『ゲーマーズ!』7巻感想。タイトル通り口づけデッドエンドだった…!!

3 min

※ネタバレ注意

カカオ

カカオ

どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。

ゲーマーズ!7』を読了したので感想をば。

あらすじ

チアキが雨野に「のべ」や「MONO」のことを暴露し、さらには告白したのが6巻ラストでした。

7巻はその直後から始まり、雨野はチアキと友人関係を維持する方向で決着をつける。

が、

告白後の会話の一部始終を天道さんが聞いていて、例によって勘違いからトンチカンな行動に出る。

ってな感じでした。

カカオ

カカオ

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところを、エピソードごとにピックアップしていきます。

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皆がもう「いつものすれ違い」だと認識している件

天道さんが勘違いによって妙な行動を取るものの、彼女自身も「これはいつものすれ違いでは…?」と自分の行動に対して疑問を抱いていたのが印象的でしたな。

天道さんだけでなく、上原なども同様の認識でした。

幾度となく続いたすれ違い連鎖によって、ようやっと彼らも己のすれ違いスキルに気づいたかー。

とか言いつつ、それでも雨野のこととなるとなぜかマイナスの方向へ考えてしまう天道さんは、7巻でもすれ違いモード全開ですはいw

いやそれでこそゲーマーズさっ!

修学旅行の班決めとかいう地獄

雨野がリア充気取っている地の文からの、修学旅行の班決めで余り物になっている状況に切り替わったシーンは笑いましたなぁ。

でもああいう班決めって地獄っすよねぇ。

ぼっちだけでなく全ての人に言えるのでは。

例えば、1班あたり5人だと決められていた場合、いつも6人で行動してるグループは1人余る。

誰が余るのか、余らせるのか。

メンバー間で探り合いが始まり、不信感が募り、最悪修復できないレベルの亀裂が……。

……地獄っすなぁ。

3人で行動してるグループなら別のグループとの合併を余儀なくされたりと、班決めってロクなことない。

自由に行動させてあげようや。

雨野&天道、上原&亜玖璃…両カップル解散する…

口づけデッドエンド」のタイトル通りの展開でした!うひょー!!

天道と上原が同時に別れを切り出し、雨野と亜玖璃は同時にプレゼントを渡し損ねる。

すれ違いの連鎖というかリンクというか…。

雨野&天道のケース

天道さんはコノハの「恋愛は衝動」的な見解と、チアキと雨野が自分より楽しそうにしているところを見て、それが積み重なったのが大きいっすなぁ。

チアキが雨野が告白したのももちろん原因の一端だと思われ。

たとえ雨野がフッたとしても、そんな衝動的な気持ちは自分にはないと思った……のかなぁ。

天道さんも十分に衝動で動いてる感あるぞw

上原&亜玖璃のケース

上原は修学旅行中に、雨野が亜玖璃のためにブチ切れたのがキッカケだったと思われ。

何せ亜玖璃を罵倒されて上原は冷静さを保ったのに、雨野が衝動的にキレたわけで。

なぜ自分は彼女のために怒れなかったのか、と。

クラス内でのゴタゴタなどを懸念した結果だと思うんだけど、気持ちの強さで自分は負けていると思ったんじゃないかなぁ…。

まとめ

そんなこんなで両カップル解散という衝撃的な終わり方でした。

しかも両カップル、直前にキスして解散っていうね。なんでチューしたんw

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