※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『ソード・オラトリア2』を読了したので感想をば。
あらすじ
怪物祭の騒動を無事解決したのも束の間、アイズ達は謎の殺人事件に巻き込まれてしまう。
調査に乗り出す彼女達は、上級冒険者を手にかける凶悪な殺人鬼を追っていく内に、都市と迷宮を揺るがす事柄に直面する。
「なに、これ……?」
謎の宝玉をめぐって、地上と地下、二つの舞台が交差し、迷宮都市(オラリオ)に潜む闇が静かに蠢き出す!
ダンまちの外伝ことソードオラトリアの2巻。謎の花触手モンスターが町で暴れた後の話ですな。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
本筋のフレイヤの暗躍よりよっぽど不気味ですな…
謎の触手モンスターはどうやって町に運び込まれてきたのかという謎からスタート。
ギルドへの疑惑、神の過激派集団の闇派閥(イヴィルス)の存在までチラつき、さらにはアイズを負かしてしまうほどの戦士でしかもモンスターテイマーなんていう猛者が現れる。
…ダンまち本筋のフレイヤの暗躍が可愛く思えてきましたよw
ザッピングシステムかっ!
ベルから見るアイズは飄々と戦っているように見えるけれど、ソードオラトリアのアイズ視点になると、途端に同等かそれ以上の敵が登場してアイズが大苦戦を強いられ、そこからの逆転劇が楽しめるのが良いですな。
赤髪の女に負け、さらに強くならなくてはと鬼神の如く戦いまくるアイズ。階層主に単独で挑むことも厭わない。
文章から伝わってくるアイズの必死さは半端じゃなかったですなぁ。
あと今回登場した階層主ウダイオスの強さと鬼っぷりも痺れました。敵ながらもカッコいい。
ウダイオス、いつかベルの前にも立ちふさがるんですかね…。37階層なのでまだまだだとは思うんですが果たして。
面白かったのがあとがき。
作者さんが某ゲームのザッピングシステムのことを挙げていました。
なるほど、確かにウダイオスから手に入った武器はアイズは使わずに~てな感じでしたし、帰りに魔力切れで倒れているベルを見つけるところに繋がっていたのもとても良かったです。
どうしてあのときリヴェリアとアイズが二人でダンジョンにいたのかが後になって分かるのも外伝の醍醐味ですなー。
ソード・オラトリア2巻の感想|まとめ
この記事では『ソード・オラトリア2』の感想を書いてきました。
世界観の作り込みから営みまで描けているのがとても良い。
風景描写読んでるだけでワクワクする作品です。
ダンまち読んでるなら是非外伝のソードオラトリアも!
チェックAudibleで『このすば』などのラノベを声優の朗読で聴ける!
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア14』感想。ツンツンなリヴェリアが新鮮w
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア13』感想。魔法戦士レフィーヤ誕生?
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア12』感想。ラストバトルだ全員集合ッ!!
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア11』感想。レフィーヤのメンタルが粉砕された…。
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア10』感想。フィンの葛藤に注目!
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア9』感想。アイズとリヴェリアが泣かせてくれますなぁ。
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア8』感想。ベートが大好きになった!!
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア7』感想。またもアマゾネス大活躍でした。
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア6』感想。アマゾネス姉妹の過去はとても過酷だった…。
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア5』感想。外伝でもアルゴノォト君はアルゴノォトしてた。
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア4』感想。ベルの存在が物語に影響を及ぼし始めましたな。
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア3』感想。戦闘シーンのクオリティが高すぎて脱帽。
- 『ダンまち外伝 ソード・オラトリア1』感想。アイズたちにも色々あったんだねぇ…