※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、レム推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『Re:ゼロから始める異世界生活17』を読了したので感想をば。
『Re:ゼロから始める異世界生活17』感想
あらすじ
16巻のラストで15分前に死に戻ったスバルの続き。
過去最短過ぎてどーすんの?って思ってたら案の定余裕なかった。
シリウス・ロマネコンティ登場によってプリステラは阿鼻叫喚の戦場と化す。
序盤から切羽詰まって怒濤の展開。
強さを誇っていた彼さえも絶望し己を責めてしまう…。
そんな感じ。
感想(ネタバレ極薄)
以下のツイートは読了直後の僕のツイート。
絶望的であると同時に、この章をきっちりクリアすれば号泣必至の待ちに待った感動展開もあるかも……!!って思わせてくれた。このバランスの取り方がテクニカルで脱帽。これまでの積み重ねがあってこそですなぁ。うん。
— カカオ (@kudoshin06s) 2018年9月25日
大乱闘!!って感じ。スマブラもビックリですわ。
スマブラやったことないけど。
バトルに次ぐバトルで、スバルはもちろんベア子との連携技なども読めて胸熱な内容でした。
リゼロらしく絶望的な気分にもさせてくれましたけど…。
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう!
僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
ラインハルトが登場しても失敗ルートとは…
スバル単独で突入した一度目は絶対に失敗すると思いましたなぁ。そう思ったのは僕だけではあるまいw
ただラインハルトが登場したループまでもが失敗に終わるとは。エルザの時は上手くいったけど二度目はないってか…。
ラインハルトがシリウスを倒しても、その場にいる全員が道連れにされちゃあどうしようもない。
シリウス対策は本当にどうするんだろう。
皆目見当もつかないけど、だからこそ楽しみですねぇ。
カカオ
ちなみに現時点で有効な作戦は、その場にシリウスとラインハルトしかいない状況を作り、剣聖パワーでどうにかしてもらうっきゃないと思う(苦笑
ガーフィールが主人公級に熱くて切ない…
17巻でとにかく胸にジーンときたのはガーフィールの心情ですなぁ。
ラインハルトを前にして一歩引いてしまった自分を認識し、最強を目指す意欲を失いかけてしまったり、
かと思えば死んだと思われていた母親に再会するも、彼女は記憶喪失で既に新しい夫と子供二人がいたり。
その子供が自分と同じ姉と弟って構成なもんだから余計に自分と重なってしまう。
そんな彼を優しくも豪快に慰めてくれたのがミミ。
ガーフィールも少しずつミミに心を開いていく感じがよかったですなぁ。
けれどその後の魔女教との戦闘で、ミミがガーフィールを庇って瀕死の重傷を負ってしまいしかも傷が癒えない。
そもそも戦闘は最小限にして逃げようって算段だったのに、ガーフィールがいけると思って突撃してしまったのが原因という…。
どんだけ背負ってんだお前!!
失意に沈むガーフィール。
ボロボロになったミミを抱えてきたときは何事かと思ったけれど、そりゃ自分を責めてしまいますわ…。
その後、リカードの激励で復活して逆襲を誓う。
なんかやってることがホント主人公っぽくて、僕はガーフに感情移入してしまった。
都市庁舎奪還作戦のオールスターっぷりが半端ない!が…
スバルはともかく
- ヴィルヘルム
- ユリウス
- リカード
- クルシュ
- ガーフィール
っていう白鯨にだって勝てちゃいそうな面々が、魔女教に乗っ取られた都市庁舎を奪還せんと突撃する様子が熱かった。
ただこうも豪華なメンバーを揃えてくると
どんだけ敵は強いんや…
と不安とワクワク感でいっぱいになったw
そして予感は的中。互角やんけ!!いや面白いけどっ!
敵の魔女教徒二人組の片割れは、ヴィルヘルムの奥さんテレシアかもしれない感じだし(可能性は薄そうだけど)
腕が何本もあるほうも、なんかどっかで見たような…(ヴィルヘルムが若い頃の話で似たようなのが……)
ヴィルヘルムさん、めっちゃ関わってきそう…。
暴食キター!!
カカオ
やっと現れやがったかオメー…!!
と思ったのは僕だけではないかと!
17巻は味方の層が厚い割に絶望的ではあったんだけど、その中で絶望と希望を両方持ってたのが暴食の存在ですなぁ。
なにせレムとクルシュを救うには、暴食を倒すのは必要不可欠。
この章でもし暴食を倒すことができればレムが…って考えると、勝手にレムが目覚めたときのことを想像して感動せずにはいられないです。
もっとも、暴食を倒せれば…の話ですけど。
ただレムとクルシュが今の状態になったのは確か9巻ですよね。
もう十分引っ張った感あるし、そろそろ救ってくれてもええのでは…。
僕ぁレムが「スバルくんっ」って言ってるとこを読みたいっすよ(懇願
カカオ
後述するけど、9巻でレムの前に現れたのは暴食だけでなく強欲もでした。強欲もやっつけてくれ。
自分だけでなく相手も強制的に変身させるスタイルですか…
ペテルギウスをアニメで始めてみたとき
カカオ
何このめっちゃキてる松岡さん…www
って思ったものだけど、大罪司教ってのはどれもペテ公ばりにキてるのばっかなんだなーと思わずにはいられなかったですねぇ。
17巻は総勢4人が登場してるけど、どれもまぁ個性的というかブッ飛んでる。
その中でも町中に狂った放送かましてたカペラが個人的には一番グロかった。
都市庁舎の人たちを強制的にハエに変身させていたのが…。
しかも人の大きさぐらいのハエって…大きさはそのまんまなんかい。
人を別の何かに変形、変身させてしまうグロさって本当にヤバいなと読んでいて思いました…。
これ、いつかアニメ化したときにどう映像化するんだろ。恐くもあり楽しみでもある。
17巻に登場した大罪司教と権能をまとめてみた。
てっきりこの章はシリウスだけかと思いきや、次から次へと大罪司教が登場。
しかも大罪司教が全員揃っている可能性すらあるとか…。
ちょっと把握しきれなくなってきません?
そんなワケで、17巻に登場した大罪司教と特徴、その権能をザックリとまとめてみた。
まずはメンバーを列挙していきます。
- 『憤怒』シリウス・ロマネコンティ
- 『強欲』レグルス・コルニアス
- 『暴食』ライ・バテンカイトス
- 『色欲』カペラ・エメラダ・ルグニカ
カペラの名前長い…。
では1人ずつ詳しく見ていきましょう。
『憤怒』シリウス・ロマネコンティ
ロマネコンティ、とか名乗ってるけど、ただペテ公のことが好きなだけで結婚してたワケじゃないっぽい。
なんならペテルギウスのストーカー気質な感じすらある。
権能は名前は不明だけど作中では「洗魂」となってた。
その場にいる人間の感情や状態を共有させ思い通りに操ってる感じ。
例えばその中にいる誰かが死んじゃうとみんな同じ死に方をする。ヤバい。
『強欲』レグルス・コルニアス
そこはかとなく話の通じない意識高い系を連想させるキャラ。
魔女教にしては珍しくイケメンな感じ。
権能は不明だけど、スバルの脚をサクッと重傷にしちゃいました。
なお、エミリアたんと結婚する気満々。
ちなみに気になって9巻を読み返したら、暴食と一緒にレムとクルシュの前に登場してましたねこの人。
カカオ
しかもクルシュの腕を吹っ飛ばしてた。許せん。
『暴食』ライ・バテンカイトス
レムを眠り姫状態にしてクルシュの記憶を奪った…とされてる。
実際の所、9巻でレムたちを行動不能にした詳しい描写はなかったんで、もしかすると一緒にいた強欲も何かやったのかも分からんです。
詳しい権能は不明だけど、暴食って言うからには記憶とか何でも食っちゃいそう。
ちなみに暴食に名前を名乗ってはいけないとのこと。
カカオ
そういやレムは9巻で胸張って名乗ってたなぁ…。
『色欲』カペラ・エメラダ・ルグニカ
プリステラ中に気の狂った放送をしてた大罪司教。一応女子です。
「リア充爆発しろ!!」とか言ってる人をこれでもかってぐらいに歪めたような人格。
名前に「ルグニカ」があるのは今のところ不明。
過去の王族にかなりヤバいのがいたって話なので、その名前を使ったのでは…っていうのが今のところ有力か。
権能は自分も相手も変身させられる能力。これがエグすぎてヤバい。
自分に使えば単純に能力強化できるし、他人に使えば…やっぱエグい。
カカオ
ってな感じです。 僕としては『強欲』と『暴食』をとにかく倒して欲しいところ。
17巻でまだ謎なところを列挙してみた。
- ラインハルトはどこで何してるの?
- オットーもどこで何してるの?
- プリシラはどこで何してるの?
- アルは何か色々知ってそう。
こんな感じですなぁ。
特にアルは『暴食』に名乗ってはいけないって情報をもたらしたりと、なぜか魔女教のことを知っていたんで気になる。
よく考えてみると彼はプリシラが描かれていた短編で奇妙な能力を使っていたような。
レムとラムを勘違いもしていたような。
これまでちょいちょい描かれていたアルの奇妙な引っかかりが、明らかになるかも。
リゼロ17巻の感想|まとめ
17巻は怒濤のバトルって感じでした。
16巻で色々と伏線を仕込んでた感あったんで、リゼロの熱い戦闘シーンが読めてめっちゃ楽しかったです!
ついに『暴食』と『強欲』も登場したし、レムの目覚めも期待していいかも?