『文句の付けようがないラブコメ』2巻感想。おチヨさんって良い人なのか謎っすね…。

2 min

※ネタバレ注意

どうも、カカオ(@kudoshin06s)です。

『文句の付けようがないラブコメ』2巻を読了したので感想をば。

あらすじ

1巻のラスト、何もかもが新しくなった状況下になったところからの続き。

セカイは世界。ユウキは優樹……てな具合にキャラの名前もカタカナ表記から漢字表記へ一新してのスタートです。

世界は転校してきたもののすぐに学校に来なくなり、そんな彼女を学級委員である優樹がサポートすることになった。

あまりにも世間慣れしていない世界を優樹は疑問に思いつつも惹かれていく。

1巻よりも世界が外に出まくっているのが1番の特徴ですな。春子との激戦もありますw

以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!

僕が面白いと思ったところや気に入ったところを、エピソードごとにピックアップしていきます。

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『文句の付けようがないラブコメ』2巻のポイント

ポイントというか面白かったのは

  • 世界がとにかく外へ出る
  • 学校に馴染めない世界と優樹
  • おチヨさんって良い人なの?
  • 九十九機関の謎

ですな。
順に説明してきましょう。

世界がとにかく外へ出る

1巻では終盤で逃走するとき以外ではあまり外に出なかった世界ですけど、2巻になると外に出ることにアクティブでしたねぇ。

大元となる「転校」のキッカケを作ったのはおチヨなんですかね。そんなふうに受け取れる描写があったんですけど。

学校に馴染めない世界と優樹

ただ、相変わらず「神設定」なのは変わっていないらしく、謎の存在感や外見的なインパクトもあって誰も彼も世界を見て、そして避けてしまうのが切ない。

外見的な物よりも、にじみ出る神々しさがアカンような気が。いやでもその割りに上履き隠されたりしてるか(苦笑)

優樹については、過去にあった暴力沙汰が馴染めない原因にあるようなんで、そこんとこ詳しく知りたいですねぇ。

たしかこの設定は1巻のときにもあったような…あれなかったけ?

おチヨさんって良い人なの?

1巻では

僕「おチヨが全ての黒幕で元々の神なのでは…」

と、あまり良いイメージは持てなかったんですけど、2巻になると風向きが変わりました。

不気味さと謎な感じは相変わらずなんですけど、世界を積極的に外に出してサポートし、あまつさえ神の仕事から逃げてもいいとまで言い出しましたからね。

世界とおチヨとの絆も強固であるような具合でしたし、いったいおチヨとは何者なのん?良い人なのん??

という疑問がより深まりました。

九十九機関の謎

2巻では小春の口からチラッと出ただけです。

が!

おそらく小春が世界を調べていく過程で「九十九機関」の名前に行き当たったのでしょう。

意味がないワケがない。

1巻ではまるで神の仕事以外は何でもできそうな恐ろしさを見せてきましたけど、3巻以降ではどう出てくるのか。

実体があるんだかないんだかも分からないのに、見えないところで監視され、威圧的に感じられるところが謎で、恐ろしいっすねぇ。

やはりループ物感がある。

1巻の文中でおチヨが「ループ物ではない」とユウキとセカイの状況を言っていましたけど、2巻を読んだ感じでは、僕はループ物っぽいかなぁと思いましたね。

他作品で例えて言うなら、シュタゲで岡部がまゆりを救うためにタイムリープするたびに世界が書き換わって記憶もリセットされ、けれどまゆりが死ぬという未来だけは同じ。

みたいな感覚っす。

まとめ

九十九機関も恐いけど、小春も恐い。

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