※ネタバレ注意
『冴えない彼女の育て方5』を読了したので感想をば。
出海ちゃんがダークサイドにw
表紙が詩羽先輩だったんで、出海ちゃんの登場はちょっと意外でしたね。
ダークサイド化して英梨々との対決姿勢をむき出しにして二人がバトッてるところはもっと意外でしたけどw
うーむ、出海ちゃんがゴスロリか…。
あの制服姿見られないのかと思うとちょっと寂しいですねぇ。
って、これから先にまたそんな姿が見られるかもしれませんね。
希望を持つことは大事です。うん。
ゲームシナリオライターとしてはアカンかった
いったいなんだって倫也たちのゲームがクソゲーなのかと思ったけど、なるほど、小説とゲームシナリオは違うのね…。
この手のゲームって僕はFateしかプレイしたことないからなぁ。
もっといろんな作品に触れてみようかしらん。
暗躍する加藤
加藤がゲーム作りに熱心になればなるほど、彼女の暗躍っぷりが冴えますね。
シナリオリテイク前に、詩羽先輩に接触していたとは…。
冴えない彼女の作り方なのに冴えてますよw
…いや、もう5巻だし、冴えてきているということなのか。
クリエイターは一読しておくべき作品です
倫也と詩羽先輩がリテイクしているときに出た詩羽先輩の言葉がとても印象的だったですね。
要は、
「たとえ文章が下手くそでつまらなくて駄作であったとしても、文章さえあれば鍛えて成長できる。とにかく最初は細かいことなんか気にしないでたくさん書け!」
ってことを詩羽先輩は言っていたわけです。
転載するわけにはいかんので僕なりに解釈してますけどね。
これには激しく同意ですねぇ。
別に小説の執筆に限ったことじゃないですけど、何かを上手くなりたかったら、とにかく数をこなすことだと思うんです。
例えば、ジャズピアニストの上原ひろみさんは練習時間がとても長い。だからこそ、あれだけのテクニックが身についている。
作家だと森村誠一さんですね。以前新聞で紹介されてましたけど、月に原稿用紙350枚は書いているとのこと。
すげぇ…。
もちろん闇雲に数をこなせばいい、というわけでもないとは思います。
資料が必要な場合は読み込む必要もありますしね。
しかし、執筆時間の長さと作品のクオリティが必ずしも比例しないということは、物書きをたしなんでいる方ならおそらく理解してると思うんですよね。
「うーん」と悩むことも大事ですけど「えいや!」と書き始める勇気も必要かと。
そしてたくさん書けるだけの体力と精神力も……。
ちなみに僕は精神力がアカンです(苦笑)
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