※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『アクセル・ワールド19 ―暗黒星雲の引力―』を読了したので感想をば。
グラファイト・エッジはあの男なのだろうか…
黒雪姫が卒業してしまう前に、≪加速世界≫の果て――≪ブレイン・バースト≫のクリア条件を知るため、ハルユキはスカイ・レイカーと共に≪帝城≫へと赴いた。
絶対不可侵であるはずのそこには、何故か陽気に二人を迎える黒の剣士、グラファイト・エッジの姿が!?
困惑するハルユキだったが、≪帝城の住人≫トリリード・テトラオキサイドとも合流し、四人+1エネミー(メタトロン)で深部へと進んでいく。
そして、ハルユキはついに知る。七番星『揺光』の神器≪ザ・フラクチュエーティング・ライト≫が≪帝城≫に鎮座する意味を……。
加速世界の謎を知り現実世界へと帰還したハルユキを待っていたのは、最終決戦間近の≪ネガ・ネビュラス≫へと続々集う、頼もしい仲間たちだった。
てな感じです。
いよいよブレイン・バーストの深層部へ到達したようにも思えましたけど、事情を知っているらしいグラファイト・エッジの語り方がどうにも抽象的でモヤモヤしました。
ただ、昔話だという箇所の挿し絵に二刀流とおぼしき男の姿が描かれていたのと、グラファイト・エッジが時折古いネトゲ用語を使うことから、
彼だけは子供ではない……もしかするとキリトなんでねえか
と思わずにはいられませんなぁ。
そもそも黒くて二刀流のアバターという時点で怪しすぎるw
肝心のブレイン・バーストのクリア条件については、レベル10になる以外に「帝城にあるザ・フラクチュエーティング・ライトを入手する」というのが条件であるのかないのかが定かではなかったです。
ただ、その可能性はある、と。
ザ・フラクチュエーティング・ライトがそもそも何なのかも分かりませんでした。謎が増えたねw
ただ「レベル10でクリア」というクリア条件すらも怪しくなってきたのが気になるところ。
そしてクリアすると、ゲーム内だけでなく、リアル世界をも大きく変化するぐらいの何かが起こるとのこと。
一番気になるのは、なんだってグラフはそんなに事情通なのかってことですな、やはり。
結局グラフが何者であるかは明らかにはなりませんでしたが。
そういえば、なぜグラフとトリリードはハルユキたちが帝城に来ることを察知できたのか。これについて答えてなかったなぁ。
これ、後々活きてきそう。
レギオンメンバー第増量祭り!
とにかくネガ・ネビュラスに大量のメンバーが加入した巻でしたなー。
プロミネンスとネガビュの合併というリアルの会社でもありそうな展開から始まりw、しまいにはマゼンタさんまでレギオンメンバーになったのには驚きました。
けれど、白のレギオンとの領土戦となるとそれでもトントンか下手するとまだ足りないぐらいなのだという。
白のレギオン、得体が知れませんからねぇ。
個人的には紫も気になるんですけど。
紫って王がちょろっと出ただけなんですよねぇ。
ただ、タクムも言っていたけど男女比が明らかに女子に偏りすぎているよねこのレギオンw
10人以上もの女子がハルユキんちのキッチンで料理するところとかどんなパラダイスなんですか。
映像化してくださいよ、いやホントにさ!
白のレギオンとの領土戦
さーここから白のレギオンと領土戦だぜ!
ってところで19巻は終わり。
いやぁ、やたらと登場人物の多い巻でしたな。領土戦がいかなる物になるのかは想像もできません。
レギオンメンバーが増えたからと言って、サクッと勝っては面白くないですしね。
ハルユキたちには何かしらピンチが待ち受けていることでしょう。
けれどハルユキには連絡待ちとはいえトリリードが来てくれる、かもしれない。帝城から出たんですよ彼。
今は連絡待ちなのでまだレギオンに加わったワケじゃないですけどね。
そんな感じで不安有り、希望有り。
物語的には良い塩梅じゃないですか。
これで年内に20巻が読めたら最高なんですが、さすがにそれは贅沢ですね(苦笑)
でもせめて年度内には…。