のデートが実現
- 同好会でクリスマスパーティー
なんて具合に、乱戦の中でもリアルを充実させてる雨野くんなんなのって感じ。
常時修羅場でもおかしくないんですけど、そこはラノベ。軽快な会話劇を展開させておりますよ。スゲェな…。
てな感じです。
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところを、エピソードごとにピックアップしていきます。
良くも悪くも勝負に誠実な天道さんでした。
天道さんが雨野に別れた理由が
- チアキとの恋の勝負においてフェアじゃない
- 自分はフライングした
なんて具合だったのが良くも悪くも天童さんらしいなぁと思いましたね。
結婚してる男女なんかいない恋愛劇なんで、僕個人的にはフェアもフライングもあったもんじゃないぜ、と思っちゃうんすよねぇ。
けれど勝負事においてはルールに則り実力で勝負して勝つことを信条とする天道さんなので、この別れの理由に納得してしまう(苦笑)
上原は別れなくてもよかったんじゃ…
上原と亜玖璃の別れは正直言って微妙だったかなぁと。
上原にしてみると
- 自分は雨野みたいな衝動的で強い気持ちはないから
- でも亜玖璃のことは本気で好きになったから
ってな理由で別れて再スタート、いわばリセットして再びゲームをプレイするノリなワケです。
でもわざわざ別れなくてもなぁ…と僕は思っちゃいますなぁ。別れの動機にしちゃあ、やや弱いかと。
亜玖璃が無駄に傷ついた感もあるし。
パーティーゲームの評価が難しい件について
同好会のクリスマスパーティーでプレイするためのゲームの選定や、いざゲームをプレイして分かった雨野のパーティーゲームの雑感が面白かった。
作中で雨野も言ってますけど、パーティーゲームの評価においてゲームの出来不出来はあんま関係ないんすよね。
クソゲーでも、その不出来っぷりを笑い合えたり、かと思えば運要素抜きだと真剣に思考を巡らせ、思考と思考のぶつかり合いを楽しむこともできる。
身も蓋もないことを言ってしまうと……
メンツ次第www
接待プレイを要求されない気心知れた中ならば、たぶん何だって楽しいと思いますよ(遠い目
雨野くん、チアキにも恋をし始めた模様。
さあいよいよ泥沼化がさらに深まってきましたぜっ!
チアキが雨野に告白した時点でもう泥沼化してたのに、ここにきて雨野はフリーになり、あまつさえチアキに恋心を抱き始めていることが明らかになりました!フーッ!
これぞSHURABA!!
8巻終盤でチアキにも恋心を抱いていることを吐露した雨野と、それを聞いたチアキ。
いつものすれ違いではなく、しっかりと対面している模様。
ここに天道さんも参戦してくれると、より泥沼化に拍車がかかるぞっ!
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