※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『はたらく魔王さま!14』を読了したので感想をば。
14巻は短編集でしたので、各短編の感想をお届けします。
勇者と女子高生、友達になる
1巻でオルバとルシフェルとの戦いが終わってまだそんなに日が経っていない頃のちーちゃんのエミリアのエピソード。
オルバとエメレダも交えて回転寿司で話し合った模様がとてもおもしろかったです。
魔王、節約生活を振り返る
芦屋が福引きで圧力鍋を当てるという快挙?を成し遂げ、スゲェ盛り上がる(芦屋だけがw)お話。
圧力鍋を恍惚とした表情で眺める芦屋の挿し絵が最高におもしろかった!これはファンなら是非見て欲しいっ!
魔王、勇者の金で新しい携帯電話を手にする
エンテ・イスラで捕らわれの身となっていたエミリアを助けたことで、魔王は彼女から迷惑料?を得ることができた。
そこで、エンテ・イスラの大冒険でスクラップ寸前となっている携帯電話を買い換えよう、というお話。
携帯電話よりも、エミリアとノルド、アシエスの関係性について切り込んだ話でしたね。
勇者、敵幹部の力に驚嘆する
この話でも際だっていたのは芦屋でしたね。
正確に言うと芦屋の家事スキルw
彼は炊事、洗濯、掃除だけでなく、裁縫も極めていて、ちーちゃんを戦慄させていたのでした…。
魔王、上司の過去を知る
マグロナルドの店長こと木崎さんと、彼女の因縁のライバルのお話。
木崎さんの過去も興味深かったけど、それよりも今現在の木崎さんが抱いている野望のほうがとても熱かったと思う。
その野望に、果たして魔王は今後関わるのだろうか。
はたらく前の勇者さま!
タイトルの通り、エミリアが魔王を追ってゲートを通り、日本に来たばかりの頃の話。
魔王たちは最初、警察にあっさり捕まっていたけど、エミリアは逃げ延びたところが笑えたw
まだ日本語もろくに喋れず、食うにも困る有様のエミリアが、どうにかたどり着いたのが今現在住んでいるマンション。
そこに住むに至るまでの七転八倒ぶりが面白いながらも苦労が伝わってきて、なんとも良い話でしたなぁ。
終わり方がまた良かったですねぇ、うん。
まとめ
はたらく魔王さま!ってバトルよりも、現代日本の日常をベースにした世界観のエピソードのほうが面白いよね!
と思っている僕みたいな人にはとてもオススメの短編集でした。一番面白かったのは芦屋が圧力鍋を手に入れた話ですね。
あれはぜひアニメ化して欲しいけど、ここに至るまでの長い道のりを映像化してくれる可能性は…。
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