※ネタバレ注意
どうもお疲れ様、カカオ(@kudoshin06s)です。
『はたらく魔王さま!0-Ⅱ』を読了したので感想をば。
アルシエルがめっちゃ良かった!
読了。アルシエルが最高によかった。
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— カカオ (@kudoshin06s) 2017年3月15日
魔王軍がどのようにして出来上がっていったのかを描く0巻の続編。
現在のアルシエルと0巻のアルシエルでは、魔奥に対する態度がまるで違うんですよね。
昔は敬意も何もあったもんじゃないんですよ。アニメしか見てないと信じられないかもですが。
0-Ⅱではそんなアルシエルの態度がどのように変化したのかが描かれているところが1番の読みどころではないかと思いました。
それ以外にもマレブランケたちとの戦いは熱いですし、これまで描かれてこなかったマラコーダも登場する興味深い内容です。
以下はネタバレ盛りだくさんな内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
統一した先のビジョンが無かったからこそ…。
マレブランケたちと魔王率いる魔王軍の戦いはイイ展開でしたなぁ。
一度敗北したあとアルシエルが率いて魔王の気持ちを理解する流れはホント上手いですよなぁ。
その魔王はというと、鉄腕族をマレブランケ一味と組んで倒し、サタナスアルクに到達。目標は達成!
魔界で最大勢力を築くコトに成功!
だというのに浮かない顔。そこから先のビジョンがなかったコトに気づいてしまったから。
ありますよねぇ。目標をクリアしてしまった後の空虚さ。
やりたいコトをどんどん発生させるコトができないと陥る罠ですな。
ただ、だからこそアルシエルは魔王の支えになろうとし跪いたと思うんです。
魔王がズンズン突き進んでいるだけだったら、この展開には持ち込めなかったのでは。
ちょっと迷いのあるリーダーのほうが、配下は「支えてやらねば!」と思うのかもしれません。
迷いすぎは困るけど。
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