※ネタバレ注意
カカオ
どうもお疲れ様、あやせ推しのカカオ(@kudoshin06s)です。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない13 あやせif 上』を読了したので感想をば。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない あやせif 上』感想
あらすじ
時系列は京介が高校3年で6月の頃。
アニメ2期の「ラブタッチ」のエピソード辺りから物語は始まる。
あやせから相談があると持ちかけられる京介。
例によって桐乃のことで、良からぬゲームによって自分が蔑ろにされていると主張するあやせ。
京介は真相を確かめるべく、桐乃に直接訊くことに…。
こんな感じで相談に乗っているうちに、京介とあやせの距離は縮まっていく。
これまでの誤解も解けていき二人は……
ってな感じ。
感想(ネタバレ無し)
以下は読了直後の僕のツイートです。
控えめに言っても最高です。
SAIKOです。
本編で京介に振られたあやせを見たときは
カカオ
こうなることは分かっていた……分かっていたんだけど……くぅ(泣)
なんて具合に、あやせ推しの僕としては辛い展開だったw
それがついにあやせルートですよ!
あやせ要素がギュッと詰まっています。
冗談抜きであやせが登場しないページは凄く少ない。
あやせが好きならマジでオススメですっ!
カカオ
以下はネタバレ盛りだくさんな読んだ人向きの内容なので、まだ読んでない人は撤退しよう! 僕が面白いと思ったところや気に入ったところをピックアップしていきます。
『俺いも あやせif上』の良かったところ
- ラブタッチ再びw
- 京介の誤解が解けるシーン
- あやせのメイド喫茶体験
- 麻奈美、沙織、黒猫、加奈子の登場
- 上巻で京介とあやせが付き合うことになったこと
- とにかく1冊ほぼ全てが「あやせ」だった
1つずつ解説していきます!
ラブタッチ再びw
カカオ
ifってどこから話が始まるんだろ……
と思っていたら、まさかの「ラブタッチ」からでしたw
ラブタッチとは、アニメ2期でも描かれていたゲームで、外にいてもメールでヒロインとやり取りができるというアレ。
桐乃があやせそっちのけでデレデレになっているキモさは相変わらずだし、京介に不満をブチまけ荒ぶるあやせも変わらずw
このエピソードに関しては、ほぼアニメまんまって感じでしたけどとても面白かったです。
カカオ
原作だとラブタッチって描かれてたっけ? 何せ俺いも原作読んだの何年も前だから記憶が…w
京介の誤解が解けるシーン
ラブタッチ事件以降は僕の知らないストーリーになりました。
あやせルートに分岐したワケですな。
あやせルートの始まりは、京介が以前ついた嘘(コミケ帰りの桐乃たちをあやせが見つけて……っていうあのトラブルを解決するために京介がついたアレ)、
それを誤解だと認識していたあやせの独白で、これがほっこりしてよかった。
京介とあやせが、本当の意味で始まった感ありましたね。
あやせのメイド喫茶体験
桐乃のためにオタク趣味を理解しようと、あやせは京介を誘ってアキバへ行く。
このときのメイド喫茶の描写がめっちゃ笑えましたなぁ。
メイドは京介がもはや常連であることや他の女子と来ていたことを意図的にバラすし、その場にいた沙織が登場するしで。
京介とあやせのアキバの散策それ自体も、キレッキレのあやせが読めて面白かった!
この時点であやせは京介に気があったんでしょうなぁ。
「桐乃のオタク趣味を知りたい」というのも多少はあったかもですけど、あやせ的に、京介と二人でいれて彼が楽しめる場所=アキバ、って感じだったと思われ。
麻奈美、沙織、黒猫、加奈子の登場
懐かしのキャラもしっかり登場しまっせ!
前述のとおり沙織はメイド喫茶で突如登場するし、麻奈美はそれ以前のラブタッチで出てきます。
黒猫と加奈子はコミケで登場してくれて嬉しかったですなぁ。
黒猫は孤独に同人誌を売っていて、京介と一緒にいたあやせと案の定衝突w
加奈子はメルルの恰好でライブ!
大変な人気っぷりでした。
本当に「おかえり!」って言いたいレベルで懐かしさを感じましたね。うん。
カカオ
メルルのライブ、めっちゃいいよねw
上巻で京介とあやせが付き合うことになったこと
「上巻」とあったので「下巻」かあるいは「中巻と下巻」が出る…
そう思った僕は以下の二つの展開になると思いました。
- 全巻通して二人がくっ付くまでを描く
- 途中で付き合い始めて恋人同士の様子も描く
個人的には二人がくっ付いてあやせがデレるシーンを大量に読みたい…!
果たしてどっちなのか…。
で、実際はどうだったかとうと、あやせが京介に告白して付き合うことになってくれた!
これで下巻はこれまでとは違ったあやせが読めそう!
まぁ本編では京介と黒猫が一時期付き合ったぐらいですからね。
あやせと付き合ってくれる展開はかなり期待大でしたw
カカオ
ちなみにこの次は「下巻」とのこと!
とにかく1冊ほぼ全てが「あやせ」だった
最後まで読み終えて思ったのは
あやせでいっぱい(語彙)
本編だと桐乃や黒猫の存在感が大きく、あやせはヒロイン候補になり得る存在であったにせよ「無理だよね…」という感じが強かった。
それがこの本では約束された勝利の元で物語が進んでくれる!!
そのおかげか、あやせの登場シーンは9割以上!(僕の肌感覚)
カカオ
あやせ推しの僕としては、ただひたすらに喜ぶ以外になかった…!!
『俺いも あやせif上』の微妙だったところ
僕が欲張りなだけかもしれませんけど、もうちょっと本に厚みが欲しかったかなとw
この作品って読みやすい文体なのであっという間に読める。
それはメリットなんですけど、ページ数が少ないと読了が早い。
俺いもif、211ページだったんでマジで光の速さで読み終えた感ありますw
あやせワールドに浸りたい僕としては
カカオ
500ページあってもええんやで?
って感じですね!
はい、ただの欲張りでした。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない あやせif 上』感想|まとめ
あやせ推しへの救済処置として読ませて頂きましたw
最高の一言です!
特に大きな波乱などはなく、あやせと付き合うまでが穏やかに(特にあやせに蹴られながらw)描かれていて、読んでいて楽しかった。
ゲームのシナリオを今回小説にしたっぽいですね。
そこら辺の事情を僕はよく知らないんですけど。
下巻は波乱があるかもしれませんなぁ。
桐乃や麻奈美が二人が付き合うことをどう思うのか、これに尽きるかなと。
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