『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン (2) ―セカンド・スクワッド・ジャム (上)』感想

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※ネタバレ注意

『ガンゲイル・オンライン (2) ―セカンド・スクワッド・ジャム (上)』を読了したので感想をば。

セカンド・スクワッド・ジャム

SAOに登場したガンゲイルオンラインを舞台にして、時雨恵一さんが描くもうひとつのSAOの続編、ガンゲイルオンラインⅡ。

待ってましたこのときを!

1巻が予想以上に面白かったので2巻にも期待してたんですが、期待を裏切らない面白さでした。

時雨さんは銃火機の知識が豊富なのでそれを生かした物語展開が主になんですけど、SAOの設定もしっかりと踏まえて利用しての展開もあって、SAOファンの僕も満足のいく作品でした。

今回は1巻のスクワッド・ジャムの2回目が開催され、またしてもピンクのチビのレン、そして今回の相棒はレンの友達のフカ次郎です。

あ、フカ次郎は女ですw

レンにVRMMOを薦めた友達で、1巻にもたしかちょろっと出てたと思いますが、今回はガッツリと登場します。

フカ次郎がまた良いキャラしてるんですよねぇ。本当に笑えるし頼りになるしでもう最高。

グレネードをぽんぽん撃って爆発させまくる戦い方もナイスです。

あと、相変わらず酒場で中継され、その様子をなんともおバカな観戦者たちのセリフで描かれています。

うん、安定の面白さでしたねw

SAOのキャラやエピソードのことがちょろっと出てきたあたりもよかったですな。

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そしてピトフーイは…

レンの今回の目的は、ピトフーイを倒すことです。

わけあって前回相棒だったエムの依頼でそうなってしまったわけなんですけど、そのエムはというとピトフーイと組んでレンの敵になっているっていうね。なんじゃそりゃ。

ピトフーイ、かなりクレイジーな方のようで、SAOに参加できなかったことを悔やんでいるとか。

デスゲームに参加して暗殺ギルドに入るなり、あるいは暗殺ギルドにいるプレイヤーを正義の名の下に殺したりとか、とにかくそういうことがしたかったらしい。クレイジーですな…。

そのクレイジーっぷりはガンゲイルオンラインの中で遺憾なく発揮されていて、今回も丸腰で敵の群にしのびより、顔面を岩に叩きつけて殺し、銃を奪ってその銃でほかの敵たちを蹂躙…圧倒的すぎ。

ピトフーイ以外にもちょっと意味深なキャラもいたりで、これは下巻が楽しみですな。

レンちゃんだって見せてくれてまっせ。

レンもピトフーイに負けず劣らずの戦いぶりで楽しませてくれました。

相変わらずのちっこい体を生かしての素早い動きで敵を圧倒、ピーちゃんが火を噴いていました。

あ、ピーちゃんは新たに買い直して復活してますw

レンとフカ次郎が今後どんなふうに連携していくかが見物ですね。

ピトフーイの戦いぶりがかなり意表をつくものだったので、まだまだアッと驚く展開が期待できるかと。

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