※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、ロシデレ大好きカカオです。
今回は…
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん6』を読んだので感想をば。
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん6』感想
あらすじ
アーリャがクイズ大会で有希に勝利した翌日、学園祭は最終日を迎えたが、そこかしこで事件が勃発。
ライブのためにバンド練習を続けてきたアーリャ達も巻き込まれていく。
感想(ネタバレ極薄)
以下は読了直後の僕のツイートです。
ロシデレ6巻を読了。思っていた以上に荒っぽい展開になったけど、よく考えたら遥かに荒っぽい面々が存在しているので敵では無かった感が…荒っぽいというか戦闘力が純粋に高いんですよねw
— カカオ (@kudoshin06s) April 1, 2023
それでも文化祭らしい描写がめっちゃ盛りだくさんで、それ以上のシーンもあって楽しめました。良き。
あらすじに「事件」と書きましたが、全体的に見ると楽しい文化祭が多めに描かれているように感じました。
鉄板のメイド喫茶はもちろん、思わぬイベントも差し込まれてとても面白かったです。
コスプレ描写もかなりあったんで映像で見たいですねぇ。きっと映えます。
映像と言えばロシデレはアニメ化決定しましたな!めでたい!
さて。
想像してた以上に荒っぽい展開も多かったんで驚きましたね。いやもう普通に警察沙汰では…と。
アーリャの心理描写で興味深いシーンも結構あったんで、読むときに注目することをオススメします。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
ロシデレ6巻の良かったところ
ロシデレ6巻で僕が特に良かったと思ったのは以下の3つです。
- 序盤でアーリャの成長が感じられた
- エルフなアーリャさん
- 政近 VS 雄翔によるピアノ勝負
1つずつ解説していきまっす!
序盤でアーリャの成長が感じられた
序盤のアーリャの内面が描かれたい章が凄く良かったですねぇ。
僕は毎度のようにアーリャの成長について感想を書いてる気がするんですけど、今回は特にポイント高かったです。
当初のアーリャは他者を置いてけぼりにして自分だけが高みを目指している、上っていると思っていたんですよね。
ところが実際は高みを目指しているだけじゃ見えない場所や景色があり、目指し方にも色々ある。
要するに色々な人がいて、そこに魅力を感じるようになったことが序盤に描かれていたんです。
いきなり胸がジーンとくる話になってビビりましたね。
カカオ
まぁその後すぐにコメディ全開になったけどw
エルフなアーリャさん
話の内容というより完全にビジュアルのみなんですが、エルフのコスプレをしたアーリャがめっちゃ良かったですw
挿絵は無かったものの、その魅力は十分に伝わってきました。
が!
挿絵は欲しかったですなぁ…。勿体ない気がしてなりません。
アニメで見たいところですけど、さすがに1クールで6巻は厳しそうですよねぇ…。
政近 VS 雄翔によるピアノ勝負
6巻はアーリャたちのバンドが1番の見所だと思ってたんで、まさか政近と雄翔がピアノ勝負をすることになるなんて予想外でした。
でも思えば雄翔がピアノに執着していて「準優勝」と揶揄されていたのを根に持っていたのは以前に語られていたんで、この展開は胸熱。
リベンジに燃えて勝利を確信している雄翔の、軽く悦に浸った感じが個人的にはツボですw
5年ブランクのある政近が勝ったとはいえ、この勝負で雄翔が改めてピアノが好きだと改心したところは敵ながらちょっと感動しましたなぁ。
あと気になったのは、観客の中にいた政近の母ですね(詳しくは後述)
微妙だったところ
あくまでも現時点での評価ですが、ルミナズのバンドメンバーのゴタゴタがどうにも浮いている感じがしたんですよね。
そこまで登場してない隆一や里歩の名前を出されても、イマイチ驚きが無いというか…。
とはいえバンドが空中分解しなければ、アーリャや乃々亜たちが組むことも無かったんで難しいところ。
浮いているように思えるのは、この文化祭中にしっかり解決しなかったせいもあるかも。
ただこの先の展開でまたバンドメンバー関係の話に進展があるかもしれません。
カカオ
なので6巻では微妙でも、7巻で評価がひっくり返ることもあり得る。
ロシデレ6巻で押さえておきたいポイント
6巻で特に重要だと思ったポイントを3つに絞ってみました。
- まーちゃんとの恋はこれで終わり?
- 政近の祖父と母の登場
- アーリャは政近との別れを予期している?
1つずつ見ていきましょう。
まーちゃんとの恋はこれで終わり?
ピアノ勝負での政近の演奏は、実際にはまーちゃん(マリヤ)のために演奏した形になりました。
まーちゃんとの約束は果たし、アーリャのほうへ促すマリヤを見るに、もうこの件は執着したと僕は思っています。
10章のタイトルからして、もうまーちゃんとのお別れを感じさせますよね。
巌清と優美の登場
祖父の巌清、そして母の優美を登場させたのはめっちゃ気になりますね。特に巌清。
政近の家族問題の根っこは巌清にあるようなもんなんで、表舞台に出てきただけでも「何かあるのでは」と予感させます。
母の優美については、政近の演奏を聴いて感極まった様子を見るに分かりやすい。
逆に巌清はロクに喋らなかったので謎ですが、口数が少ない厳格なキャラ設定な感じが伝わってくるのでヤバそう。
カカオ
多くの観客を魅了した政近の演奏を聴いても、巌清は無言だったからなぁ。
アーリャは政近との別れを予期している?
政近の自由奔放さをアーリャはとても評価している一方で、その彼の性格ゆえに自分からいずれ離れていく…みたいな思いが読み取れました。
終盤で、政近がパートナーなのは「今」みたいに、妙に「今」が強調されていたんですよね。
ただこれはアーリャ側からの情報なので、政近がどう思っているのかがポイントになってきそう。
ロシデレ6巻の感想まとめ
この記事では『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん6』の感想を書いてきました。
5巻から続いた学園祭が終わり、振り返ってみるとアーリャにとっては得る物が大きかったように思われ。
政近はというと、負けると思われたピアノ勝負であっさり勝ってしまい、人生はヌルゲーとまで言う始末で何とも…w
全体的にはギャグ多めでいつものロシデレって感じでした。学園祭の盛り上がりで笑いにブーストかかってた感まであるw
ぜひ読んでみてください!