『冴えない彼女の育てかた2』感想

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※ネタバレ注意

『冴えない彼女の育てかた』2巻を読了したので感想をば。

クリエイターの世界へようこそ!

1巻でどうにかサークルメンバー(音楽担当以外)を集めることに成功した倫也だったが、いざサークル活動が始まってみると、詩羽と英梨々が衝突しまくったり加藤はステルス性能を思う存分発揮して何も進まない…というところからスタートする2巻。

詩羽が作ってきたプロットを倫也が塩漬けにして悩むところはとても共感できますねぇ。

僕の場合は自分で作ったプロットなんですけど、「何か違う、何か足りん…」と悩むことがしょっちゅうあるんですよ。

きっとこの状況、物語を作る人だけでなく表現者なら一度ないし毎度のことのように訪れるんでないかと思うんですが。

で、そのお「足りない何か」を探す旅に出かけるわけです。脳内だったり本当に外に出てしまったり。

倫也と詩羽の場合はホテルの一室で議論を交わしてましたね。アニメ版では凄いことになってましたなぁw

僕は常にひとりでプロット作りをしているので、ああいうふうに意見を出し合って形にしていく姿にちょっと憧れますね。

きっとひとりでは到達しえない場所に行けると思うんですよ。

もちろん、苦労も絶えないでしょうけど…。
人間関係的なアレコレとかね…。やっぱひとりでいいかも(苦笑)

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むしろ巻末の企画書に1番興味が向いた

あとがきを読んでいたら「巻末にある企画書が~」とあってページを繰ってみたら、ありますあります企画書が。冴えカノの企画書ではなく、物語中で倫也のサークルが作るゲームの企画書ね。

ゲームと小説という違いはありますけど、これはとても参考になりました。僕はいつもザックリとしたプロットしか作らないので。

というか今まで自分のプロットをザックリだと思ってなかったんですけど、冴えカノ2巻巻末の企画書を見て、「うわ、オイラの企画書めっちゃザックリやん…」と思ったわけですw

次に書く作品はこの企画書を参考に、作り込んでみようかなと思います。

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