どうも。
オタブロガーのカカオ(@kudoshin06s)です。
今回はオタクについてです。
何せ「オタブロガー」とか自称しちゃってるんで、触れないワケにはいきませぬ。
とかくオタクは「キモい」と思われがちです。昔よりは随分と一般化したようには思いますけどね。
それでもTwitterで「オタクは臭い」とか見る機会はありますねぇ。コミケの後とかは特に。
なぜこうも「キモい」と思われてしまうのか。
実は大学4年までは非オタだった僕の経験を思い出して考えてみました。
そもそもオタクって何なん?
この記事で指す「オタク」はアニメやゲームが好きな人々を指します。萌えとかね。
なんかこう、買い物と言えばアニメイト!みたいな。
もうアレ、いかにもな感じなの。察してw
いやぁオタクの歴史を紐解くと、アニメやゲームが好きだけでは説明できん感じなんですよなぁ。
実際、鉄オタとかドルオタとかもいるワケだし。なんならこの記事のオタクにはドルオタも含まれてる感あるし、定義が広くて曖昧すぎるんすよ。
まぁとにかく、察してくらさいw
学生時代の僕がオタクに抱いていた印象
このブログを見れば分かると思いますけど、僕は今じゃすっかりオタクなので、オタクじゃなかった頃の自分を思い出すというのはなかなか大変なコトでした。
それでもがんばって記憶を振り絞った結果、以下のような印象をオタクに抱いていて、オタを毛嫌いしていたコトを思い出せましたよ。
- アニメは子供の物という思い込み
- 服装に頓着しないイメージ
- オタク知識以外は興味なさそうなところ
- 僕が周囲の「オタク」に対するイメージに合わせていた
- モテなさそう
1つ1つ説明していきましょう。
アニメは子供の物という思い込み
今考えると完全に僕の思い込みなんですけど、アニメって子供の頃に見る映像であって、大人になってからは見ない物だと捉えていました。
もっと言うと、中学高校くらいになったらもう見ないモンだと思ってましたねぇ。
だから大人になってもアニメを見ている大人というのは、
僕「いい年をして大人になりきれてないなぁ」
と感じてしまっていたんです。思い込みというか偏見ですなぁコレ。
服装に頓着しないイメージ
大学に入学した僕は演劇サークルに入ったんですけど、そこにいた面々にオタクが多かったんですよ。
そして彼らは服装に全然頓着してなかったワケで…。
オタクにも色々いるのは今なら分かってはいるんですけど、身近のサンプルがいつも同じパーカー着てたりすると、
僕「オタクは服装気にしないよなー(苦笑)」
と思わずにはいられません。実際、服装に頓着しないオタクは多いのでは?
ソースは現在の僕。服に金かけるならFAガール買うわwww
ただ、別にお金をかけずとも服装に気を使うコトは可能です。少し小綺麗になるように意識するぐらいは必要だと今でも思いますね。うん。
オタク知識以外は興味なさそうなところ
これも僕の思い込みだったんですけど、オタクはオタ知識以外のコトには興味がなく、常にアニメやゲームばかりの生活を送っていると思っていました。
いや実際にいるんでしょうけどねw
特に学生ならそれが十分可能でしょう。
僕の学生時代の友人も、話すコトといったらアニメかゲームばかりでしたよ。
なんで僕が彼らと友達やってられたのか未だに謎w
オタクにも色々いる
オタにも色々なタイプがいて、リソースの全てをオタ活動に費やす振り切れたのもいれば、アニメやゲーム以外のコトにも目を向ける人もいます。
色々っすよ。うん。
余談ですけど、社会人になると半ば強制的にリソースの相当な部分をオタ活動以外に振らなければいけません。
働き始め、オタであるコトを隠すなりして日々をやり過ごし、周囲に話題を合わせている人は多いのでは。
僕が周囲の「オタク」に対するイメージに合わせていた
身近にほとんどオタクがいなかった中学、高校時代に、知らない内に「オタクは気持ち悪い」というイメージが刷り込まれていた、可能性があります。
というのも、クラス内のオタクへの厳しい眼差し、対応を思い出すと、当時の僕が
僕「オタクになると嫌われる…」
と怯えていて、ゲームやアニメを遠ざけていた可能性は十分に考えられるからです。
隠れオタが存在するのも、オタクは嫌われるという悲しい現状があるからでしょう。
不健康そう
思いっきり偏見なんですけど、
オタクって太ってるイメージがあったんですよ。
大学時代にその思い込みは解除されましたけど、高校時代までは「オタクは太ったチェック柄のシャツ」みたいな絵が思い浮かびましたなぁ。
太っているのはアニメやゲームに時間を費やしてロクに動いてないから。それはつまり不健康。
そんなイメージが強かったです。
オタ非オタに限らず運動は大切よ?
ただまぁ、痩せていても運動不足だったり栄養偏っていたら不健康ですけどね。それはオタになった今でもそう思っています。
ちなみに僕はスロージョギングをやって運動不足を解消してますよ。めっちゃ楽にできるんでオススメ。
関連記事:『仕事に効く、脳を鍛える、スロージョギング』レビュー
モテなさそう。
これは誰もが抱いている印象で、そして実際にモテないオタクは相当数いるのでは。
例えばコミケの来場者に「恋人はいるか」とアンケートを取ったら、結果は惨憺たる結果になると僕は思うのですが。
なぜモテなさそうと思ってしまうのかは、上記に挙げた理由の1つ1つが原因かと。「オタク」というだけで嫌われてしまう可能性もあるのがデカイ。
オタでも彼女はできる。
もちろん全てのオタに恋人がいないワケではありません。というか前述の僕の友人は彼女できましたよ。
当時、僕の中でパラダイムシフトが起きた気がしましたねw
なのでオタであっても恋人を諦める必要はないですな。というか、ほとんどの人が出会いがないか、あるいはあってもただ想いを伝えていないだけなんじゃないかと思われ。
どう出会うかって?
こっちが聞きたいわ。
キモいと思われてしまった場合はどうする?
ここまで挙げたコトは、非オタだった頃の僕がオタクに対して抱いていたイメージです。
長々と書きましてけど、オタクを嫌っている人間ならば「キモい」の一言で一刀両断でしょう。
そんな風にキモいと思われてしまった場合どうします?
僕の場合は
僕「ああそう」
って流します。
人間は100%分かり合えない。
たくさんの人と関わってきて僕が常々感じているのは、人間は100%分かり合うコトなんて土台ムリってコト。
オタに非オタ、
きのこ派とたけのこ派、
嫁と姑。
もっと大きな話になってくると国同士になったり。
ちなみに最近僕がイカンなーと思ったのは「素組のガンプラは認めない」ってやつですねぇ。なんじゃそりゃ。
うん、分かり合えるわきゃあありません。
「仕方ないなー」で流すスタイル
部分的に理解し合っている人たちと、楽しく過ごすのがベストですよ。
この部分的というのが大切で、分かり合えない点があっても「仕方ないなー」で済ませるんです。
今となっちゃ想像でしかないんですけど、学生時代に非オタだった僕がオタの友人と友人でいられたのも「仕方ないなー」で済ませられていたからかもしれません。
勝手に思わせておこう。
キモいと思いたきゃ思っていればいいじゃない、と現在オタな僕は思いますね。別にオタに限った話じゃないですけど。
勝手に思わせておきましょ。
で、僕たちは好きなコトしてましょ。楽しいコトで、嫌なことを洗い流すイメージっすな。うん。
臭い問題について
そうは言っても気になるのが「オタクは臭い問題」です。コミケの後に話題に上りましたよねぇ。
批判している側を観察してみると、日頃から運動して汗をかく機会がないからだとか、そもそも臭い体臭だからとか、そんな声が散見されます。
後者はどーしよーもないですけど。
でもこの「臭い」についても、どうにも偏見や思い込みがあるように感じるんですよねぇ僕は。
コミケ帰りの電車が臭いっていうのも「コミケ帰り」という情報が付与された結果、臭いと思いこんでしまったのでは。
まぁ実際にコミケ帰りの電車に乗ったコトないんで分かりませんけど。
あまり気にしすぎもよくないと思いますね。
まとめ
過去の自分を思い返してみると、オタクに対する印象って思い込みが多かったように感じましたな。
オタクにも色々な人がいるんです。
ただ、現実には過去の僕のイメージに当てはまるオタクもゼロではありません。
そのイメージぴったりな人たちが、オタク代表として視線を注がれてしまうと思われ。
マスコミがオタクを取材するとき、いかにもなイメージの人を選ぶせいもあるかもしれませんねぇ…。
まぁ、キモいと思いたきゃ勝手に思っていてくださいなって感じですけど。
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